缶詰絵日記

漫画、旅行、TVドラマ、なんでも好きなものを詰め込んで、日常を描き留めます。

絵柄の変遷#3

2019-05-03 23:06:22 | comic
さてアナログ+デジタル時代に終わりを告げ、ここからは完全デジタルに移行です。
ペンタブに慣れなくて、一生綺麗な線は引けないんじゃないかって思いました。(;'∀')
曲がる曲がる、震える震える、全然思い通りにならない!
超ストレス!!
解像度とは何かとか、dpiとは、pixelとはなんぞやとか、なんにもわからない状態で描き進めてましたね。
おかげさまで荒いし汚いし。まあ誰にでも最初の一歩はあるさ。

【1】月と猫
はじめてオールデジタルで仕上げた作品。
なんとノーネーム、ノー下書き。



デジタルのいいところは何度でも描きなおせるところよね。
だから確かあんまり深く考えずに、ネームも丁寧に作らなくていいや、とりあえず描き進めてだめなら描きなおせばいい、って感じで軽く進めた気がします。
逆にそれが良かったのか、ストーリーの流れというものを掴みやすかった。
どこでどれくらい間が必要か、読み進める側の目線を意識できたのかも。
この作品はウィングスの4位に入った作品。

深いこと考えず、とりあえず猫とイケメンがイチャイチャしている漫画描きたかっただけっていうね。(*‘∀‘)
ちなみに現在もこの番外編は描いてます。
それがこちら。



あんなにデジタルのペン慣れなかったのに、ひたすら練習すれば慣れてくるもんなんですね~( ゚Д゚)
絵柄全然ちがってて笑うわw
後編も描きたいな~とは思ってます!
ちなみに前編はこちら

【2】悠久録
これもあんまり深いこと考えずに描き始めた漫画。



ストーリーどうこうっていうことより絵柄を工夫したくて描いてたはず。
墨絵に近いような、ガサつきやにじみみたいなものを出したかったんだけど、難しい~。デジタルの処理がよくわからない~。
こういうのはむしろトーン処理ではなくグレー処理のほうが味が出た気がする。
頭の中ではわりとストーリーが組みあがってたんだけど、一旦いま頓挫してます(;´・ω・)
もっと深く考えないといけないところまできたら考えようと思って…そのうち…ね。

実はここから二次創作にハマってしまい、全然自分の漫画描かずに本だけ6冊も作ることに。
二次創作でハマった作品はこちら。
宇宙戦艦ヤマト2199→同人誌2冊
スラムダンク→同人誌4冊
ゴールデンカムイ→同人誌は出してませんがもはや300ページ以上描いています…
死と彼女とぼく→同人誌は出してませんが32ページ漫画描いてます
十二国記→最近描き始めましたw

でもおかげさまでいろんな漫画やアニメのファンのかたと知り合いになることができて本当に良かった!
SNSって怖いかな~と思っていましたけど、みなさんとても優しいひとたちでした(*'ω'*)
今後ともどうぞよろしくお願いします。
またイベント出たいなあ~。

【3】CROW
現在描き進めている創作漫画です。

この作品を描き始めたのは2018年の8月。
もうすぐ1年ですがいま4話目っていうね(;'∀')
がんばろ…

ほぼ10か月くらいほったらかしたもので、(この間同人誌描きまくってたので絵柄がめちゃくちゃ変わってる)、同じ作品内でも随分変化しました。

ま、でもキャラもいろいろあって顔つき変わることあるよね~~(;'∀')ハハ…
Pixivへアップしているお話はこちら。
第1話
第2話
第3話
第4話


ぼちぼち自分のほうの漫画制作も再開しますので、どうぞよろしくお願いいたします!


【まとめ】
わたしにとってデジタルにしてよかったことは、「考えすぎなくなった」ことです。
だって直せるし。
なので漫画の描き方として「こうあらねばならぬ」をやらなくてよくなったのは、とっても心の荷が下りたし何より時間の節約になった。
もともと「正しい漫画の描き方」なんてものは存在しないわけですから、「自分に合ったスタイル」を見つけていけばいいのです。
わたしにとっては「下書きしない」「とりあえず描き始める」という方法が合っていて、そのほうが進むしリバイスも早い。
悩みすぎて描けなくなるタイプのひとにはオススメの方法です。
だって出来上がるまでの工程なんて誰も気にしないし、結局おもしろいものが仕上がればそれでいいわけだから(*'ω'*)

さあ2019年ももうすぐ下期に入りますが、自分の生活にも大きな変化が出そうなので、ひとつひとつ丁寧にチャンスに変えていけるよう生活したいなと思います!

絵柄の変遷#2

2019-05-03 22:04:59 | comic
前回絵柄の変遷についてアナログ時代の作品についてみてみました。
ここからはアナログ→デジタルの時代に入って来ます。

アナログで描いたものをデジタルで処理し始めた作品がこちら。
【1】隠-オヌ‐
アナログで描いたものをデジタルで仕上げたもの。
このころはまだデジタル始めたばかりで、どんな機能を使えばどんな処理ができるのか全然わかっていませんでした。



自分の絵柄は少女漫画向きではないと編集者に言われ、じゃあいっそのこと青年漫画描いたれと思って描いたのがこの作品。
ひとの本音が具現化して鬼のように見えてしまう女の子のお話。
ストーリーの流れとか未熟なところがいっぱい。。
まあでもわたしの「人間観」みたいなものを表現できたかな、という仕上がりです。
初めて漫画で佳作に入った作品です。

このキャラたちはまた描きたいな~と今でも思います。
続き描きたいな。

【2】Mother
これもアナログ+デジタル。


テーマは「命」。
なんか感動するすべての作品は、絶対に命をテーマにしている気がしてならない。
命は自由に作ることができるのか、ひとと機械の命の差とは?というものが描きたかった。
編集さんからは「想像の範囲内の未来ですね」とグッサリ言われた記憶が。
もっと深堀りが必要だな~。
そうすると短編には向かないんだな~。

【3】創世の翼
アナログ+デジタルだけど実はいまだ仕上がってない原稿。



これもたしか「命」がテーマ。
なんのために戦うのか、自分の使命とは、運命は変えられるのか。
どうやって既存のシステムや概念を壊すか、そこに進化のカギがあるのでは、ということが言いたかったような。
全力であがくことって大事だよね~。
実は1作目すら仕上がってないのに2作目まで描いたっていうやつ。
テーマが重いから短編じゃ無理だわ~w

このお話はリバイスしてまたちゃんと描きたいなあ。


アナログ+デジタルの時代はこんなかんじです!(*‘∀‘)
次回は完全デジタル移行した作品をのっけたい。