爺々ネタ?

「苦をもって (慈36) 」(oji3のブログ81)

  「苦を以て苦を捨てんと欲す」    (法華経:方便品)

   *法華経:大乗仏教の重要経典、《妙法蓮華経》が正称
        天台宗,日蓮宗の中心聖典

 俗人(凡夫)は、「苦」に遭遇した時、その「苦」から逃れる
ために、別の「苦の原因になること」をしてしまいがちです。

 例えば、営業目標が達成できなかったので
「苦」から逃れるため、憂さ晴らしにキャバクラで豪遊する。

 一見すると営業目標が達成できなかった 「苦」 を
豪遊することで、その「苦」から逃れたかに見えます。
 しかしそれは、単なる憂さ晴らしにしかすぎません。

 このままでは、抱えていた 「苦」 は本質的には何も
解決出来ていないのに、また別の大きな苦(借金等)を
抱えてしまう事にもなりかねません。

 「本質的には何も変わっていない」と言うことを認識し、
自分自身を見つめ、真摯に「苦しみに向き合うこころ」が
必要なのでしょう。

 苦を以て苦を避けられないのは、自明の理です。
解決の方法は、常日頃から自分自身を変えていく
心積もりが必要なのでしょう。

 苦しみから中途半端な逃げ隠れをしないで、
その実態を直視することが重要と言うことなのでしょう。

  終電の 座席の真中 螽斯
     2020.07.10 moai291

 ※さみだるる 川も街をも 破壊せり
     (何とかしたい、明日のために………)

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