「原爆、水爆は味方を救うことができても、
敵を救うことはできぬ。 敵も味方も救うことが
できるのは坐禅のみである」 (澤木興道老師)
*明治から昭和を代表する日本の曹洞宗の僧侶。
原爆、水爆は、「敵・味方」 双方ともに救うことは
出来ないものと、私は思います。
導師は、「敵・味」ともに救うことができるのは坐禅のみ
であると強調したかったので、あえて「原爆、水爆は味方を
救うことができても~ 」との表現にしたのでしょう。
本当は「原爆や水爆では、味方さえ救うことは出来ない」と
言いたかったのでしょう。
武器により 「本質的に人を救う事」など到底できない
のは、自明の理です。
導師は、「敵も味方も救う事」が出来る 理や方策、
本当の調和は 「禅」 にあると説いています。
人(凡夫)と言うものは、どうしても現実の状況を考え
すぎてしまいます。
広島市では、当時の被爆した路面電車がまだ
走っているそうです。
被爆電車650形 街に消ゆ
2020.06.28 moai291