心Cafe 〜Kuga Chanの目指す道〜

過去から学んだ色んなこと。こんなやり方も、こんな考え方もあるのかと思って頂ければ幸に思います。

あれから9年

2020-03-11 20:44:02 | 日記
東北で大きな津波を伴う地震が起きたのは9年前。

その時、kugachanは長男君と末っ子ちゃんを連れ、長男君のお友達のお家に遊びに行っておりました。
末っ子ちゃんが「何か揺れてる」と言い出し、お友達ママさんも「やっぱりそう思う?」と末っ子ちゃんに言い、kugachanは飼われているワンちゃんとはしゃいでいたので判らず・・・。
お友達ママさんがTVを点けると、既に津波が漁港を飲み込み、魚を入れる青いコンテナが大量に長されているのを見て、3人とも絶句したのを、今でもハッキリ覚えております。

長女ちゃんが生まれたばかりの四半世紀前に起きた阪神淡路大震災で、6千人以上の方が倒壊や火事で亡くなられ、津波こそ無かったものの、広い範囲でライフラインが止まってしまい、kugachanの住んでいた当時のアパートは震度4であったにも関わらず、トイレとお風呂に同じ高さの所にヒビが入り・・・。

また、大きな地震が来たら、幼い長男君と生まれたばかりの長女ちゃんを連れて、1人で安全な場所まで逃げれるだろうか?
逃げたとして、オムツやミルクは?
この寒さで子供達は風邪をひかないだろうか?
等々、色々考えこんでしまったものです。

また、火事により亡くなった方々の事を思うと、火を使う事も出来なくなってしまい、炊飯器でご飯は炊けるものの、おかずはお惣菜の日々になってしまいました。
震度1でも飛び起き、また、揺れてる気がして眠れず、心身共に疲れ果ててようやく少し眠る・・・の繰り返しでした。

元夫は、つまみが無い、火を使えないとか有り得ん!とブ千切れて居りましたが、kugachanにしてみれば「お前は何か有ったら、子供もkugachanも見捨てて1人で逃げるだろうがっ!!」と内心怒りに満ちておりました。
(実際、子供が泣いて鬱陶しいと、子供を置き去りにしようとした事がある人です)

もう、2度と大きな地震は来ないで欲しいと思いながら少しずつ普段通りの生活に戻って行きました。

そして、あの東北の大震災をTV越しとは言え、連日NEWSでその様子を見ると、フラッシュバックしてしまっていました。
今でも、毎月、一定の期間は地震情報や地震の動画、ホントかどうかは判らないのですが、予知動画や記事まで見てしまいます。

そして、今日、自治会より配布されたものがあります。
安否確認ボード

裏にはメモが書けるようになっています。
家族全員の安否が確認出来たら、玄関にぶら下げるように・・・との事。
震災が起こったら、警察・消防・自衛隊・自治会などが、各家を周り、安否をう伺うとかで、それを迅速にスピーディに出来るようにと、このボードが配られたのです。

東北の大震災を教訓にする為か、今、南海トラフ地震や首都直下型地震が新型コロナの影で今も囁かれています。
南海トラフ地震は30年以内に起こる可能性が高いと言われ続け、また、その確率も上がって来ているとか・・・。

南海トラフ地震ともなると、日本全土で激しい揺れと津波、また、火事や帰宅困難者等、相当なダメージが有るはずです。
そして、自宅避難が出来れば良いのですが、それも難しい家屋も多いでしょうし、新しい耐震基準に合わせて建てた家屋も、隣で火事が起こればひとたまりも有りません。

常日頃の備えが大事だと言うのは判ります。
しょっちゅう、避難用バッグの中身を見て、何か足りないモノは無いか?と自問自答し、ネット等でも売られている非常持ち出し袋の中身と比べたり、持って逃げられる重さなのか、とか、色々考えては眠れなくなる。

家族の人数×3日分と申しますが、3日で物資が届くとは思えません。
避難用農地と言うのも自宅近辺にありますが、そこには何も備蓄はされておりませんし、周りは住宅です。
火災旋風など起こったら、火の竜巻に追いかけられるように逃げる事になるでしょうしね・・・。

災害用トイレを完備している大きな公園まで約2.6km。
津波到達予想時間は2時間弱、kugachanの住む府県では13万人以上が死亡すると予想されており、海に近い場所で働いている長男君、川の多い、海が近い場所に住んでいる長女ちゃん、大きな川の近くに住む末っ子ちゃんの安否が、ちゃんと逃げ切れるのかと言う不安が日々増幅していくのです。

家をでた娘2人には、ちゃんと非常持ち出し袋を準備するようにと、常にある程度の飲食物や薬、補助充電器等を持ち歩くよう言ってありますが、ちゃんと持ち歩いてくれてるのか不安で仕方がありません。

一緒に住んでいる長男君の鞄はcheck出来ますけどね。
そして、海に近い場所で働いている長男君には、5階以上の頑丈な建物にスグに逃げるように!!と常々言っているのですが、そのような場所があるのかも判らないし、万が一、電車に乗っている時間帯だったら、電車に閉じ込められる可能性もありますしね・・・。

そんな心配ばかりしている中に、南海トラフ地震関連のNEWSを見聞きすると、また眠れなくなってしまうんですよね。

自宅避難用にも、しっかりと蓄えは必要。
そして、持ち出し袋も必要です。
玄関にポンと置いていてもおかしく無いような形で持ち出し袋は置いてあります。
でも、今のままでは足りない気がしてなりません。

皆様も、日本全国、いえ、世界中、何時何処で大地震が起きるか判りません。
何処に居ても迅速な判断と行動がとれるよう、心掛けてくださいね。

そして、阪神淡路大震災、東日本大震災にて亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、生還された方々の幸せを祈ります。

出来れば、スロースリップだけで、地殻のストレスを解消し、大きな災害にならない事を1番に祈っています。