公園は誰のもの(大阪城公園の野鳥や開発など)

野鳥とか猫の事など。1200本の樹木大量伐採で商業施設を建設した現管理会社の大阪城公園の開発に反対。

大阪城公園のサクヤルミナについて(市民の声 2019年6月28日回答)

2019-07-01 16:46:53 | 野鳥


大阪城公園のサクヤルミナについて
https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000472516.html

受付日 2019年1月15日
回答日 2019年6月28日


ページ番号:472516

市民の声
1 大きな音と強い光を出す電飾イベントは屋内でやるべきものだが、公共の公園である屋外で行われている。
スピーカーから絶えず音が鳴り続け強い光を放っているため、近隣が迷惑を被り、公園利用者が歩く時に不快に感じているが、このイベントが屋外で行われていること自体をどう考えているのか。
 サクヤルミナは屋外実施するための対策さえも行っていないのに、なぜ好きな時間に音や光を出すことがまかり通るのか。
 また、年明けから音量が上がっている。ベース音はすべての窓を閉めていてもやはり体に響く。

2 22時以降の音出しをしないという点について、改善されたとのことだが、だからといって15時や16時からの光と音出しは良し、という意味になってしまったのか。
ただでさえ営業開始の18時からこちらは4時間も我慢をさせられているのに更になお15時から始めるのか。
 メンテナンスということであろうが、公園の使用にあたって、営業時間の18時から22時以外も光を出すという条件で申請をあげているのか?
 リハーサルやメンテナンスが必要ならば屋内でやってもらいたい。屋外にしても、せめて営業時間内におさめてほしい。

3 環境アセスメント会社に依頼し、飛騨の森の木々を用いてサクヤルミナをやることの調査をされたということだが、調査方法、調査結果などを教えてほしい。
また、イベントが毎日15時から夜遅くまで光り、音を出す条件で調査されているのか。

4 アルカナイトという会社は聞いても連絡先や住所も教えないので、その会社の実態がよくわからない。連絡先と住所を教えてもらいたい。


市の考え方
1 「サクヤルミナ」の実施について
 大阪城公園は、貴重な緑あふれる市民の方々の憩いの場であるとともに、重要文化財などの歴史的・文化的価値の高い資産が集積する特別史跡でもあり、さらには、大阪を代表する観光地として国内外から多くの観光客が訪れる場所でもあります。
 「サクヤルミナ」は、このような大阪城公園において、市民の方々をはじめとして、国内外から訪れる多くの観光客を、国籍や年齢に関係なく満足させることができるエンターテインメント性をもったオリジナルのコンテンツとして、年間を通じて実施することで、夜の大阪城公園の活性化につなげたいと考えております。
 また、本イベントの実施場所につきましては、参加者の方々が、歴史的景観を楽しみながら、園内を周遊することができ、大阪城の歴史的魅力や自然あふれる魅力に、より触れていただけるような場所を検討し、現在の場所で開催することとなりました。

2 音量及び営業時間前の光と音出しについて
 イベント主催者である大阪城パークマネジメント株式会社並びに吉本興業株式会社と電通グループが共同出資する株式会社アルカナイト(以下「事業者」と言います。)に確認いたしましたところ、本イベント開始当初に、近隣住民の皆さまから音量が大きいとのご指摘を受けて、平成30年12月末に全体的に音量を下げており、その後はその音量のレベルを維持しているとのことです。
 本市におきましても、イベント開始当初より音量が下がっていることを確認しておりますが、部分的に大きく聞こえている場所がないか等を検証するよう、事業者に改めて指導し、今後も事業者において、音量の測定箇所を検討のうえ、定期的に確認していくとの報告を受けています。
 また、営業時間前の光と音出しにつきましては、明確なルール化ができておりませんでしたが、いただきましたご意見を踏まえて、リハーサルのための営業時間前の光と音出しを、必要最低限の範囲で実施するよう、現在、事業者と協議を行っております。

3 鳥類の調査について
 鳥類に関する調査につきましては、サクヤルミナを開催するにあたり、現状を把握し、必要な保全措置を検討することを目的として、事業者の依頼に基づき、環境アセスメント会社が実施いたしました。
 本調査については、時間帯を限定せず、さまざまな時間帯の鳥類の状況を確認することとしており、事業者から報告を受けた調査内容は、次のとおりです。
 なお、(2)~(4)の調査につきましては、イベント実施区域、及び比較対象としてイベント実施区域外の市民の森エリアを、調査範囲と設定して実施いたしました。

 (1)既存資料調査
  大阪城公園における鳥類の飛来状況や繁殖情報等について把握できる資料を収集し、生息情報を整理。
 (2)ラインセンサス調査
  調査範囲内において、早朝から午前中の鳥類の活動が活発な時間帯に、あらかじめ定めた調査ライン上 を歩行しながら出現する鳥類を全て記録。
 (3)任意観察調査
  ラインセンサス調査終了後、調査範囲内においてさらに詳細な鳥類の繁殖状況や営巣地の位置などを把握。
 (4)夜間調査
  調査範囲内において、夜間に鳥類の現状調査を実施し、夜行性鳥類の生息の有無、調査範囲内に生息する鳥類の夜間の状況を把握。
  
 以上の調査の結果、調査範囲内における鳥類の種類や巣の状況を確認し、営巣木にはイベント用の器具等を取り付けないこととし、また、イベント実施区域内の飛騨の森の低木の茂みは、渡り途中の小鳥たちの隠れ場所となっていることが多いと考えられるため、ライトや電源コード、立て看板などの器具を設置しないことといたしました。
 今後につきましても、事業者において、引き続き継続的にモニタリング調査を実施し、本イベント開催による影響の有無を確認していく予定です。

4 株式会社アルカナイトについて
 株式会社アルカナイトは、吉本興業株式会社並びに電通グループが共同出資し、サクヤルミナの実施を目的として設置した特定目的会社で、連絡先は次のとおりです。
  ・会社所在地 大阪府大阪市中央区難波千日前11番6号
  ・電話番号  06-6649-0680(サクヤルミナ事務局)
 また、サクヤルミナ事務局においても、今後は同様の内容をお答えできるよう、事務局スタッフの対応を改めるよう指導いたしました。

 今後につきましても、来園者の方々からの貴重なご意見を真摯に受け止めながら、定期的に状況確認に努めるとともに、多くの来園者の方々に満足していただけるよう、大阪城パークマネジメント共同事業体とともに、イベントの実施及び公園の管理・運営に努めてまいります。



担当部署(電話番号)
経済戦略局 観光部 観光課
(電話番号:06-6469-5165)
建設局 公園緑化部 調整課
(電話番号:06-6469-3825)
建設局 西部方面管理事務所 大阪城公園事務所
(電話番号:06-6941-1144)

対応の種別
説明

受付日
2019年1月15日

回答日
2019年2月8日

公表日
2019年6月28日

ご注意事項
本ページの内容は、受付日現在(市の考え方のあるものは回答日現在)の内容であり、現在の内容と異なる場合があります。

市民の声を消すとは、なんと汚い大阪市!大阪城公園森ノ宮エリアインフラ整備工事について 市民の声受付日:平成30年3月18日

2019-07-01 16:10:07 | 野鳥


大阪城公園森ノ宮エリアインフラ整備工事について
 市民の声受付日:平成30年3月18日

最近気づいたが、大阪市サイト 市民の声 より、
大阪城公園の商業化について意見する市民の声が削除されています。


大阪城公園の商業化に異を唱える意見以外は残っています。
なんと、汚いやりかたを するのでしょうか?大阪市。


市民の声 内容

 『大阪城公園森ノ宮エリアインフラ整備工事』を発見しました。大量の樹木が伐採されています。
1.大阪城公園森ノ宮エリアインフラ整備工事のために何本の木を伐採したのか教えて下さい。(今後もっと伐採するのならそれも含めて)
2.インフラ整備工事の内容(目的)を教えて下さい。例えば水道等のインフラ整備のためだけにあのような広大な土地が必要とは思えませんので。
3.大阪市は大阪城公園の自然破壊を是としておられるのかどうか、ご見解をお聞かせ下さい。噴水近くのコンビニ建設から始まる大阪城公園の自然破壊は、大阪市民としては到底容認できないレベルに達しています。



市の考え方(回答)

1.大阪城公園森ノ宮エリアインフラ整備工事の目的及び樹木の伐採本数について
 当該地については、現在インフラ整備工事として、給排水管や電気設備の敷設を行っており、その後、劇場型文化集客施設「クールジャパンパーク大阪」(仮称)の整備を予定しているため、その整備範囲を仮囲いしております。
 「クールジャパンパーク大阪」(仮称)の整備は、大阪城パークマネジメント共同事業体(※)とともに実施しており、大阪城公園に多目的に使える劇場集積型の文化施設拠点を設け、日常的な公園利用者をはじめとして、年々増加する国内外の観光客の方々に、伝統芸能や世界一級のショーなど、国内外のハイレベルなエンタテイメントを発信し、世界的観光拠点として、大阪城公園のさらなる魅力向上を図るものです。
 なお、本整備に伴う樹木の伐採本数は、計320本の予定です。ただし、本整備にあたっても、他の公園施設の整備と同様に、景観に十分配慮することとしており、樹形が良く景観木として利用できる樹木については一部存置し、移植が可能な樹木に関しては周辺の移植可能な場所に移植を行っており、さらに、建物に壁面緑化や屋上緑化を実施し、公園内の緑量の保存に努めております。また、一方で新たに植樹を行う等、公園内の緑量の確保に努めるとともに、伐採した樹木を、ウッドチップにして、園内の維持管理に活用する等、再利用にも努めております。

2.大阪城公園の自然に関する本市の考え方について
 大阪城公園は、貴重な緑あふれる市民の方々の憩いの場であり、緑の確保は、本市としても重要であると認識しております。しかしながら、大阪城公園は、重要文化財などの歴史的文化的価値の高い資産が集積する特別史跡でもあり、さらには、大阪を代表する観光地として国内外から多くの観光客が訪れる場所でもあります。
 本市といたしましては、このような大阪城公園の特徴をふまえ、多くの来園者の多様なニーズに応じる魅力あふれる公園として、管理運営及び整備を推進することとしており、それぞれのエリアの特徴やロケ―ションを活かした新たな魅力を創出するため、大阪城パークマネジメント共同事業体と連携して、緑地の保存・管理や、文化財の補修等に努めるとともに、来園者の利便性や満足度の向上に資する公園施設の整備等を行っております。
 今後につきましても、引き続き、大阪城公園の貴重な緑の保存・管理に努めるとともに、その貴重な緑を、より感じることができる場の提供にも取り組み、また、魅力あふれる施設の整備・管理やサービスの提供を行うことで、市民の方々や観光客の方々をはじめとし、多くの来園者の方々に満足していただけるよう、大阪城パークマネジメント共同事業体とともに、公園の管理・運営に努めてまいります。



担当部署

建設局 公園緑化部 調整課
(電話番号:06-6469-3825)
経済戦略局 観光部 観光課
(電話番号:06-6469-5165)
※平成27年4月1日より、公募で選定された「大阪城パークマネジメント共同事業体」が、指定管理者として大阪城公園の管理・運営を実施しております