VW達~車好きのおっさん~

自動車大好き(ある意味変態とも・・。)、バイク、DIY、旅行など日々の出来事をテーマに、カーチューンも掲載しております。

東日本大震災 あれから4年 私が体験したこと。 

2015-03-15 13:59:00 | 復興

​これをブログにUPするか迷い

やはり、風化しては行けない事と思い

UPします。

 

当時、私は仙台新港と言う

港近くの職場にいました。

そこは、三井のアウトレットモールになります。

 

もちろん仕事中で、コピー機の前

部下と仕事の話をしている瞬間

大きな揺れが起き、書棚から書類が

とにかく、一回外に出ろと指示。

隣接している。

観覧車のアンテナが90度に曲がり

これは、異常事態。

 

流石に一度事務所に戻り

持てるもんだけもって、駐車場に逃げ

しかし、余震と焦りで、全力疾走しているのですが

なかなか、進まない感じでした。

道路と歩道の境目が、目で見て分かる位

擦れ動いているのが分かる状態

そして、ものすごい渋滞

パトカーが逆送、完全にパニック状態。

女性の方々は、腰を抜かす方、パニックになって

座り込んでいる方、皆に声を掛け逃げろ。

まさか、津波が来ているとは

でも、実は一年前にチリ地震の津波警報で

一時、避難勧告を経験していました。

脳裏に・・・・。

その後、15分後位なのでしょうか。

一発目の津波が来ていたようです。

なんやかんや、私が一人駐車場に残され

急いで、車で逃げました。

サイレンが鳴り響き、後は運命に任せるしかない

車のテレビを付け、既に凄いことになっている事を

知り、私が走っている、道から数百メートル先に

ご遺体が2~3百体有るとの情報。

さらに、何が起きている。

まさしく、津波にて沿岸の民家等が倒壊にあっている。

後ろに来ている、バックミラーちらちら見ながら

何とか県道と国道の交差点に着き

上空は、東部自動車道、天井に何か降って来ている。

国道は、電源の経路が違うらしく、動いていました。

しかし、コレが有ったからよかったのか

みんな、信号には従っていました。

私は、何とか国道を超え、自宅へ向かい

・・・・。

社員の中には、車を乗り捨てて逃げ、車は津波にのまれました。

本当、運命の分かれ道でした。

こちらの写真は、私の仕事場の周辺の写真になります。

震災発生3日目14日になります。

水はすっかり引いております。

P1010247.JPG 

交差点

P1010248.JPG 

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フェンス等に車が引っかか居る状態。

P1010252-2.jpg 

街灯に・・・。

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天井とボンネットが白いのが分かるでしょうか。

トヨタ車の新車プールの車、輸出車が流れてきてます。

P1010259.JPG 

こちらも全て新車のプリウス・ヤリス等です。

 

どぶ臭い匂いと、ビールの匂いでした。

理由は、ビール工場のタンクが倒れていたからです。

海のヘドロの匂い何でしょうね。

道路に落ちているビールとか、飲料水を持っていく方。

警察官の方も、見て身に振り、掃除をしていると

思う事にしました。

私には、出来ませんでした。

おそらくここで道路から1.5m位は軽く上がった思います。

コレが私の東日本大震災の一部の記録になります。

 

ご覧頂き有難うございます。

お亡くなりなった方、今だ行方不明の方に

ご冥福をお祈り申し上げます。

m(__)m

 

 


宮城県女川町m(__)m

2013-08-03 21:40:00 | 復興

​皆様に、2011年3月11日14時46分の出来事を

忘れないで頂きたく、UPさせて頂きます。

本日、ボランティアにて宮城県で一番被害と犠牲者が出た

町を見て頂きます。

私自身も、仙台新港と言う港に居た人間として、なかなかUP出来ることが

出来ませんでしたが、今 改めて2年と言う月日が過ぎましたが、今だ仮設住宅

住いの方が居る現状と、復興と言われていますがまだまだの現状を少しですが

見て頂きたいと思いUPさせて頂きます。m(__)m

 

震災前の町の様子。

onagawa-p2.jpg 

新最後の町の様子。

DSC_1283.jpg 

見て頂き、建物達が無くなっている様子がご理解頂けると思います。

DSC_1284.jpg 

そして

DSC_1282.jpg 

最初この写真を見て頂き、状況がお分かり頂けるでしょうか?

左側が建物の1階部分、右側が屋上部分です。

そうです。建物が横に倒れている状態です。

鉄筋コンクリート3階建ての建物です。

誰が、この様な建物が水の力で横倒しになり、流れると・・・・。

これが、現実です。既に廻りの建物達は撤去されておりますが。

現実、ここの町で20mと言う高さの津波が押し寄せたのです。

建物高さで、約マンションで言うと6階建て~7階建て位の高さのになります。

どうぞ、ご自宅の建物等を参考に体感してください。

わたしも、体験して分かりますが想像付きませんでした。

これが、現実です。

犠牲になられた方々に、ご冥福を申し上げます。m(__)m

今日は、ここまでにさせて頂きます。

ご覧頂いた方々にお礼申し上げます。

ありがとうございました。