涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

昼食後に近鉄奈良駅へ:買い物をして歩いてJR奈良駅まで

2014年09月27日 | 外出・旅行

仕事から帰ってから近くの、夜は料理屋になる店でランチ。

焼き鮭の定食。
茄子田楽に出し蒔き卵、おから煮、ご飯、味噌汁、そしてみかん缶。 

 
  

ちょと買いたい文房具があって、近鉄奈良駅の近くにある「オフィスキング」へ。

ちょっと来ないうちにいろいろ街が変わっています。
あたりをブラブラ散策して、ミスドで休憩。

あ、全部は食べませんよ。半分は持ち帰りです。 

 

そうそう、来月の東京お出かけのJR乗車券を買わないと・・・

バスで行ってもいいんだけど、食べすぎか?と思って三条通を歩いて。

するとパトカーが何台かやって来て、太鼓の音。
そして、パレードに遭遇。 

 

バトンの一団。

 

奈良県警鼓笛隊。

  

外国車の隊列。

 
 
 
 
  
 

パレードをやり過ごすと、なんかかぐわしい香りが。

ふと振り向いてみると、そこには金木犀。
すっかり秋ですね~。 

  

日向を歩くと暑いですが、日陰に入ると涼しい!

なんやかやしているうちにJR奈良駅へ。
そこの階段に首を長くしてリニアがくるのを待っている鹿。 

 

さて、緑の窓口で乗車券を買おうとしたのですが、
あれ?いつ行くんだっけ・・・

携帯で新幹線の指定席を取ったから、携帯で見ればええんや、
と思ったら、携帯を部屋に忘れてきた・・・
 

 

 


京都国立博物館:平成知新館オープン記念展「京へのいざない」

2014年09月15日 | 外出・旅行

京都へ行こうと思っていたら、相方から連絡があって、誕生日プレゼントをくれるそうです。
いつも使っている財布、元カレが40歳の誕生日にプレゼントしてくれたやつなんですね。

別に元カレからもらったから、なんて気にしていたわけではなく、ただ、ボロボロになっていただけです。

普段使いなので気に入ったものをということで一緒に買いに行こうというので、
一緒に京都に行って、京都の伊勢丹で買おうということになりました。

近鉄で丹波橋まで、そこから京阪電車に乗り換えて七条まで。

七条駅をあがると、そこには鴨川。

 

七条通りの向こう左手に京都国立博物館、右手に三十三間堂、突き当りが智積院。

今まで数々の特別展が開催されてきた、本館(明治古都館)。

今回オープンした平成知新館。

開館時間にちょうど着いたのですが、入館待ちの人の列が本館の前まで・・・
入館すると凄い人なので、3階まで階段を上っていろいろ見ながら降りてくることに。

各階に分野別の展示

3階:
 陶磁
 考古 
考古のコーナーでは、金銅の経筒、経箱、骨蔵器などの国宝がずらり。
藤原道長が金峯神社に納めた経筒(国宝)が展示されていました。 

2階:フロア全体が絵画です
 特別展示室では肖像画
 仏画 浄土教信仰の名品
 中世絵画 幽玄の美-山水画の世界-
 近世絵画 京のにぎわい
 中国絵画 宋元絵画と京都

1階:
 彫刻 京都の平安・鎌倉彫刻
 絵巻 国宝絵巻の美
 書跡 古筆と手鑑
 染織 小袖の美-みやこのモード-
 金工 神秘の仏具
 漆工 古神宝と仏の荘厳


ちらし。観音開きになっています。
左が国宝 伝源頼朝像、右が国宝伝平重盛像。
左の肖像画は教科書では頼朝像として載っていましたが、実はそうではないとか。
重盛像も同様です。

 

その裏面。
祇園祭礼図屏風。 

 

開いてみた真ん中。
宝誌和尚立像。顔が割れて、そこから顔・・・ 

そしてその左と右。 

  

 もう一つ、「京都国立博物館だより」

 


 

 

自分としては一番よかったのはやはり仏像ですね。
その中で大阪・天野山金剛寺の本尊、巨大な大日如来坐像と脇侍の不動明王坐像が圧巻です。
大日如来像は平安貴族好みのみやびな作風。
不動明王像は快慶の弟子行快の銘文が発見された鎌倉時代の貴重な作例です。
 
しかし左脇侍のこれまた行快作といわれる三世明王坐像は展示されていません。

この前まで三世明王坐像だけ、奈良国立博物館の仏像館で展示されていましたが。

奈良国博では台座も展示されていましたが、
今回の京都国博では台座は展示されていませんでした。
しかし丈六の像、金色に輝き、その大きさに圧倒ですね。

これは金剛寺の金堂内での様子です。 

 

とにかく展示作品が多く、会場も広かったので、2時間以上の時間が必要でした。

図録を見ると、いろいろな作品が見れなかったので職員に前期後期があるのかたずねると、
展示されていても載っていないものがあって、逆に載っていても転じされないものもある、
前期後期には分かれていない、という説明でしたが、
ちらしをよく見ると、一期と二期に分かれているやん!

ってことでもう一度来る事になりそうです。

どこかに出展リストおいてあったのかなぁ・・・ 

次回の特別展と一緒に来ようかな?

 

 


朝から奈良国立博物館:涼しい朝を迎えました

2014年09月14日 | 外出・旅行

朝から涼しいいい天気。
9月に入ってからはもう夜中じゅうエアコンをつけることもなく、
窓を少し開けて、Tシャツと短パンだけでねむっていましたが、
ここ数日は朝肌寒くて起きるようになっています。

そろそろ薄手の掛け布団、出さないといけないかな。

朝食を作るのもおっくうで、朝食はコーヒーだけ淹れて、
薬を持って奈良公園へ自転車で出かけました。

今この辺の道路の脇には、マリーゴールドとカランコエが植えられています。 

 

自転車で出かけた理由、そう、この観光シーズン、奈良公園周辺の道路は自動車で大渋滞するのです。
案の定、県庁前を越えたところから自家用車はおろか、バスまでほとんど動きません。
できるだけ東大寺近くまで自動車で行こうとするのでしょうが、駐車場はすでにどこも満車で、
そのために大渋滞しているのです。

その点、自転車なら、自動車がほとんど入ってこない裏道から奈良公園に入ることができます。

鹿の赤ちゃんがあちこちに、そして頭が痒いのか、落ちた角の跡が気になるのか、松の樹に頭をこすり付ける大人の鹿。 

  

馬酔木の蕾をあちこちで見ることができ、その実をみることもできます。

  

奈良国立博物館。
開館20分前というのに、この行列。

 

この前訪れた時には蓮の花が咲いていた池には、もう蓮の実が生っていて、花は全く見当たりません。

  

錦鯉!正面から向かってきて、ちょっと怖い顔ですね。

 

では、この前午後だったからほとんど咲いていなかった氷室神社の睡蓮を見に行ってみます。
こちらはまだ花は咲いていましたが、もうシーズンは終わったのか、5輪しか咲いていませんでした。 

  

あ、トンボと思って撮影してみると、イトトンボ。しかも何やら最中です。

  

氷室神社境内からみた若草山と、東大寺大仏殿の屋根。

  

さて、今回が4回目となる「醍醐寺のすべて」展。
実は後期展示は初めてです。
60点以上の展示が入れ替えられ、巻物や文書そして屏風の多くがは巻き替えや頁替え面替え。 

なので、またまた非常に見応えのある展示でした。

  

次の奈良国立博物館の特別展示は、そう、「正倉院展」ですね。
鳥毛立女屏風が4扇出るのですが、
ほぼ同時期に東京国立博物館の「日本国宝展」で残りの2扇が出展。

この秋は、東京、京都、奈良、そして九州の国立博物館は見所満載のようです。 


運転免許更新講習:大和郡山市まで

2014年09月12日 | 外出・旅行

今日は運転免許の更新に行ってきました。

以前にも記事に書いたんですけど、奈良警察署では講習の時間が合わないので、
隣の市大和郡山市の郡山警察署に。

HPには、駐車場が狭いので公共交通機関で来るようにと書いてあったのですが、
近鉄、JRどちらの駅からも徒歩20分、
バスの便があるのかないのかも分からないので、 
10時からの講習なのですが、自宅を1時間前に出て。
(ネットで調べると、自宅からは20分到着できるようです)

しかし、途中道で迷って・・・

余裕をもって45分前には到着しているはずが、到着したのは35分前。

でも、駐車場は余裕で空いていて、警察署に居たのは、それより先に来ていた70台くらいの男性1人。
講習会場は30分前から入れないということでして、すぐに入ることができました。 

講習は、ちょこっとDVDを観て、
早口なので何を言っているかわからない警官の人の講習を受け、
(判ったことは、飲酒運転×、踏み切り前では一旦停止、黄色信号は赤信号の一部、
もみじマークの車への急接近は禁止くらいか。)
合計30分くらいで新しい免許証発行です。 

朝の御蓋山と春日山。

 

郡山警察署。

 

警察署前から生駒山、手前が矢田丘陵。

ここからでは生駒山は低くみえますね。

 

もらった免許証、一応ゴールドカード。
裏面に臓器提供の意思表示。これはしたくてもできません・・・ 

  

帰り道の途中、信号で停まった時に窓から若草山。
下のほうに東大寺大仏殿、二月堂、奈良県庁舎、日航奈良ホテル、興福寺五重塔が見えていますね。 

 

部屋に戻ると田舎から巨峰が送られてきていました。
普段自分がスーパーで買うものとは大きさが全然ちがいます。
なにせサイズがLL。 

  

 


散歩を兼ねて:イトーヨーカドーで買い物

2014年09月07日 | 外出・旅行

朝、洗い物をしていて急須を落として割ってしまって・・・

散歩もかねてイトーヨーカドーへ。

そこでは都跡中学のブラスバンド部が演奏をしておりました。

  
  
  

イトーヨーカドーには小さいながらも奈良市立美術館があって、
そこで「奈良の四季」という展覧会が開催中だったので寄ってみました。

 
  

出品作品は、杉岡華邨氏の書が13点、入江泰吉氏の写真が14点、
その他久保晃氏の絵画1点、様々な画家の絵画「奈良百景」が 13点。

帰り道、市役所の中を通ったのですが、
以前訪れた時には背丈の短かったゴーヤのグリーンカーテン、すごく大きくなっていました。

 
  

市役所の中にある万葉歌碑

 

「あをによし 奈良の都に たなびける 天の白雲 見れど飽かぬかも」 万葉集巻15 3602
(訳) 美しい奈良の都に、天上にたなびく白雲はいつも見飽きないことであるよ 

作者は不明といわれていますが、遣唐使ならぬ遣新羅使が詠んだとされている歌です。

遣唐使も遣新羅使も、非常に危険な船旅であったとされていますが、
その旅立ちに不安を抱きながら、美しい奈良の都を思い出して詠んだのでしょうか。 

買ってきた急須がこれ。
今まで使っていたものより一回り大きい急須です。

  

さっそく一緒に買ってきた月見団子と一緒にこの急須で煎茶を淹れてみました。

  

イトーヨーカドーで無料でもらったエコバッグ。

 

イトーヨーカドーでもセブンイレブンと同じコーヒーの機械が入っていました。
だめもとで、セブンイレブンで使えるコーヒーの無料券を使えるかどうか聞いたのだけれど、無理でした。

 


無事帰ってきました:途中大雨だったようですが

2014年08月24日 | 外出・旅行

そうして名古屋駅に到着したのが14:35。
なんとか間に合いそうですが、バスセンターってどっち?
地図を見ながら、人に聞きながらバスセンターへ向かいます。

バスセンターは3階と4階、どっちにチケット売り場があるのか分からないので、とりあえずエレベーターで4階に上がり、
そこにいた職員さんに尋ねると3階だということで、階段で3階へ。

チケット売り場でチケットを購入できたのが14:50ちょっと前。

乗り場がすぐそこでよかった~。

運転手が乗り場に出て、「奈良行き、出発しま~す。」

「乗りま~す」

ギリギリ間に合いました。

名古屋を後にします。
環状道路に乗ったところまでは目を覚ましていたのですが、そのまま眠ってしまって、
目を覚ましたところが三重県の伊賀でした。

名古屋を出たときはポツポツとした雨だったのに、窓の外は横殴りの強い雨。
傘持ってこなかった・・・

その後、大和高原山添、大和高原都祁、天理櫟本の順番に停車してゆくのですが、ずっと強い雨。

そのまま奈良市に入った頃に雨は小降りとなり、近鉄奈良駅で下車したころにはほぼ雨は上がっていました。

このあたりで夕食を、と考えてたのですが雨がまた降り始めると困るので電車にのって帰ってきました。
雨は止んだままでしたが、部屋に帰ったとたん、またザーッと振り出し。

いい絵を見て、イルカショーにシャチショー。

1人でしたが、楽しいミニ旅行でした。 


大急ぎで水族館をみて:JR名古屋駅を目指す

2014年08月24日 | 外出・旅行

いろいろ解説を見ながら見ると良かったのですが、残り時間が気になって駆け足でした。

ファインディングニモのモデルになったカクレクマノミ。

イワシが大量に泳ぐ大水槽。
美味しそう、なんて思ったら不謹慎ですかね。 

えさやりの時に、トルネードになるそうなのですが・・・

  

アジやシマダイも泳いでいました。
こちらも美味しそう。

  

クラゲ、癒されますね~。

  

  

 

ウミガメ

不思議な網の籠のような深海生物。
よく見るとその中にエビ。 

  

名古屋港に1ヶ月沈めておいた板に付着した小さな生命体。

ペンギンもイベントを行っていない時間帯だったので、ちょい寂しいものでしたが、
水槽内を泳ぐペンギンも、岩の上に立つペンギンも見れて満足。
水中を泳ぐペンギン、羽の間にたくさん貯めている空気が小さな泡の筋になって綺麗でした。 

 
 
 

水族館をでたのは午後2時10分。
急いで名古屋駅に向かいます。

地下鉄で栄まで行って、そこから名古屋駅にむかうという手もあるらしいですが、
栄駅での乗り換えに自信がなかったので、地下鉄で金山まで戻って、そこからJRで名古屋駅まで戻ることに。

JRの車窓からドクターイエローがしばらく並走していたのですが、カメラを鞄から取り出しているうちに抜かれてしまいました・・・ 


金山から名古屋港:地下鉄で簡単に行けそうです

2014年08月24日 | 外出・旅行

美術館を出るとなにやらやかましい。

女の子たちが臍を出して踊っていて、それを囲む男たちが掛け声を送っている。

AKB48か?いや名古屋だからSKE48か?

近づいていると、違いました。
でも何かを買うと握手ができて、いくつか買うと一緒に写真が撮れて…。

システムは全く同じです。 

  

さて、この後どうするか?

帰りのバスはまだ予約を入れていないのですが、14:50発か、18:50発か20:50発。
往路のチケットを買ったとき、どれも空席有りということだったので、20:50発だと近鉄奈良駅着が23:35着。
これは無いよな~、ってことで14:50か18:50発にすることにして、

リニア鉄道館もいいよな~と思って行き方を調べると、

片道40分ほど、往復で1時間20分か~。
体験シミュレーターも抽選制で、今からいっても16:00~17:30の分。

絶対抽選に当たるという保証もないし・・・

そう思って地下鉄の路線図を見ると、「名古屋港」に行く路線が合ったので、
海の無い奈良県からきたやじは思わず名古屋港に行くことに。

地下鉄の駅で電車を待っている時に目にした看板。
リラックスの切り札と、リフレッシュの切り札。
でその模様が喫煙・・・
ぜんぜんリラックスでけへんし、リフレッシュもできません。 

 

名古屋港駅。
なんとなく港を感じさせる看板。
ペンギン? 

  

名古屋港へ歩いてみると、名古屋港水族館の看板。
へ~、そんなのあるんだ。
でも聞いたことないから、大したことないだろうと高をくくっていたのですが・・・ 

 

港に停泊していた南極観測船ふじ。後方の甲板に海上自衛隊のヘリコプター。

 
 

水族館、かなり大きい!
これは行ってみないと。 

 

途中12:00に生ったところでその前にあるからくり時計(?)の貝が空いて、なかから亀に乗った浦島太郎が煙とともに登場。

 
 

では水族館に行ってきます!

 


奈良から名古屋へ:奈良交通の高速路線バスやまと号で

2014年08月24日 | 外出・旅行

朝起きると、少し低いところに雲はかかっていますが、そこそこの天気。

生駒山。

 

春日山から高円山まで

  

名古屋までは料金が安いし、乗換えが無いので眠って終点まで行けるので、
奈良交通と名鉄バスが相互運行している高速路線バスで行くことにしています。

JR奈良駅を午前6時50分に出て、近鉄奈良駅、天理櫟本と停車し、
そこから名阪国道に乗って、
大和高原都祁、大和高原山添と停車し、名古屋へ向かう片道145kmのバス路線です。

 
 

途中大和高原を走行中、下のほうに雲海と奈良盆地。
1枚目の写真の左下に見える赤い橋は今渡ってきた橋です。 

 
 

バスの乗客は全部で15人くらい。
大和高原の二つのバス停で乗ってくるお客さんは0。

暫くすると眠ってしまい、気づくともう名古屋環状道路。

高速道を降りて駅へ向かいまして、名鉄バスセンターに予定通り9時25分に到着です。

そこから名鉄に乗って金山駅へ。5分ちょっとでしょうか。

金山駅。名鉄金山駅、JR金山駅、地下鉄金山駅が一緒になっている駅です。
金山総合駅、とも駅舎に書かれていました。 


 

美術館開館まで20分ほどあったので、軽く朝食。

駅前に以前からあったファミマの20mほど隣に新しいファミマがこの日開店していて、
駅前でもらったチラシに100円引き券が付いていたので、それを使って美術館前のベンチでちょっと遅めの朝食と薬を飲みます。

 

駅前では朝っぱらから駐車禁止の取り締まり。
こんなところに駐車したら、取り締まられて当然だわなあ。

 

名古屋ボストン美術館です。

 
 

 


大阪市立東洋陶磁美術館:ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器 IMARI

2014年08月22日 | 外出・旅行

今大阪市立東洋陶磁美術館で開かれている特別展は
「ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器 IMARI」です。

日本初公開品が多数あり、台湾故宮博物院での展覧会が決定しているようです。 

レンガ造りの建物、中ノ島のケヤキの林の中にある、落ち着いた雰囲気の美術館です。

  

 

17世紀初頭、肥前国(ひぜんのくに)の佐賀県有田一帯において、日本で最初の磁器がつくられました。朝鮮半島の技術を基礎に、当時日本で人気のあった中国・景徳鎮(けいとくちん)窯の磁器を手本とした有田の磁器は、伊万里港から積み出され、全国に流通したことから「伊万里焼」の名で呼ばれるようになりました。
17世紀中頃から、オランダ東インド会社(VOC)によって、ヨーロッパ、東南アジアなど海外に輸出された伊万里は、各地で人気を博しました。
特にヨーロッパにおいて、伊万里は当時の王侯貴族のステータスシンボルの一つとなり、高級実用品としてのみならず、宮殿や邸宅を彩る室内装飾用の美術工芸品として、熱狂的に愛好されました。伊万里には、特別の注文によって西洋風にアレンジされた作品も多く見られ、往時のヨーロッパの華やかな生活文化の一端をしのぶことができます。
本展では、日本初公開となる当館所蔵の輸出用伊万里を中心に、サントリー美術館や佐賀県立九州陶磁文化館の所蔵品を加えた約190作品により、ヨーロッパの宮殿を飾ったIMARI/伊万里の魅力をご紹介します。

(ちらしより)

磁器といえば景徳鎮ですが、ちょうど明→清への移行期のゴタゴタで、日本の伊万里焼がヨーロッパに多く輸出されるようになったそうです。
なので陶磁は景徳鎮の物まねだったわけですが、意匠・技術ともに独自の発展をし、
柿右衛門様式とか金襴手様式などが発展してきたようです。

確か以前は館内の撮影はOKだったと記憶しているのですが 、今は撮影は禁止になっているようです。

ちらし

  
  

入場券

図録は重いし、場所をとるし、今日は絵葉書を購入です。

 
 
 
  
  
  

途中に、記念撮影コーナーがありました。
ヨーロッパの宮殿はこんな風に磁器の壷や甕で飾られていたんですね。 

 
 

自分は事前にこのコーナーがあることを知っていたのでカメラを持って入館し、
職員さんに撮影してもらいましたが、
ほとんどの人はそれを知らずに、「今度来るときは、カメラもってこなくちゃ」と口々に。
って、また来るのか?

途中階段の踊り場から、ガラス越しにケヤキと土佐堀川。

帰りは淀屋橋から地下鉄に乗ることに。

途中川べりに見つけたモニュメント。
大阪とサンフランシスコって姉妹都市なんですね。