五高の歴史・落ち穂拾い 漱石を読む

漱石の俳句を見たりしてきたのでやはり小説も眼を通すべきだろう。
漱石の小説については、坊っちゃん、草枕、二百十日、我が輩は猫である、明暗、それから、等々を読んできたが虞美人草はまだ読み通しては居ないと思い、全集の一冊を借りてきた。読み始めて早い話この小説は面白くない美辞麗句を並べてある。なにか訳がわからんといった方が良いか、それとも難しいといった方が良いのだろうか？、
ストーリー的には、一種のお家騒動であると思われる。しかし、その背後にある近代小説とは相反する過剰な要素が存在するように感じる。しかし怪異譚として、『虞美人草』を読み下して行きたい。
阿蘇神社　阿蘇火口