フィリピンの警察官になるには主に警察学校がある。警察学校なんて気にした事が無かったが日本の警察学校分類上は、公安職公務員警察養成の職業訓練校という扱いになっていて学校ではなく、あくまで警察組織内の教養施設であり、警察官・一般職員に対する研修事務と言う立ち位置。
かたやフィリピンの警察は警察官養成の専門学校だ。プライベートとパブリックがあり当然学費はプライベートの方が高い。大体年間100万円でパブリックはその半分くらい。プライベートは主に警察官の子息や生活レベルの高い人たち、パブリックは普通の方々と言ったところだ。しかし共通するのは悪を許さず体を張って生きる意志のある若者だ。(いずれどうなるかは個人次第だが)
警察学校は普通4年制で最初の2年は主に法律等の学科、後の2年が実地。ゆえに3年制になると銃の訓練も本格化するため個人で銃を持つためパブリックでは銃を買う必要があるのだ。まるで学校で使うタブレットを各自購入するノリだ。大体7~8万円が一般的な銃の相場。もちろん所持及び使用のライセンスも取得する。
パブリックではこの様に必要な教材や銃、制服等その都度購入する必要があるが、プライベートではその辺の費用は全てインクルードされているのが一般的。
最近警察学校を卒業してもアルバイト等に従事して警察官になるのを見送っている人が多い。それはドテルテの指示で若い新人警察官の最初の勤務先がミンダナオのISIS、共産武装勢力が居る地域の警察署に赴任させられているのだ。当然命の危険が増す。
警察学校を卒業すれば警察官になる権利は有するので、ドテルテの大統領の任期が無くなるまで待って警察官になろうとしている若者が続出と云う訳だ。
私はフィリピンでストリートチルドレンを対象としたソーシャルビジネスをしたいと考えております。
ある16歳のストリートチルドレンに夢を聞いたところ「警察官になりたい」と言っていて、フィリピンの警察学校について調べていました。
フィリピンの学校は、午前と午後の定員入替制だと思いますが、警察学校も同様でしょうか?
15歳以上のストリートチルドレンに学校がない時間帯に仕事を提供して、学校に通いながら生活費が稼げるような仕事ができるビジネスモデルを考えているので、質問させて頂きました。
ご回答いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ちなみの2018年警察学校に通っていた彼は、今最終の試験を控えているそうです。かれこれ5年ですからファミリーみんなの力が必要ですね。