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しゅうさんのミリタリー雑談ブログ

キーウの幽霊(今回は本物でしょうか?)

2022年2月のウクライナ侵攻緒戦に、ロシア軍機を6機撃墜した英雄としてコールサイン“キーウの幽霊”と名付けられたパイロットがいました。

当時はウクライナ国防省をはじめとする様々なSNSで発信されました。

しかし後に、ウクライナ国防省は国民向けプロパガンダであったことを公式に認め、ロシア軍からキーウを防衛した“第40戦術航空旅団の優秀なパイロット達の集合的なイメージ”だったと発表しました。

実際、日本の某大手プラモデルメーカーからはキット化され話題になりました。

さて、2024年にようやく配備され本土防空に出撃しているF-16について、ウクライナ空軍の公式Xに2025年の年明け早々、「1回の出撃で6発のロシアの巡航ミサイルを撃墜した」と発表がありました。

下記X投稿のグーグル翻訳版です。

「ウクライナのF-16戦闘機パイロットが、1回の戦闘出撃でロシアの巡航ミサイル6発を撃墜した。 検証されたデータによると、2024年12月13日、ウクライナのF-16パイロットが史上初めて巡航ミサイル6発を撃墜した。彼は空対空ミサイル4発と戦闘機の機関砲を使用して、この前例のない偉業を成し遂げた。」

ただ、先に書いた“キーウの幽霊”の例もありますし、ここ最近の都市部への無差別攻撃や戦況が芳しくない東部戦線の状況により国民に厭戦気分が広がっているのも事実ですから、もしかするとプロパガンダの意味合いがあるのかも…。

と思いきや、EUからの資金援助で運用されている「ウクライナ戦略コミュニケーション・情報セキュリティセンター(SPRAVDI)」もこの件を発表しました。(それでもあくまでウクライナの機関なので、事実かわかりませんが)

今後、ISWとかOSINTから分析レポートでも出れば、追加で私見を書きたいと思います。

個人的には、練度が上がっているという事実であってほしいものです。

アイキャッチ画像引用:https://x.com/DefenceU/status/1870491848843620681


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