水草を育てるのには やっぱり水草専用の肥料(栄養剤)ですね なんといっても 安心感があります。
量とタイミングを間違えなければ…。
水槽が大きいと 使う肥料も多くなり 園芸用肥料が使えたらコストが抑えられそう と考え ネット情報を参考に 試してみたけれど 使いこなせず ベースになる肥料は やっぱり安心して使える水草用肥料に戻ることになります。
魚が少ない水槽では 窒素なども積極的に施肥しないと元気よく育ちません。
窒素肥料といってもいろいろあります 尿素性窒素 アンモニア性窒素 硝酸性窒素 など。
即効性や緩効性といった効き方の違いもあります。
おこし肥料のような 被覆(コート)肥料もあります。
水草用肥料と成分比が似ている園芸用肥料があっても 同じ効き方をするとは限らないのは それなりの理由があるはず。
以前から 水槽で使えそうな園芸用肥料を買い込んでは試していました。
検証の精度を上げるために 生体は ヤマトヌマエビのみ CO2は多めの一定量にしています。
コケが気になり 少なめで試していたのでは効果が分かりにくく 極端な量を施肥したりもするので 肥料の過剰や欠乏の症状が出ると 原因を特定するのに一苦労。
一度に肥料を何種類も試せないので時間がかかるし。
で…
今は 一般的な水草では 園芸用肥料のみで水草水槽を維持できるところまできました。
何種類もの園芸用肥料を 計量しながら使うようではバランスを崩しやすいうえ面倒なので 水草用肥料A を 園芸用肥料B に置き換えられるのがベストです できれば施肥量も同じで。
試行錯誤して 『カミハタおこし』と『テトライニシャルスティック』の置き換え肥料にたどり着きました。
☆ カミハタおこし は ハイコントロール650-180 で置き換えしています。
オコシと同様の園芸用コート肥料です。
650は成分比がN:P:K=16:5:10 で 180は180日タイプという意味です。
この肥料はプロ用で10kg入です。
コスパが良い とはいえ ちょっと量が多すぎですね。
私は スイレンや花ハスなどにも使うので数年で消費できそうな量です。
鉢植えなどにも便利なので 使い始めると ついつい頼ってしまう肥料です。
コート肥料は高価ですが それでも おこしと比べると割安です。
☆ イニシャルスティック は パーム焼成灰 で置き換えています。
く溶性カリ なのがポイントです。
この肥料もプロ用ですが 小分けでも販売されています。
強アルカリなので 入れすぎに注意しながら施肥しています。
固形(緩効性)カリ肥料に園芸用肥料を使っている人は少ないようです。
ま イニシャルスティックは量が多めなので 60cm水槽までなら わざわざ園芸用肥料に置き換える必要もありませんが。
パーム焼成灰の検証記事は こちら
両肥料とも 施肥量は 本家肥料と同じで問題ありません。
入れすぎると 生体に影響が出る可能性があります。
ヤマトヌマエビは 定期的に補充する必要があるので 肥料が濃くなった時にダメージを与えているようです。
これらの肥料はホームセンターや園芸店では販売されていません 私はネット通販で購入しました。
他にも 補助的に水草に使っている園芸用肥料があります
興味がある方は 肥料 用土カテゴリ からどうぞ。
この記事は私が検証した結果なので 試される場合は 自己責任でお願いします。
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