年末の 押し迫ったときに、書くほどのことでも ないかな・・・
ウサギ年になるので、
ちょっと だけ・・
8年位前の こと 夫とは、もう知り合っていましたけれど
(まだ、再婚はしていないころ、)
麦刈り作業中に 動けなくなっている 赤ちゃんウサギを夫は見つけてしまいました。
もともと 生き物が好きな夫は 親ウサギもいないので 連れ帰りました。
夫は 自室で ウサギと同居して 一生懸命育てました。
数か月で 大きなウサギに育ちました。(勝手に、)メスだと思っていたのに オスだったこともわかりました。
人間に育てられた野兎は、野に 返せません。
室内で 飛び回って いろんなものを齧っても 野生で生きることは 難しく
ペットのウサギのようにも なれません。
爪も伸びてきて フローリングでは、滑ってしまいます。
爪を切ってあげるときは タオルケットにくるみましたが、恐怖で心臓のドキドキが 手に伝わってくるほどでした。
先のことを 不安視しながら、
家族のように 育てた9か月でした。
誰もいないときに、(夫は、ウサギのチモシーやら、乾燥りんごなどのおやつやらを たくさん
買い物して 戻ってきたとき)
うさぎは 「うさお」と呼んでいましたが・・・
ケージに 頸を挟んだ状態で、亡くなっていたそうです。
夫は とんでもなく 気落ちして、数日間 音信不通になりました。
野生動物には、それなりの 生き方があり、
たとえ 赤ちゃんでも それを 覆しては いけないのでしょう。
亡くなってから、
うさぎが 恋しくて 札幌 円山動物園の ウサギを見に行ったこともあります。
エゾユキウサギ・・・ウサオと 同じウサギです。
早くに 動物園に 飼育相談を問い合わせてみても 良かったのかもしれません。
以前 映画で「小鹿物語」なども みましたが、同じですね。
キタキツネに 簡単に餌をやる方がいるみたいで 道内の旅行中に、
私たちの車のそばに寄ってきて 離れないキツネがいました。
タイヤのそばに いて、危なくて こちらが、動けないのです。
いつか 車にはねられてしまうのだろうと 思うと 残念です。
野生動物との距離は きちんと とって、 その生き物の幸せを 願いたいものだと思います。
いまでも、冬には 雪にウサギの足跡があり、
姿も フンも みかけるのですが、
頑張っていきなさいね。と 心で 願います。