ピアノレッスン・音楽の幸せな時間

小口美弥子・希代子ピアノ教室が発信するブログ♪
岡谷・下諏訪・上諏訪・茅野・塩尻・松本から通いやすい教室です。

ピアノコンサート♪

2008-09-15 21:18:26 | Weblog
今年のピアノコンサート(発表会)のプログラムができあがりました。

先週から、生徒の皆さんに配布を開始しています。

今年は、幼稚園・保育園に通う生徒さんが増えましたので、かわいい曲が目白押しです♪
小さい子たちの演奏は、観客の皆さんの微笑みを誘い、会場全体の雰囲気が柔らかくなります。きっと一生懸命演奏してくれることでしょう。とっても楽しみです。


私も演奏することになっています。
楽曲の魅力を観客の皆さんに感じてもらえるように、表現したいと思っています。

素敵なコンサートになるといいですね。

ピアノコンサート
2008年9月27日(土)
長野県岡谷市カノラホール
午後1時開演

小口美弥子・希代子ピアノ教室


ロビーコンサート♪

2008-09-14 00:05:28 | Weblog
長野県諏訪二葉高等学校正面玄関に、明治時代のピアノがあります。このピアノは、松本ピアノというメーカーのもので、明治44年(1911年)に作られたものです。

昨年、創立百周年記念事業の一環としてこのピアノが復元され、先日9月7日に、正面玄関にて、ロビーコンサートが行われました。

プログラムの1曲目は、ピアノの多彩な音色を楽しんでいただきたいと思い、ベートーヴェン作曲ピアノソナタ作品27-2「月光」から始めました。

このピアノには、ペダルが4本あり、左から2番目のペダルを操作すると、なんとチェンバロの音色がでます。とてもかわいらしい音が奏でられ、小さな女の子がふわふわのドレスを身にまとって踊っているようでしたので、J.S.バッハのメヌエットを演奏しました。

1台のピアノで2台の楽器の音色が楽しめて、夢のようですが、チェンバロは100年ほど忘れられていたと聞いたことがあります。
1900年初頭、ワンダ・ランドフスカがチェンバリストとしてデビューし、彼女によって、チェンバロが復活・普及していったようです。
そういう頃に、チェンバロの音色が出せるピアノというのは、時代の先駆者といえるかもしれません。

このあたりのことは、個人的に、これからさらに詳しく調べてみたいと思っています。

その後、同時期に作曲されたドビュッシー、そして、ピアノの音色を充分に味わえるリストの作品を演奏しました。


当日は、予想以上の反響で、立ち見もでるほどたくさんの方たちが聴きにいらして下さいました。明治時代の二葉高校を偲び、またピアノの音色を堪能したとお声をかけていただき、私もほっとしております。

このピアノの周りに人が集い、諏訪二葉高校が益々活気溢れる学校になっていくことをお祈りします。


http://www.piano-lessons.jp/