もむでんブログ

RWC2023決勝の代理戦争?ラグビーリーグワン第2節:横浜キヤノンイーグルス24-22トヨタヴェルブリッツ

今週もラグビーリーグワン観戦へ!

今日は日産スタジアムで横浜キヤノンイーグルス(以下横浜E)対トヨタヴェルブリッツ(以下トヨタV)の試合。

愛知県がホームのトヨタVは、当然半分が愛知県の試合で、他に関東に来るのは実は予定があって行けない1月6日の熊谷での埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下埼玉WK)と、リコーブラックラムズ東京(BR東京)戦くらい。

ならば今日この対戦を見ておかないと!

 

それはなぜなら、昨シーズンから横浜Eに所属する南アフリカ代表”スプリングボクス”のSHファフ・デクラークとCTBジェシー・クリエル、今シーズンからトヨタVに所属するニュージーランド代表”オールブラックス”のSHアーロン・スミスとSOボーデン・バレットが対戦する、”RWC2023決勝代理戦争”だからです!

もちろん、4選手はそろって出場予定です。

開場前のボードはホームの横浜Eしか掲示されていませんでしたが・・・。

 

チケットは1階スタンドの指定席は完売になっており、ゴール裏のサイドスタンドは販売されず、2階席が自由席として販売されていましたが、2階の自由席も結構な人の入りで、かろうじてトヨタV側でゴール真横ぐらいの席をキープできました。

 

両チーム選手の入場です。

相変わらず別々に入場して集合写真も撮らないラグビー独特の方式です。

 

試合は左に陣を取ったトヨタVのキックオフ。

 

試合開始5分には横浜Eが、6分にはトヨタVがノックオンでスクラム。

その2回目のスクラムでトヨタVのコラプシングがあり、横浜Eはタッチキックでラインアウトを選択するも決定機に至らず。

 

トヨタVは横浜E陣内のラインアウトから・・・。

 

モールを組んで押します。

トヨタVは攻勢を続け、9分には横浜Eのノットリリースザボール、11分には横浜Eが自陣ゴール正面でオフサイドと反則が続いて、トヨタVはショットを選択。

 

これをボーデンバレットがしっかり決めてトヨタVが先制して0-3。

 

横浜Eは13分に中央で細かいパスをつないで、岡部がDFラインを見事に突破してトライ!

 

早い時間に逆転した横浜E。

 

ほぼ正面のキックをSO田村が外すわけもなく、7-3とします。

 

22分にはトヨタVが自陣深くでノックオンを犯してスクラムに。

 

そのスクラムからごーっるライン付近まで押し込んで、最後はシオネ・ハラシリがトライ。

 

2連続トライで突き放します。

このコンバージョンも田村が決めて14-3。

 

さらに攻勢を強める横浜Eは、中盤でのこぼれ球をデクラークが縦へキック、走り込んだ選手をカバーした田村がボールを受けてグラウンディングも、TMOの結果オフサイドでノートライ。

 

そのオフサイドからタッチキックでラインアウトを選択。

 

その一連の攻撃から、逆サイドに展開し、攻めるトヨタV。

 

 

押し込みますが・・・。

サッカーのペナルティエリアが気になる・・・(苦笑)。

 

押し込んでポイントを移しながら連続攻撃するトヨタV。

 

そして30分、連続攻撃が実って右サイドでシオサイア・フィフィタがトライ!

トライの瞬間や直後の写真が無くてすみません・・・。

角度のないコンバージョンを、ボーデン・バレットが見事に成功して14-10。

 

35分にはトヨタV陣内10mライン中央付近でトヨタVにノットロールアウェイの反則があり、ショットを選択。

これを田村がしっかり決め、17-10と差を1TG差にして前半終了。

 

後半はエンドを変えて、左から右に攻める横浜Eのキックオフで再開。

 

すると、いきなり後半1分に横浜Eが右サイドを突破、カバーした右WTBイノケ・ブルアがトライ!

 

そして、角度のないコンバージョンも、田村がきっちり成功して24-10。

横浜Eがスクラムからもサイド突破からも結果を出し、2TG差に広げます。

 

しかし、今度は4分以に横浜Eが自陣でノックオンを取られ、トヨタVボールのスクラム。

このスクラムを押し込んで、最後はWTB岡田のトライ!

 

しかし、そんなに難しくない角度に見えたコンバージョンはボーデン・バレットが失敗、24-15と9点差で、1TG差まで詰め寄ることに失敗。

 

17分にトヨタVのオーバー座トップから、横浜Eがラインアウトを得て、モールを組んで攻めます。

 

トライか?

レフリーがのぞき込みます。

 

結局、ボールはグランディングできておらず、ゴールラインドロップアウトに。

 

30分にはトヨタVがノックオンを取られますが、直前のプレーが横浜Eのリアギマタギ・モリの頭部へのコンタクトとなり、シンビンに。

残り10分でのシンビンの為、復帰はできず、そのまま14人で最後まで戦うことを強いられる横浜E。

 

ここぞとばかりにマイボールラインアウトから連続攻撃を仕掛けるトヨタV。

 

中央寄りにポイントを移し、アーロン・スミスがラックから出したボールをパスフェイントを仕掛け、DFラインの空いた隙間に飛び込んでトライ!

世界の技を見せてくれました。

 

この距離のコンバージョンをボーデンバレットが外すわけもなく、これを決めて24-22!

PG一つでひっくり返る点差となり、なおも14人対15人の数的優位。

 

その時、オーロラビジョンの本日の入場者数が表示され、31.312人とリーグワンの最多記録を更新。

うわぁ・・・。

やっぱ世界的スターが来ると違いますね。

 

そして、なおも押し込むトヨタVですが、縦へのキックが2度のゴールラインドロップアウトを取られるなど、なかなか決定機に結びつかず。

そして、38分にはトヨタVがノックオンで横浜Eボールスクラムとなり、再度トヨタVのペナルティが出されますが、横浜Eは短くつないでラックを作ってはマイボールを続けて時間を使い、最後はホーン直後に外に蹴りだしてノーサイド。

 

一人少ない状態での終盤を乗り切った横浜Eが2節にして初勝利を上げました。

一方で昨年3位を相手に2連勝を狙ったトヨタVは1勝1敗で横浜Eと同じ星勘定に。

終って見たらボーデンバレットのコンバージョン失敗が響きましたね・・・。

もちろん、PG1つでひっくり返る点差でしたからタラレバは山ほどあって、あくまで結果論ですけどね。

ただし、2点差の為敗れても1ポイントのボーナスはつきます。

4トライ以上での勝利か7点差以内の敗北でもらえるボーナスポイントの積み重ねが最後は効いてくると思うので、次節以降立て直してプレーオフ進出を狙って欲しいです。

 

明日は大型補強に成功して初戦を快勝したサントリー東京サンゴリアスと東芝ブレ―ブルーパス東京の府中ダービーが味スタで行われますが、直前の所用もあって時間的にタイトなため観戦は見送りにしています。

こちらは4月27日にもう一度対戦があるので、その際に頑張ってチケットを取りたいと考えています。

ちなみに、今日の横浜EとトヨタVも再戦がありますが、残念ながら次回はトヨタVのホームかつ上記の府中ダービーと同日。

 

これ以外にも気になる試合がたくさんあるので、スケジュール調整と体調管理をしっかりして臨みたいと思います。

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