突然ですが、写真プリントについて書いてみます。
ヨメは、「写真プリントは、お店に頼んだ方が綺麗にできるとイメージしてる人がほとんどだ」と言うんです。
そのことに私は、自分で写真プリント用のプリンターでプリントした方が綺麗にできる、
もしくは、どっちだって同じだと思ってる人だって少なくはないはずだと反論したんで、些か討論に
さて、どのくらいの人がどう思っているのか・・・。
自宅プリントのメリットは、すぐできることや、気に入るまで何度でもやり直せたりするなどのことはすぐ思いつきますが、
一番大きいのは、RAWやTIFFファイルがそのまま扱え、adobeRGBなどの色空間も扱えること。
簡単に言えば、より多くの色を滑らかに出せるってことです。
まぁでも、より多くと言っても2倍になるとかそんな極端なことではなく、見る人がじっくり見ないと分からないレベルではあるんですけどね
ですから、風景なんかの印刷には向いてると思います。
自宅プリンターはインクジェット式ですから写真用紙にインクを吹き付ける機械で、出来上がる写真は印刷物な訳です。
顔料インクを使う物と、染料インクを使う物の2種類があり、それぞれメリットもあるしデメリットもあります。
顔料インクは、色の粒を写真用紙にくっつけるイメージ。
絵としては綺麗に再現ができ、インクも水に溶けないので、少しぐらい水に濡らしてしまっても大丈夫、耐久性も高い。
ですが、光沢が無く、いわゆる写真としての質感が劣る感じ。
こするとインクがはげちゃったりも。
染料インクは、写真用紙にインクを染みこませて写真を作ります。
絵としての再現性は、顔料インクに多少劣るものの、光沢感があり、写真としては綺麗です。
ただ、水に濡らすと滲みます。耐久性も低く、色あせが早いです。
お店プリントは、印画紙です。
写真用紙にインクを吹き付けるのとは、方法がまったく異なります。
印画紙に塗ってある薬品にレーザーを当てて色を出す方法です。
お店プリントのデメリットは、ほとんどがJPEGファイルでsRGBの色空間しか扱えないこと。
ただ、先程書いたように、目の肥えた人がじっくり見ないと分からないレベルです。
通常のスナップ写真の現像などでは、まずどうでもいい話であるし、
「いぬ写真」のくくりで見れば、デメリットになるものではないでしょうね。
あとは、勝手に補正してくれちゃうこと。
ほとんどのお店プリントは、自動に、または機械をいじる人が勝手に補正します。
RAWから仕上げる人など、自分の作った写真データを忠実にプリントするためには、補正をしないお店、もしくは補正をしないでと頼めるお店を探すしかありません。
それと、そのお店の仕上がりに自分のPCのモニターの色を合わせる必要もあります。
メリットは、写真としての質感だと思います。
光沢も良いし、耐久性は一番でしょう。
で、結論。
それぞれメリットとデメリットがあり、どんな方法でも綺麗にできる
ちなみに、そらがくギャラリーのプリントはお店です。
フジの最高級印画紙を使ってます。
耐久性はバツグンですよ。
やっぱり、ずっと残しておきたいものですからね、写真は。
ほたる「湿気が凄かったよ
」。
ほたる【雑種】
Canon EOS 5D MarkⅡ + EF50mm f/1.4 USM
焦点距離50mm SS1/5000 F1.8 ISO100 ピクチャースタイルニュートラル トーンカーブ調整他