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ボトルアクアリウムでパールグラス

2015-11-17 18:00:03 | ボトルアクアリウム

CO2添加なしでも育つ水草でもボトルアクアリウムではうまく育てられないこともあるのですが 厳しい環境だということは分かっていても水草びっしりのボトルを作ってみたくなります。






水草水槽で初心者にとっては育てるのに苦労することもあるパールグラスですが CO2添加なしでも育つ水草でもあるので 水草水槽でトリミングしたものをボトルに植えてみました。
私が育てているのは ニューパールグラスではなく 以前から流通しているタイプのパールグラスで 葉っぱぎっしりの密集感が好きなんです。

パールグラスがCO2無しで育つといっても環境の整った水槽での話なので ボトルでも 25度程度の水温、ライト、肥料は必要です。 ハードルが高そうですが 冬場は温度が保てる場所に置く必要がありますが他の季節はあまり気にしなくても大丈夫でしょう ライトもデスクライトやクリップライトなどが使えそうですね。





パールグラスは環境が合わないと溶けるように枯れてしまう微妙な一面もあるので 水草水槽で元気に育った草体をできるだけ傷まないうちに植えます。

ショップではポット入や束ねた状態て販売されているので ベストな状態とはいえない場合が多く 買ってきたものをそのままボトルに植えても無残な状態になってしまう確立が高くなります。
水草水槽を維持している人がトリミングで余ったパールグラスをボトルに植えて楽しむ というようなスタイルであれば 簡単に維持できるでしょう。 初心者がパールグラスを買ってきてボトルで育てようとする場合は難易度が高くなります。

パールグラスはCO2添加無しの水槽で育てたものでもCO2添加で育てたもののどちらでもかまいませんが とにかく水槽で育った調子の良いものを準備します。
CO2添加で育てたものは葉が大きくで密集感があって見栄えがしますが 植え付け後 ボトル内で育った新芽が貧弱に見えるのはしかたがないですね。


今回は CO2添加無しで育てたパールグラスを使いました。

 

草体の比較

 

 




        左 CO2添加あり                      右 CO2添加なし


CO2添加なしで育てたものはひょろっとして少しボリューム感に欠けますがボトルに植えても環境が大きく変わらないという安心感があります。

試しに植えてみたときに どうせならと おもいっきり密植したのですが 下のほうの葉は徐々に枯れますが全体的には意外と枯れなかったので 今は本数を気にせず植えたいだけ植えています。


低床は肥料分のことを考えてソイルを使用 肥料は テトラ イニシャルスティックとクリプトを規定量施肥しています。
植えるパールグラスの長さを揃えておいて 同じ高さになるように1本づつ 手前をやや低く植え 小石や小さな枝流木を置くと見栄えがするボトルになります 全体にやや短いめで植えることで長期間鑑賞をすることができます。


バランス悪く伸びたものは差し戻しをします。水草全体が水面に達するようになったら すべての株を差し戻すのは面倒なうえ 下の方の葉が落ちてしまっていることが多いので 新しい苗 新しいソイルで植えなおすかそのまま育てて水上葉を楽しんでもいいでしょう。


ボトルアクアリウムでのパールグラス育成は光量がポイントになります 明るい部屋程度では光が足りないかもしれません 光が必要といっても直射日光下では水温の管理が難しく藻類が発生する確率も上がるのでおすすめではありません。 維持をするのにはライトの使用が前提と考えたほうがいいでしょう。

照明を使うと 自分の置きたい場所に置けるうえ ライトアップ効果で 明るく照らされたボトルの中でパールグラスの淡いグリーンの葉が引き立ってとっても綺麗に見え 慣れてしまうと 照明無しのボトルアクアリウムが物足りなく感じてしまいます。

ライトがボトルに近いと水温が上がる。 8時間程度はライトを点灯するので電気代がかかる。 などのデメリットがあります。

 



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