インターハイの代わりに「文科大臣杯」:萩生田氏が提案
久しぶりに笑わせてもらいました。
萩生田氏は会見で、新型コロナの終息が前提とした上で、
この大会を実施するとしています。
そして、この変な大会は、「各都道府県で行う記録会として開催する」と
しています。
と言うことは、内容は地方レベルのインターハイ等の予選会でしか
ないと考えられます。
この地方レベルの予選会が、総合型選抜(旧AO入試)などの評価
につながるとは思われません。
(全く繋がらないとまでは言いませんが…)
旧AO入試等での選考は、通常全国レベルの大会での成績を見ています。
「地方レベルでの成績で選考しろ」と言われても無理があります。
(都道府県ごとの、競技レベルの差が大きいからです。)
地方予選会等を「文部科学大臣杯」と冠した大会として、
看板を挿げ替えて開催することで、 「総合型選抜(旧AO入試)などの
評価に使え」 という大臣からのお達しなのでしょうか?
さすが、文部科学大臣の御威光にはスゴイものがあります。
新型コロナの終息が前提とした上で開催と言っていますが、
コロナ終息後は、どんな大きな大会でも開催可能です。
新たに、訳の分からない文部科学大臣杯を行う必要性など
全くありません。
「萩生田記念文部科学大臣杯」とでもしたら満足なのでしょうか?
この閉塞的な状況のなか、自分を犠牲にしてまでも、
世間を笑わせようとする大臣の努力には、頭がさがります。
2020.05.01moai291