五高の歴史・落穂拾い

旧制第五高等学校の六十年にわたる想い出の歴史のエピソードを集めている。

イオンに買い物に行く

2015-02-21 05:36:12 | 日常生活について
二月は逃げると言う例えがあるようにあと一週間でやよい三月になる。最近はこれもしたい、あれもしたかったと思うばかりで月日は過ぎ去り、ただ平々凡々とした生活を送るばかりである。午前中に散髪を済ませてきた。大学の散髪屋さんも撤退したようで、学生さんの散髪を中心に行っていたが、現在はいわゆるハイカラさんばかりでただ長髪の散髪で終わる人はいない。俺は大学の散髪屋さんに在職中を中心に三〇年来お世話になって来たが早く仕上がると言う事と料金が安いと言う事が最大の長所であった。執務中に一寸頭を刈ってくると言って二〇分位でまた執務という按配であった。若い時はそれでいいかもしてないが白髪頭の今日ではそれでは汚い感じになってしまう。

近くにイオングループの店があるので買い物に行ったが、なにか若者中心の店で年寄りには合致しない店である。距離にして約二キロばかりであるので散歩コースとして丁度良く、買い物に立ち寄るわけである。昨日はバイキングのオカズと赤飯を買ってきた。たまにはここのオカズもいいようであるが何回か食べていると匂い、味等々に飽きが来て食べたくなる。一人者の個食もあるが俺は食べたくない。酒の肴に購入するのが主であるが万人向きに調理してあるのか、家に持ち帰ってから改めて味付け直している。昨日の場合は赤飯はただ小豆をいれて炊いたと言うだけのしろもの様であった。もち米で炊くのが赤飯であるがうるち米にササゲを入れた物の様で全然おいしくなかった。イオンが出来た当初ではまだおいしかったと思ったが、お客が多くなり担当者も慣れるにしたがってお客は買ってくれると信じているのか味付けにしろ、だんだんおかしくなった感じである。考えてみるに今の世の中では赤飯の味でもこんなものとか本来の味を知った人が居なくなった証拠であると思っている。