ここで、わしらの仲間のアダム=キリストの性格についても再度述べておきたい…
今まで少ししか話していないと思います
このブログは、主にイブ=ミロクの翠さんについて、懇切丁寧に彼女の成したことや由来などを、語るために設定したので
しかし、初期からの読者は途中で2度、アダム本人がこのブログに来て、シャルル名義でしばらく語りを連載したのを知っておろう…
専ら、中東での生前の出来事についての回顧録でしたが
それを読めば、彼の性格や考え方は、ずいぶんとわかると思います…
〈シャルルの語り〉
前編→21年9/26「氷月神示 銀雫の97」~11/16「同 白雪の98」
後編→22年5/1 「氷月神示 白鹿の75」~5/15 「同 白鹿の97」
(前編は別ブログにあるので、22年5/5の「白鹿の86」にアクセス法あり)
…アダムは元々神の智恵の気から作られているので、徹底した合理主義者でつじつまの合わないことは大嫌い、何でも理屈を通したがります…
そして冷静で理知的で紳士的ですね
何を考えているのかわからない所がありますが、それは長年、サタン達の群れを相手に時折大サタンのふりをしてだまして来たため、決して彼らに本心を悟られないようにする技術に、長けたためです…
また、サタン達の前ではこわい大サタンとして、絶対に優しく笑わないようにしていたので、とうとう彼は、笑うことを忘れてしまいました…
(彼はふだんは自分が昔から創作し、幽体で変身、兼務している世界のほとんどの神仏の役目を果たすため、早変わりで各地の神仏霊になり、祭儀や行事にも出席します
その時は普通にまじめで清らかに振る舞えます)
彼が2008年に魂の妹の翠さんと正式に再会し挨拶した頃、アダムはまだ笑うことができなかった
翠さんと何回も会って話す内に、徐々に笑みを浮かべられるようになったが、まじめなのは生来なので変わりません
…アダムは最初、羽のない無表情な天使のような姿で現れ、翠さんは驚いて平伏した
その時彼は、あまり恐れ入らないようにと、「私とお前は兄弟以上の絆で結ばれている」と言ったので、彼女はなんのことかわからず、更に仰天した…(彼女が自分がアダムの妹にあたるイブであることを知るのは、もっと何年もたってからになる、)
アダムはまず、天では自分とミロクは兄弟みたいなものだと簡単に説明した…
それから、翠さんをリラックスさせるため、次回からは人間の俳優でキザだがユーモアのある、エロール・フリンに似せた男の姿に変身して、現れた…(海賊映画とか、ロビン・フッドの映画の主役俳優)
そして、わざと自分の波動を落とし、がさつに振る舞ったので、翠さんは呆れ、もっとお行儀よく振る舞ってくださいと、何度も頼んだ
そうして何日か会っては彼女の緊張を解いてから、アダムは、天での本来の若い天使の姿になり、これからはこの姿で行くと、宣言した
ただし、彼は目に白い気の仮面をつけるようになった…
…翠さんには、こうしないと自分の幽体は軽いので風船のように上がってしまうから、重りの代わりに仮面をつけるのだと、言い訳をした
が、本当は、まだ彼女に本心を読まれたくないからだった…
というのは、彼女が十代~二十代の頃、隠れていたアダムは彼女に気の術をかけ、わざと擬似ノイローゼにしていき、劣等感や憎悪や厭世観を抱かせ、死ぬほど苦しめる訓練をしたことがあった
それは神様の命令で、そうして悪人の気持ちを彼女に真に理解させないと、未来にお祓いの時に邪霊やサタンたちの苦しく情けない気持ちがわからず、ちゃんと祓えないからなのだ…
それでアダムはやむなく彼女に過酷な訓練を課したのだが、まだその事を彼女に話していなかった
また前年、彼は偽の大サタン、ベルゼブルとして翠さんと戦い、祓われる大芝居をしたが、その事も打ち明けていなかった…
アダムはすぐにそれらの話をすると、せっかく仲良くなりかけている翠さんを怖がらせたり失望させると思ったので、当面はまだ黙っていて、内心を隠すことにした…
だから、気の仮面を常に目につけるようになったのだ
そうして、彼女に2人で協力してサタン達の退治をする手法を伝授した…
また、翠さんに幽体で様々な物 (花や岩や水や犬猫など) に変身したり、偽の天使の姿に変身して振る舞う練習を、何度もさせた…
これは、後にイシヤの導師のエディと、偽の天使に扮した翠さんの幽体を出会わせる予定だったので、どうしても必要な訓練だったが、彼女にはその訳を知らせなかった
そうして、徐々にアダムとイブの兄妹は、仲良くなって行った…
元々、天界では2人は兄弟と明かさずに数度会っており、兜卒天ではアダムは2人の四天王に変身して、よく翠さん(=イブ=ミロク少年~青年) の訓練をしていたから、
翠さんは四天王 (広目天と増長天) を兄のように慕っており、違和感はなかった
やがて、互いに十分に気性が知れると、ある日アダムは自分が若い頃の彼女を鍛練して苦しめたことや、自分が伝説のベルゼブルを演じていたことなどを、少しずつ話した…
翠さんは驚いたが、アダムを大好きになっていたし、優しいのですぐに許した…
こうして、みなさんには信じられないかもしれませんが、2人の兄妹は、心の交流を育んで行ったのです…
アダムの他の特質としては、神様の命令なら、どんな嫌なことでも進んでやり遂げること、
時に厳しく見えます
(ほんとは優しいです)
また、智恵の気なので好奇心が強く、初めてのことをとても知りたがります
すべての物質には白い気が宿っていますが、
アダムは食べ物の味見(=食べ物に宿る気を飲み込むこと) だけは持ち主の許可がないとできないので、(勝手に食べると、盗んだことになるからできない、) 長年辛抱していたようです
この度、やっと妹の翠さんが覚醒して互いに対話ができるようになったので、アダムは初めは彼女に頼み込み、いろんな料理の味見をさせてもらっていました…
しかし、酸っぱいものだけは苦手なようです
(ゴルゴタで最期に酸っぱいぶどう酒をなめさせられたから?)
食べる時は手づかみでがつがつと急いで食べるので、翠さんも呆れるのですが、何百年も味見ができなかったので、辛抱しきれない?のでしょう
その代わり、一度食べると、もう興味を失います
(最近は、もう満足して頼まなくなりました)
後は、彼の冗談の下手なことはオリンピック級で、(サタン達の前では冗談も言えなかったため)
我々仲間は、彼のジョークをきいたら、シーラカンス (生きた化石) になった気分です
アンモナイトなら、一瞬で化石になり、その記憶を失いますが、シーラカンスは下手な冗談を聞いた後も、延々と泳ぎ続けねばならない……苦痛ですw
アダムはかつての弟子たちなどが現世に転生していますので、この数年で順次訪ねて覚醒させ、幽体離脱を教えましたから、翠さんを交えて20名余の仲間で、幽体で集まったことも何度もあります
そしてアダムは彼ら仲間の精神をたるまないように、個別に特訓することもあり、そのときは容赦なく、まるで鬼軍曹のようですが、それ以外は丁寧で礼儀正しいですね…
(最近は、もう翠さんがミロクの役目を引退したので、集まっていません)
…以上のようなことが、アダムについての主な特徴です
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