『夢は叶う伝説』★第2巻★

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韓国映画/春が来れば

2006年03月27日 03時07分14秒 | 映画2005~2006
「満開の桜の木の下で」
観てきました★★★(★)☆

【あらすじ】
トランペッターのヒョヌの夢は、交響楽団に入って名声を得ること。
その夢も実現しないまま、気がつけば中年の年齢になっていた。
愛する人を幸せにする自信もなく、不機嫌で頑なな人間になっていた。
ソウルから遠く離れた炭鉱町の中学校で吹奏楽部の指導をするうちに
人の心の温かさに触れ、ゆっくりと自分自身も成長していく。

心の奥深いところで家族や恋人に抱きつづけている愛情の尊さに触れることで、
生きていく中で一番大切な力、すなわち愛とやさしさを知る。

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韓国は映画もTVドラマも“何があってもキチント食事”の国らしく飲食のシーンが多い。
TV画面が道端でラーメンを食べる低所得者を放送している、横の鏡には鍋を抱えて
ラーメンを食べている自分がいる。一人で食事をしないという韓国では
これは珍しいシーンかも。

なさけない中年男が、関わる生徒とその家族と接する時に、少し強い男になる。
強くなって守ろうとした時の顔に「大丈夫だから」の微笑みが見える。
貧しい炭鉱の町に彼を必要とする人が居る事で、彼の居場所が出来る。

しだいに先生らしくなってゆく顔や言葉の変化が面白い。
吹奏楽団の指揮棒を振る時の姿は優美~好きだなぁ~こうゆうの。

少しだけど強くなった男は、思いを寄せる女性が婚約を破棄した事を知り逢いに行く。
彼女の家の近く、満開の桜の木の下から電話をかける。
ゆとり有る笑顔と声で彼女に話しかける~

心淋しい秋から始まり、痛いほど寒い冬はどん底、雪が溶け出したころの春が暖かい
環境的にとてもよく似ている韓国映画が描く、四季の感傷が違和感なく入り
桜咲くラストシーンから受ける感覚、「春」の穏やかさは日本と同じでした。

ヤクザな男「パイラン」も良かったけど、なさけない“チェ・ミンシク”もいいかも!
帰りに同名の原作本を買ってしまいました!

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
劇場鑑賞ですか? (ゆうぞう)
2006-03-28 00:50:27
「オールド・ボーイ」「シュリ」の”チェ・ミンシク”ですか。

バイオレンスなイメージが強い彼には珍しい役どころ?

(私が知らないだけ?)



福岡では今のところ上映予定ありません。

返信する
はい!あの”チェ・ミンシク”です! (ちー)
2006-03-28 01:06:16
ゆうぞうさん、おばんです。

日曜日に3本観てきました。

春が来れば。エミリー・ローズ 。

イーオン・フラックス。です。

何年ぶりかの3本ハシゴ(笑)

多忙のからの開放感~♪

イーサン・ホークを見逃したので、これは早め

に行きました。映画バトンで迷った俳優です。

これを観たらニコール・キッドマン と交代かな・・・

機会があれば「パイラン」もお薦めです。

ゆうぞうさんの「運命じゃない人」レンタルで入らないそうです(泣)衛星劇場待ち!

返信する
やはり・・・ (ゆうぞう)
2006-03-31 00:46:30
「運命じゃない人」やはりレンタル置いてませんか。

セル版もほとんど売ってるとこ見たことありません。

返信する
いろいろ聞かれて (ちー)
2006-03-31 00:49:24
困りました。。。

レンタル屋さんも知らなかった・・・

衛星放送でパッチギをやったので

ネットから希望だします!
返信する

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