熱帯魚工作箱

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サギソウの実生苗 その後

2009-09-24 18:03:43 | 育て方 (湿地植物など)

前回の記事から数カ月が経ち すっかり秋になってしまいました。
案の定 100本以上びっしりと出ていたサギソウの芽は あっという間に消滅してしまいました。
が… 他のポットで出遅れて発芽した苗が数本あったのですがそのうちの何本かが枯れることなくそれなりに成長しています。葉の大きさは6cmほどで小さいながらもサギソウの姿をしています。このポットにはほかにも2本が生き残っていて何がきっかけとなって成長しはじめたのかは分かりません。

今回初めて種をまいたので この結果がラッキーなのか それともこの程度の確率で生えるものなのかは分かりませんが いつものように忘れないうちに思い浮かんだことを書いておきます。

・いろんな用土を試してみたのですが熱帯魚用の粒状ピートを混ぜ込んだ植材で発芽率が良かったので発芽には用土のPH値が多少なりとも関係しているような気がします。

・前年にサギソウを育てていた用土を混ぜたポットも準備しましたが発芽は見られませんでした。

・発芽時期にばらつきがあるので失敗したと思っても少なくとも夏までは観察を続ける。

・腰水は塩素を抜いた水道水にピート水でPH6~6.5に調整したものを使いました ポットにじょうろなどで直接水はかけていません。

・発芽が見られたポットは マスターソイル(水草水槽用の用土) ミズゴケ+粒状ピート の2鉢でした。どちらもダンボールを刻刻んだものを混ぜてあります。

・どの培養土も使う前に消毒はしていません。

サギソウを植えている鉢の根元にも種をまいてみたのですが何本かは発芽して少しだけ成長してそのままの状態で何とか枯れずに残ってはいるのですがたくさん芽が出たとか成長が速くなったとかの優位点はみられませんでした。小さくても枯れずに残っているのが違いと言えなくはないですが。

今回、全てのポットに段ボールを入れたのでサギソウの発芽に段ボール栽培が有効だったのかはっきり分かりませんが 水を切らさずに腰水のPHを弱酸性に保てばそこそこの確率で芽は出ると思われます。 が この時点で殆どが枯れてしまうので次の葉を展開するのにもう1ステップ何かが必要なようです。

なんとなくですが 直接じょうろなどで水をかけないのと 用土を弱酸性(PH6~6.5?)に保つのはポイントのようです。


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