前回はエアーポンプを磁石の交換でパワーアップする改造でしたが 圧力を上げることができそうな他の方法が思い浮かんだので試作してみました。
今回は2段階で圧力を上げる方法です。
エアーポンプを2個直列につなげば圧力を上げることができそうな気がするのですが エアーポンプの吸入側はエアチューブが接続できる構造にはなっていないのでそのままでは直列に接続することはできません。
まずエアーポンプの吸気側にエアチューブを接続するためのジョイントを取り付けます。
ダイアフラムを分解して下部シート(パッキン)の吸入部分をセメダインスーパーX(無溶剤弾性接着剤)でふさいでみたのですが 難接着材のためあっさりと接着剤は外れてしまいました。各パーツをよく観察すると このエアーポンプ(水作 SSPP-3の場合 パッキンを90度回転させて取り付けると吸入口をふさぐことができそうなのでパッキンの必要箇所に穴をあけ直して取り付け 吸入口をふさぎ その近くにエアー用ジョイントを差し込む穴を開け ジョイントを接着します。
このジョイントにもう1個のエアーポンプからのエアチューブを接続します。
さて…
エアーポンプを2つ直列につないでみたのですが…
圧力は多少上がったものの期待していたほどではなく CO2ストーン(GEX製)から泡が出るほどの圧力にはなりませんでした。
そこで 2段目めのポンプをネオジム磁石バージョンにしてみました。
動かして見ると 1個目からのエアチューブをつないだとたん急に静かになり圧力が単体の時より下がってしまいました。蓋を開けて中を観察するとゴムキャップがパンパンに膨らんでしまって磁石が電磁石の外で小さく振動していました。
ゴムパーツを使っている構造上 極端に圧力を上げるのは難しいようです。
パンパンに膨らんでしまったゴムキャップが磁石をいちばん外側におしやってしまっているので磁石の位置や振動版を曲げてみてもさほど効果はありませんでした。
エアーポンプを2台使う大げさな割には効果はもう1つでした。
吸引のできるエアーポンプが1台出来ましたが……。
製作される前に必ずこちらをお読み下さい。
そんな訳でこちらにも久しぶりに立ち寄ったのですが、またもや誰もやらないようなすごい事していますね。静けさが自慢の水心にそんなことをしてしまうとは・・・。
ちょっと壺に入って吹き出してしまいましたよ。
直列作戦、あまり効果が無かったようですが、押し込まれる側のエアーポンプのダイアフラムがエアーを吸い込むときに、押し込む側のポンプがエアーを送り出すことにより、エアーを2倍吸い込ませる、名付けて「スーパーチャージャー」作戦はどうでしょうか。(勝手に言っておきながらそんなことできるのかな?相をずらす??)
逆止弁を入れるだけでも効果があるかもです。
さておき第3弾期待していますよ。
メーカーの方が見られたら『なんちゅうことをすんねん!』と思われる記事ですね。
ちょっと小細工をすると振動と音はすぐに大きくなってしまいます。 …ということは 静かにするために微妙な調整といろんな工夫がされているということですね。パワーを下げずに静かにするのがどれだけ難しいことかよくわかる工作でした。
ちなみにその後 さらに悪あがきをしていて1台で もう少し圧力を上げることに成功しています。ただしエアーポンプは振動で勝手に動き出します。