亀戸の人気ラーメン店「三代目善平」を初訪問してみました。
今年オープンのお店なのですが、和食の経験のある店主のお店だそうで、甘鯛のラーメンや鰊のつけ麺が人気で早くもいくつかのサイトで取り上げられているようです。
細い道を挟んで隣は「DURAMENTEI」、蔵前橋通りを挟んで斜め向かいには「麺ふじさき」があり、ここに出店するのはかなりの自信があるということとお見受けしましたw。
店頭のメニューです。
看板メニューは「甘鯛らあ麺」ですが、1,300円とやや高価。
「豚骨らあ麺」が950円と唯一1,000円を切り、「鰊つけ麺」は1,100円。
また、「本鮪丼」や「海鮮漬け丼」などご飯もので食事ができるのも特徴的です。
券売機で食券を買います。
色々セットがあるのも良いですね。
「甘鯛塩焼きセット」や「甘鯛or銀だら西京焼きセット」はもしかして定食?
結構メニューが多くて迷いますが、Cセットに「生本まぐろ丼or漬け丼(580円)」があるではないですか。
よし、今日は看板メニューの「甘鯛らあ麺」と「生本まぐろ丼」にします!
ラーメンが到着するまで「当店おすすめのお召し上がり方」をよく読んでおきます。
なるほど、トッピングで味変しながら頂けるスタイルのようで。
着丼しました!
おぉ、ラーメンには焼き甘鯛とネギが乗り、それ以外は別添えで提供。
もちろんおすすめ通り、かつセオリー通りにスープから。
おぉ、甘鯛の旨味がしっかり出ていますね。
魚臭すぎず、塩味もちょうど良い感じでごくごく飲める美味しいスープです。
麺は中太で少しウェーブがかかっており、良い感じでスープを絡めます。
食感は意外にもっちりした感じの麺ですね。
麺とスープを何口か楽しんだら真ん中のお皿のみつばとミョウガ、舞茸を入れて香りや風味の変化を楽しみます。
真ん中のお皿の下にはロース肉のチャーシューも入っており、スープにちょっと浸してから頂きました。
すみません、順番通りではなく③と④を飛ばして⑤のチャーシューを先に行っちゃいました。
みつばとミョウガのお皿の下から出てきたのでつい・・・(苦笑)。
続いては④の甘鯛の半身を。
これは松笠焼きですかね。
ウロコのパリパリ感を香ばしさと共に楽しめ、身のほっくりした食感と甘鯛の旨味も良し。
そしてまた⑤に飛んで今度は煮卵を頂きます。
ん?箸でつかんだだけで白身に箸の跡がつくほど柔らかいぞ・・・。
頂いてみると・・・。
白身がちょっと崩れるような感じの珍しい食感。
白身も黄身もしっかり味がついていますが、味噌漬けのような風味がします。
そして⑥の生海苔を投入。
なるほど、海苔の香りが甘鯛に合いますね。
スープで飲んでも良し、麺に絡めても良し。
そして、③のローストビーフにようやく移ります。
すみません、ローストビーフが大好きなので後に取っておきました。
細かく包丁が入っており、柔らかい食感に牛肉本来の旨味がしっかり。
二切れ入っていましたので、一切れはそのまま、もう一切れはスープにくぐらせて頂いてみました。
そして終盤はすだちを絞りました。
味変が楽しすぎて、麺が一口くらいしかなかった状態ですが、魚介に柑橘系は相性が良いので、この味変も良いですね。
甘鯛のラーメンも美味しいですし、別添えトッピングが多過ぎる程で、品数もそうですがこれで1,300円ならしょうがなしのクオリティでした。
おっと、後から来た「本まぐろ丼」も頂かないとw。
うわ、これで580円なら全然OKですよ。
これは中トロですかね。
柔らかでほど良い脂の乗り。
赤身もまぐろの旨味がしっかりしていて美味し。
さすが元和食料理人、調理も目利きも感服です。
実はこの後、まぐろで半分のご飯を食べ、残りの半分は甘鯛のスープをかけて茶漬けにしてみました。
甘鯛の旨味だけでなく生海苔も入った贅沢なスープになっているのですんごく美味かったです。
ランチはご飯サービスなので、茶漬けで〆るのがお勧めです。
今日は元和食の職人が提供するまぐろを頂きたくて奮発しちゃいましたけどw。
次は「鰊つけ麺」を是非頂いてみたいです。
あの鰊の独特な風味がラーメンにどのように取り込まれるのか興味津々です。
9月は5食目で、2024年通算113食(86すすり17つけ10まぜ)になりました。