新 紫微斗数 星曜派 飛星派 欽天四化「宮立命 宮巫女」

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説明されていないだけ

2018年11月12日 | 占い 紫微斗数
説明されていないだけ

先日、近所の書店に立ち寄ったついでに、占い書コーナーで立ち読みをしました。
そこで何となく手にしたのが「九星気学」の書物でした。
パラパラと流し見していると次のような文章が目に入りました。
「四柱推命は人生の吉凶を鋭く鑑定できる命術だが、残念ながら凶運に関しては避けることが出来ない」の一節でした。そして次のような下りも目に入りました。
「九星気学は吉方位取りという方法で開運ができる」。

まあ、「吉方位取り」で開運が出来るのかどうかは、私は体験が無いので何とも言えませんが、気になったのは「四柱推命は凶運を避けることが出来ない」という一節です。
同じ命術の「紫微斗数」も四柱推命と同格の命術ですので「凶運を避けれない」という超マイナスな表現には引っ掛かるものがありました。
また、「避けられない」という表現も、どうかと思います。

確かに、これまでの占いは「凶運は避けられない」と判断するやり方が、一般的だったかも知れません。教室でも、そう教えているところが多いのでしょう。
私自身も「あなたは一生成功することは無い、何しても失敗する」と、占い鑑定で決めつけられました。
しかし、「凶運は避けられない」というのは大きな誤りです。
何故なら、悪いことが起こるのには必ず原因が在るのです。

ただ、自分の行動や考えでは、どうにも成らない出来事も有ることは事実です。
例えば、乗り合わせた電車が大事故を起こす、といった出来事は誰も知る由もないです。
まさに運が悪いとしか云いようが在りませんが、そうではない悪い出来事も多いです。
結婚の失敗、事業の失敗、交通事故に遭いやすい人、対人関係で苦労する人、社会に出て酷い目に遭う人、健康で苦労する人など、むしろキチンと原因が在って起こる悪い出来事の方が多いのです。
乗り合わせた電車の事故ですら原因は必ず在ります。空から隕石が落ちてきて死ぬ確率の方が極めて稀です。
ほとんどの出来事には必ず原因があります。ただ、その原因を認識出来ていなかったり、知らなかったのが一番でしょう。
占いで「凶運は避けられない」というのは、占い師の言い分です。本当は避けることも多いのですが、占う側が避ける方法を知らない、あるいは「凶運」と結果が出る原因を占う側が見付けられない。

単純に占い教室で学んだ理論どおりの、解釈しか知らないのが一般的なのです。
「なぜ、凶運になるのか?」、そういう理論はほとんどの教室では説明されません。

冒頭で記述した、九星気学の書籍で「四柱推命の占いは凶運を避けられない」という文言には大きな誤りがあります。
以下のように解釈を修正した方が良いと思います。
「占い師の中には凶運になる原因を解読できない者も居る」と。

また、凶運になる原因を元々、教えているところも無いので、教室で学んだだけでは判らなくても当たり前です。
もっとも、様々な人生体験を積んでいれば、その体験を通して、占わなくても今後どんなことが起こりそうなのかは想像もつきます。

波乱万丈の体験が多いほど、占い師でなくても、相談員あるいは、カウンセラーも適職かも知れません。
多くの人生体験を通して判断すれば、その予測を占いという命盤で確認する鑑定ができます。
極論を云えば、最高の占い師は、不倫も離婚も、破産や訴訟も、成功も失敗も、ありとあらゆる体験が多いほど、凶運を避けるアドバイスも豊富と云えます。

しかし、どんな素晴らしいアドバイスでも占って貰う側が、ただただ怖がって居るだけでは、何の解決も出来ません。
「津波が来たぞ~!」と云われたら、「きゃー怖い~」とその場に座り込んで動けなくなる人が居ます。このような人は占わない方がよいです。
このような人は、ある日突然、死んでしまう方が幸せです。

本当に人生が切り開ける人は、津波が押し寄せても、自分の足で助かろうと、逃げる行動が起こせる人です。
やはり、努力は最低限に必要な行為と断言します。


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