お待たせしました!(待ってない!)
前回から続きです。
まずキャタピラですが、現用戦車のほとんどは側面のサイドスカートで隠れるため、キャタピラのたるみを再現しなくてよく、(お高く、めんどくさい別売りの連結式キャタピラを使わなくてよく)、付属のゴム製キャタピラを使います。
このサイドスカートのウンチク説明は、完成品のところで。
ドイツの土の色ですが、YouTubeの演習動画を観ると、ウクライナとかロシアのように黒色土壌というよりは茶系の土壌のようなので、ブラウン系とサンド系のウェザリング用塗料をブレンドしてキャタピラを汚します。
レオ2車体塗装は基本色のNATOグリーンから始めます。
後工程のウォッシングで色調が暗くなるので、少し白を混ぜて明るめに調色します。
先のシャドー吹きの部分を微妙に残しながら、パネルを強調するようにエアブラシ塗装します。
微妙に下地のオキサイドレッドが残りますが、ウェザリングや墨入れ、チッピングをするとそれなりに“汚れっぽく”なると思うので、気にしません。
こう見ると、グリーンで車高が低く砲塔も角ばって平たいので、カメムシのような。
このグリーン塗装だけだと、個人的にイメージが非常に悪いロシアの戦車を想像しますが、この後にNATOブラウンとNATOブラックの迷彩色をいれると、なぜか個人的にイメージが非常に良いドイツの戦車に変わります。
因みにわたくし、エイブラムスよりレオ2のワイドアンドローなシルエットが断然好きです。
次回は迷彩色をいれて、細かな着色とウェザリングまでいけるかな?(がんばってやれよ!)
余談です。
Xにウクライナで撃破、鹵獲された錚々たる西側の供与兵器が、モスクワで見世物(さらし首)にされている動画が投稿されています。(リストを見ると、まさに多国籍軍の様相です)
なんとも哀しいものですが、逆にウクライナのキーウでも侵攻当初に撃破されたロシアの車両等々、見世物にされています。
国民に対するこういうプロパガンダって生々しいですね。
Tomorrow Russia will open the largest historical exhibition of captured NATO and Ukrainian army equipment!
— S p r i n t e r F a c t o r y (@Sprinterfactory) April 30, 2024
The exhibition will include more than 800 units of military equipment of NATO and the Ukrainian army and is the largest of its kind in history!
The exhibition will… pic.twitter.com/37T7ZlKkGG