到着は、AM5:00。
真っ暗の中、ペンライトを手に撮影場所に近づいてみると、無数の三脚が
どうやら、みな考えることは一緒らしい。
後からネットを見て知ったのが、どうやらここは相当有名なスポットだったようです。
しかし、寒い。
尋常じゃない寒さです。
近くのおっちゃんの持っていた温度計は、なんと氷点下10℃。
筑波颪の影響なのか、本当にここは関東のど真ん中かよと思うようなこの気温。
ん?
なにかおっしゃいましたか?
まぁ、細かいことは気にしないでいきましょう
そんな真っ暗で極寒の中、ペンライトの明かりを頼りに、とりあえず場所を確保して三脚だけセットしました。
空には無数の星、おそらく大都会八郷町でもこのぐらいの星が見えるはずと思いながら、その星空を撮ろうとしましたが、とりあえず周りが真っ暗闇。
真っ暗すぎて、見えるところには街灯もなく無限遠をとれるものは存在しない状況。
ライブビューで星を探そうとも、7DにEF10-22mmでは暗すぎてノイズまみれになってしまってそれどころじゃない状態です。
それでも、なんとかピントを合わせて撮ってみましたが、できあがった画が面白くなかったのでアップするのはやめることにします
そのうち、段々と空が明るくなってきました。
この明るくなるちょっと前が寒さのピークだったでしょう。
あの時、氷点下10℃だったことを考えると、それこそ関東のど真ん中とは思えないような気温だったのだろうと想像出来ます。
そして、明るくなってから気付きましたが、70-200mmじゃ、ちょと長すぎる感じです。
しかし、私は標準ズームなるレンズを持っていません
犬写真専門ですから、私には、標準ズームは必要ないのです。
なんて強がっていたのを後悔したりは…、少ししかしません。
しかし、絶対に標準ズームは買いません。
犬写真専門ですから。
買うなら、室内用に単焦点の35mmと決めています。
ええ、当然、風景用じゃなくて室内の犬撮り用にですよ。
ということで、5D MarkⅡ + EF70-200mmF4L IS USMを三脚にセットし、ファインダーを覗きながら構図を決めライブビューでピント合わせをおこないます。
拡大ピント合わせをしていたら、ズームリングを触っていないのに像が移動します。
なんだこりゃぁ~っ、ぶっ壊れたか~って思ったんもですが、久しぶりに取り出したこのレンズ、IS(手ぶれ補正)を切るのを忘れていました。
この辺りは、最近風景撮りをしてたのもあって、すぐ気付きます。
周りのベテランの方々に、「コイツ風景は素人だな」と悟られないどころか「ベテランの風格」さえ漂うような冷静な対応は見事としか言いようがありません。
能書きが長くなりましたが、こんな感じです。
最近は、太陽が上る前のこの空の色の虜になっています。
この寒さなので仕方ないのですが、池が凍ってしまっていて、綺麗な写り込みが撮れませんでした。
しかしそれでも、この空さえ撮れれば、もう満足という気分になります。
そして、この後、朝日が姿を表すことになるのですが、それまはたあとで…。