昨日 母の歯科受診に同行し 帰りに スーパーによる。
認知症の母の買い物は、目の前の品物ひとつひとつとの にらめっこ。。。
じっくり時間をかけて 何を食べようか?どうやって食べようか?と考えるようだ。
もはや 家になんの食品が あるか?前回 何を買ったか?なんて もちろん記憶にないので、
まっさらな状態で 買い物をする。
今の私にとっては 母の買い物に付き添うのが 一番 しんどい。。。
「それは、家にあったようだよ! 一度にそんなに買ったら、余ってしまうよ!!」など、そばで
いちいち 言うことで 母は きつい表情になったり、悲しい表情になったり、する。
買い物くらい 自分の好きなようにさせてあげれば、いいのに。。と 思う反面
結局 食べられずに 多量に捨てることになるということが 目に見えていてストレスになる
しかも、その重い荷物を 運ぶのも 腰に負担が大きい。
ただ、まだ 年金のみで 間に合うように 使っていて 赤字には なっていないことや、
買い物くらいしか 楽しみがない、ということ
母がこうやって 自由に歩けること、それも 限りがあるということ・・・
それで 時間が許すときは
スーパーのベンチに座り 母を待つことにした
昨日は 40分くらい待った(大きめのスーパーだったので、時間がかかったようだ)
家に戻れば やらなきゃいけない作業がたまっているのが 気になったけれど 待つことにした。
クーラーの利いたスーパーで じっと座って 読書と スマホ。。
身体がすっかり冷えて くしゃみがではじめたころ 母は てんこ盛りのかごを押して レジのそばに来た。
最初に買いたいといった アイス類は 買っていなかった (;´∀`)
声をかけて アイスを選んでから、レジへすすむ。
まだなんとか、あの支払い機の機械操作は できる。(時間はかかるのだが・・)
母は、私のために
こんなものを買っていた。
台湾産のマンゴーと ベトナム産のココナッツ!!(゚д゚)!
「ふだん あまり売ってないし、食べたことが無いから 食べてみようよ!」と 自分の分もちゃんと 買っていた。
最近 少しずつ だけれど、高価なものを買うようになった母。
ココナッツのジュースって、あのテレビなんかで ナイフで切って、ごくごくと飲むシーンが 思い出される。
けして 美味しそうには 見えなかったんだけど (;''∀'')
とりあえず、もらって自宅に帰ってきてから 父の仏前にお供えしてみた。
父も笑っているんじゃないかな? ( *´艸`)
これは なかなか 手ごわい果物かな?
ジュースを飲んだら 金槌で割って・・・それから また白い部分を加工しなくちゃいけないみたい (;´Д`)
母に またひとつ 笑える想い出を作ってもらった
そんな 感じ
花壇のバラとラベンダーが 咲き始めました♪