Hi-res再生
USB DAC D10sからAVアンプ(YAMAHA RX-V585)には光ファイバーケーブルで接続していたが
アンプの仕様を見るとFs:32kHz~96kHzとなっており、192kHzをカバーしていなかった。
RCAピンオーディオケーブル出力でアナログ入力とすることに。
これで、疑念に思っていたところも解消。
だがもうひとつ上を狙いたいと思い、いろいろ調べていくうちに機器に内蔵のDACチップにより音質も変わるらしく情報を集めてみた。
☆USBDACのDACチップ
次のようなモノがあるらしい。
・旭化成エレクトロニクス 型番がAKで始まるモノ
・ESS Technology 型番がESで始まるモノ
・Cirrus Logic 型番がCSで始まるモノ
・Burr-Brown 型番がPCMで始まるモノ
DACチップの老舗メーカーにはPhilips、Burr-Brown(今はTexas Instrumentsが買収)、Wolfson、Analog Devicesなどがあり、特にBurr-Brownは世界中の音響メーカーが採用していたらしい。
が、2009年にESS社がずば抜けた性能・音質のES9018S DACチップを発表してから時代が代わったという。
が、2014年に旭化成エレクトロニクス社がAK4490 ハイエンドDACチップを発表し、その滑らかで非常に歪の少ない音質が世界の音響メーカーに認められ、日本のDACチップが一気に採用されてきた。
☆メーカーのDACチップの音質は色々な評価があるが以下のものがあった。
旭化成エレクトロニクス 独特の良い音
ESS 個性が目立たない万人向け
Burr-Brown 低音から中音が重厚だが高音が薄い
☆現在使用のTopping D10sはESS社ES9038Q2M
旭エレクトロニクス製を試してみたく、手の出せる廉価製品を探してみると
・Topping E30Ⅱ:AK4493S (\20,000)
・S.M.S.L sankist 10th MKⅢ :AK4493S (\19,999)
・Fx-AUDIO DAC-SQ5J : AK4113⇒PCM1794Aに変更されている
やはり選択肢は中華製になってきて、コスパは高いがいろんなレビューを見ると価格は安いが当たり外れが多い、という。
Topping D10sは安定している。
そんなところに新製品の発表
イギリス・iFi audioの人気シリーズZEN DACに
ZEN DAC Signature V2
DACチップはBurr-Brown DSD1793
384kHz/32bit・PCM&11.2MHz・DSDに対応する
パナソニック製OS-CON(高分子アルミ固体電解コンデンサ)やエルナー製Silmic IIコンデンサーなど、よりグレードの高い高音質部品に置き換えられていてより洗練された回路構成
音質は解像度の高さや音像の分離度、S/Nの良さ
オイル電解コンデンサ経年劣化は目の当たりにしてきているのでとにかくもパーツに高信頼性のものが使用されている点に惹かれた。
また電源アダプターはiFi Audio独自のノイズキャンセリング技術ANC IIを搭載したオーディオグレードのACアダプター「iPower II」が付属
単独購入だと¥14,000のものが付属する
これはWebのレビューでも音質に大いに寄与していると高く評価されている
価格は¥41,800が新型コロナウイルス、また半導体不足の影響により値上げされていて¥49,500
現在は生産中止となっていて、予算オーバーだったが思い切って購入。
またRCAケーブルにはここも思い切って有名なNOGAMIのケーブルを購入(¥3,350)
段々と高くついてきている。
設置接続してみて、元々耳はよくないので品質の大きな違いは感じていないが、それなりに響いていると思われる。
プリ・メインアンプでもなくAVアンプであり、スピーカーにもよって音質は変わるだろう。
真ん中のダイヤル周辺のLEDが入力信号のサンプリング周波数に応じて
黄 PCM 44/48kHz
白 PCM 88/96/176/192/352/384kHz
シアン DSD64/DSD128
赤 DSD256
緑 MQA
青 MQA Studio
マジェンタ MQB(MQA レンダラー )
と変化するのだが、少し分かりにくいのがTopping D10sと比べて視認性が良くない
これでUSB DACについてはきりがないので終わりとする
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