LOVE & PEACE FACTORY

♪幸せを運んできてくれる 天使たち♪
~ボルゾイ木蓮&紫苑・MIX猫~

ドイツ式のトレーニング

2012-09-24 21:34:26 | 日記

さてさて、今日は先日の講演会

『ペット先進国ドイツに学ぶ 犬の見かた』

最終章です

 

こんな言葉をご存知でしょうか?

「子供と犬はドイツ人にしつけさせろ」

 

私は正直初めて聴いたのですが、それだけドイツ人のしつけは行き届いているそうです

 

 

そして、こんな質問がありました

 

次の3つのうち、犬を育てるうえでドイツ人が大切にしているものの順番を述べよ

1 愛情

2 規律

3 運動

 

皆さんは、どう思われますか?

 

わたしは・・・初めはね・・・

1 愛情  2 規律  3運動

だと思っていたんですよね

やっぱ、愛情が大事よねぇ~って

 

しかし、関ニールス氏の回答は・・・

 

1 運動

2 規律

3 愛情

 

日本人にはこういう答えが返ってくる人は少ないと思います

かわいい、かわいいで育てられ、何かトラブルに直面すると、

「〇〇ちゃん、怖かったね~。」

といって、抱っこしちゃう飼い主さんが多いですもの

これは、私みたいに大型犬を飼っている飼い主さんは、よく直面されていらっしゃるのでは。。。

 

ドイツ人は、決して犬を猫可愛がりしません

餌をつってトレーニングもしません

叱るときは、ビシッと叱ります

 

甘やかすことは、人間にも言えることですが、最終的にその子の為には決してならないようです

公共の場で、リードで繋がれることなく、自由を与えられているドイツ。。。

犬の自由は、規律を守るうえで成り立っているのです

 

長くなりましたが、1位の運動ですが、以下の考え方によるものです

 

・犬は動物です。動物的な観点からみると、空気や水、食事などと同じように、動くこと(運動)は必要不可欠と考えます

・問題行動を起こすワンコは、運動不足からくる場合が多々ある

などなど・・・

 

そして、2位の規律ですが、

・犬は、基本、群れを成して行動しています。そして必ずリーダーが存在します

 そして、リーダーには逆らうことなく、自分たちが決めた規律を守ります

 

ここで、あなたはリーダーであって、きちんと規律を守らせているか・・・ということになるのです

犬のリーダーは、甘やかしたりしません

キャッキャ言って、一緒に遊んだりもしません

リーダーは常に落ち着き、洞察力があります

たくさんワンちゃんがいる中で、遠くを見ているような子はリーダー質だと言われています

 

 

 

ドイツのトレーニング方法

 

人間がしてあげることで、真っ先にしなければならないのは、社会化です

社会化は、人間がしてあげないとけっして出来ないことです

 

・たくさんの人や犬に会わせる

・いろいろな音に慣れさせる

・いろんな地面を歩かせる

・車にのせて、いろんな場所に連れて行く

などなど・・・

子犬のうちから、社会化へ慣れさせることが、問題行動の縮小につながります

 

こうして社会化を学ばせた結果、2歳を過ぎたころから、ノーリードで歩けるようになるそうです

 

人や犬をみるとガウガウ言ってしまうわんちゃんは、怖がりの傾向があり、

飼い主は心配して、外に出るにもビクビクしてしまうわけですが、

社会化が上手くいっていないわけで、慣れさせていかないといつまでたっても良くならないようです

 

 

そのほか、講演会後に質問の時間を設けて頂いてまして、

みんなどんどん質問をしていました

 

 

本当に、素晴らしい時間を過ごすことが出来、今まで考えもしなかったことがたくさんあり・・・

いろんな方向から物事を考えることは、知恵にも繋がるし、人生を楽しくさせるものであると実感しました

 

 

 

最後に

 

男前を真ん中に(あ、ダーリンの次にね)、デレデレのマーフィーさんと私です(笑)