私が洋楽を聴くきっかけになった曲は、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」です。誰もが一度は聞いたことがある、エバーグリーンな名曲です。この曲が気になり始めたのは中学生のとき。当時、柴田恭平が出演していたジャックスかJCBカードのCMで流れていました。とても、哀しげで心休まるメロディーで、雨の車中の柴田恭平が格好良かったです。CM中のシンガーのクレジットを見て、「ギルバート」だけ覚え、それっぽい人をレンタルCD店で借りようとしました。ギルバートは他にもいたと思いますが、モノクロで子供がジャケットのCDを見たとき、直感で「これっぽいな」と思いレンタルしました。その後、聞いてみると「ビンゴ!!」。「やったー。俺ってすげー」と感動した記憶があります。同時期、兄の影響でデヴィッド・ボウイのグラム期のジギースターダストなども良く聞いていました。ギルバート・オサリバンとは何もかぶりませんが、その辺が中学生らしいですね。そういえば、嵐の二宮がでる新ドラマの予告で「スペース・オディッティ」が流れていました。「まさか、主題歌???。アリエネー!!!。」って思いました。そういえば、これも確か中学時代だと思いますが、TOYOTAの車のCMで流れていたプラターズの「TWILIGHT TIME」も大のお気に入り。CDを購入しました。夜の摩天楼に花火がパッと打ち上げられ、ドレスアップした美男美女が抱き合う、とてもロマンティックなCMでした。最近はこういう、大人っぽいロマンティックなCMが少ないなー。変に計算されつくされた、クスッって笑うようなCMばかりですね。あまりテレビ見てないから実は良く分からないが、そんな印象が強いです。余談ですが、ギルバートの「アローン・アゲイン」と雰囲気が似ていてお勧めなのが、ハース・マルティネスの「オールトゥゲザー・アローン」。フリーソウルにも入っている曲で最初聞いたときは、なんか懐かしい感じでした。最後に、アローン・アゲインは大好きなドラマ「君の瞳をタイホする」にも挿入歌で使われていました。丁度、真冬の娘の鈴子がスケート場で喧嘩する沢田と真冬に何も告げずに消えてしまうシーンです。再放送で見て気付きました。本当に愛されている名曲だなー。