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爺々ネタ?

「これ何? 集団自決が尊厳死にすり替わる時…」(oji3のブログ1582)

 【今日の俳句】:名月(秋)
    名月を一年待ちてまた生きる

 【今日の思込】:尊厳死の日?

  「老害」は迷惑行為か?
  「集団自決」が「尊厳死」にすり替わる時…、
  その時我々は……

   経済学者の「成田悠輔」君、
  (イェール大学アシスタント・プロフェッサー)

   この「成田」君の『老人集団自決論』

   「成田」君は高齢化社会への対応策として
  「高齢者は老害になる前に集団自決、集団切腹でも
  したらどうか」と言い放った。

   その具体的な方法のひとつとして成田君が
  挙げているのが「尊厳死」。

   それなら、まず自分からやってみては……
  成田君自身は、将来「老人」にはならないという
  覚悟なのでしょうから、「尊厳死」をするのは、
  あなたが高齢者になる前の、「今」ですよね……

   若者にとっては老害が一番迷惑だという主張は
  ある意味では一理あるようにも取れる個所も
  あるにはあるのですが……

   よく言われることなのですが、
  頭が良い人が陥りがちな「自分は完全に正しい」
  という思い込みに完全に支配されているみたいですね。

   自分の言葉が誰かを傷つけているという
  認識すら、全く無い…自身は蚊帳の外……

   しかし馬鹿とばかりはいっていられない……
  過去の「優生保護法」の成立の経緯を見れば
  その恐れは現実のものとなりかねない。

   「日本の未来のためには、障害者や犯罪者は
  子孫を残すべきではない」という知識人達の
  公共放送や講演を聞いて「そうだ、そうだ」と
  うなずいていた日本人たち……

   そういう世論がベースにあったので、
  「優生保護法」のような非人道的な法律でも
  すんなりと受け入れられ成立してしまった
  過去の実態がある。

   今回の成田君の ” 爺々は集団自決ダァ~ ”
  と言う主張も、「尊厳死」との名を変えて、
  容認される可能性は、全否定出来ない。

   日本と言う国では、かつて国の為なら、
  個人が死んでも構わないという
  集団意識を植え付けられた過去がある。

   そして沖縄では、本当に多数の国民が
  自決してしまった。
  (第二次大戦中の沖縄の「集団自決」)

  「成田」君の『老人集団自決論』を
  ”ただ単なる問題提起だけだぁ~”等と
  悠長なことを言っている輩もいる様ですが
  事態はもっと深刻だと私は理解しています。

   「高齢者の集団自決」などあり得ないと
  一笑に付す人達もいるでしょうが、
  障害者への断種を強いる「優生保護法」を
  作ったのは何処の国だったのでしょうか?

   気がついたら、高齢者を安楽死へ促すような
  法律ができていても、おかしくない不安な状況……

   将来「尊厳死法(尊厳死への国民の理解と協力に関する法律)」
  なんていうものが出来ないように…「祈」……

   最も不気味なのは、「成田」君が
  自身の『老人集団自決論』について
  何の訂正らしき見解をも一切述べていない点……

   毎年9月の「敬老の日」は
  今後「尊厳死の日」とでもするつもり
  なのでしょうか?

   「成田」君は、「天才」or 「天災」…
  いや、「てん菜(砂糖大根)」だと思う……
   (考え方が甘いので……)

 【今日の川柳】:議論
    侃侃諤諤 議論は何時も「空集合」
   老人不在 孫の面倒誰がみる
    「尊厳死の日」今年も生きてて良かったね

 *「何これ?」:悪
   外界の刺激から身を護らず、
     邪見を持ち、心の消沈と鈍麻に
     打ち負かされることによって、
     人は悪魔の力に屈服する。
         (釈迦)
 ●思いは人それぞれです。内容は当然の事ながら「個人的見解」と言う事で…

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