8月3日
畑に、スイカができていた。
大きいのや小さいのがあった。
僕はスイカの場所がわかるように棒を立てた。
一つ、二つ、三つ、四つ、五つ。
楽しみだなぁ。
大きくなぁれ!
そろそろ帰るよ。とお母さんが言ったので、帰ることにした。
帰る前にもう一度スイカを見に行った。
一つ、二つ、三つ、四つ。
…………五つ…………
僕は五つ目のスイカを見て、かたまってしまった。
スイカに穴があいていたんだ。
棒が刺しにくくてもう一度刺した記憶がよみがえった。
僕は、スイカを刺してしまったんだ。
どうしよう。
お父さんとお母さんが一生懸命に育てたスイカ。
きっと怒られる。
このまま黙っておこうか。
正直に話そうか。
遠くで汗をかきながら農作業をしているお父さんとお母さんを見た。
空を見上げた。
僕は正直に話をして
ごめんなさい。
と謝った。
お父さんもお母さんも怒らなかった。
家に帰ってスイカを切ってみると、まだ赤くなくて、ピンク色をしていた。
食べたら甘くて美味しかった!
早いスイカを食べながら、正直に話して良かったなぁと思った。
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それから三週間後の八月24日に、四つ全部のスイカを収穫した。
そのうちの一つに、穴がふさがっているスイカがあった。
お母さんが、このスイカはお父さんが棒を刺したんだ。
と言っていた。
僕は思った。
人間、間違いはあるもんだ。
スイカって穴があいてもふさがるのだなと勉強になった。
スイカって、すごいなあ。
畑に、スイカができていた。
大きいのや小さいのがあった。
僕はスイカの場所がわかるように棒を立てた。
一つ、二つ、三つ、四つ、五つ。
楽しみだなぁ。
大きくなぁれ!
そろそろ帰るよ。とお母さんが言ったので、帰ることにした。
帰る前にもう一度スイカを見に行った。
一つ、二つ、三つ、四つ。
…………五つ…………
僕は五つ目のスイカを見て、かたまってしまった。
スイカに穴があいていたんだ。
棒が刺しにくくてもう一度刺した記憶がよみがえった。
僕は、スイカを刺してしまったんだ。
どうしよう。
お父さんとお母さんが一生懸命に育てたスイカ。
きっと怒られる。
このまま黙っておこうか。
正直に話そうか。
遠くで汗をかきながら農作業をしているお父さんとお母さんを見た。
空を見上げた。
僕は正直に話をして
ごめんなさい。
と謝った。
お父さんもお母さんも怒らなかった。
家に帰ってスイカを切ってみると、まだ赤くなくて、ピンク色をしていた。
食べたら甘くて美味しかった!
早いスイカを食べながら、正直に話して良かったなぁと思った。
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それから三週間後の八月24日に、四つ全部のスイカを収穫した。
そのうちの一つに、穴がふさがっているスイカがあった。
お母さんが、このスイカはお父さんが棒を刺したんだ。
と言っていた。
僕は思った。
人間、間違いはあるもんだ。
スイカって穴があいてもふさがるのだなと勉強になった。
スイカって、すごいなあ。