長男君の職場と言うか、職場から派遣されて働きに出ていた所から、撤退するとのお達しが。
8月いっぱいだそうですが、もしかしたら早まるかも、遅くなるかもとあやふやなんです。
前にも1度会社が勝手に変わっていた・・・と言う事があり、難しい事が判らない長男君は、このリストラを受け入れ、違う職場を探そうと心に決めたようです。
直属の上司に当たる人も同じ手口で、今の会社名の社員として働いておりましたが、辞める方向で検討しているそうです。(長男君談)
リストラなのですし、キチンと文書で何故解雇になるのかを証明する文書を貰わないといけません。
コロナ倒産が相次ぐ中で、みんなギリギリの中での事ですし、コロナ全盛の時には、休ませる事や時短する事も無く、働かせるような職場なのに、コロナ騒動に光が差し始めた途端にこうなのですから、ホントなら、職場名も何もかもを晒したいくらいです。
けれど、場所も遠かったですし、良い方向へ考えを向けようと、これからまた2人で長男君の仕事探しをする事になりました。
実はと言うと、障碍者を1人雇う毎に1人頭幾ら、と言う支援金が出るそうなんですよね。
なので、2年経ってポイッ!を繰り返している会社なのでは???とかなり疑っても居ます。
人間は皆、出来る事と出来ない事が有り、そして、大多数の側に入っていない人に対して、障害者年金等も出してくれていますが、ハッキリ言って、それだけでは食べて行けません。
医療費は当たり前に3割ですしね。
沢山検査をされてしまった日にゃ、1日で1ヶ月分無くなっちゃうと言う事も有り得ます。
当然、入院生活なんて出来ません。
次こそは、長男君が高齢になった時に、厚生年金からの年金がもらえる様にと、後、30年は働けるような場所をと探しているのでございます。
頑張って満員電車に乗り、頑張って働き、友達とのオンラインゲームや、マンガ、月に1度くらいのお友達と集まっての食事とゲーム大会。
そんなに贅沢はしておりません。
靴下も親指さんこんにちは、になるまで履き続け、下着類も「もうこれはダメだなぁ」と言うトコロまで着倒し、靴も雨になると靴の中が洪水になるまで履き潰し、食費は2万円に抑え、ささやかな週末の親子乾杯を楽しんでいる。
楽しみって、これだけですよ。
知的障害と自閉症を持っているので、注意散漫になったり、1つの事に考えが集中してしまうと、事故の元になる事から免許も取らせておりませんし、本人もそうなった時にどうするつもりだ?!と説得し、納得させ、お洒落とも程遠く、ブランド物の服も時計等も一切ありません。
少ない給料の中から、長男君からみると祖父母に当たる、kugachanの父母には、誕生日とお年玉を渡し、病気の父には「元気になったら、美味しいご飯をご馳走するんだぁ(^-^)」と・・・。
今年は、新型コロナの影響もあり、障碍者向けの大規模な面接会も無いかも知れません。
世の中、そんなヤツに仕事させられる程余裕ねぇよ!となっているのかも知れません。
が、生きているのです。
「僕は生きたいんだ。」と言っているのです。
将来を考えさせ、貯金もさせています。
そんなに贅沢をしていないのに、何故こんな目に???と親心では思えてしまうのと、大多数から外れた子に産んで御免なさいと言う気持ちがドンドン大きくなって行く。
もし、kugachanが大金持ちであれば、毎月、ボランティアでも行き、給料として毎月いくらか渡し、年金を払います。
当然、その中から貯金もさせる事でしょう。
ですが、kugachan自身、今月の給料はゼロなんですよね。
嫁に行った長女ちゃんも、家を出て1人暮らしをしている末っ子ちゃんにも、ホントは支援したいところです。
力不足の自分自身に腹が立ちます。
が、嘆いていても仕方が有りませんので、次をじっくり、しっかり調べ、幾つか内定を貰えるよう努力するのみです。
頑張れ!長男君!
そして、頑張れ!!大多数の輪に入れない人々。
もう1度、何度でも勉強をし直して、誰かの役に立つのがkugachanの仕事です。
長男君はその最初のクライエント。
やり遂げないとね。
ささやかな幸せを続けられるように。