年末の空港手荷物検査で騒ぎを起こした軽アイゼン。
使い心地を試すべく、天気に恵まれファミリーで賑うスキー場へ。
レストハウス前には大きな<かまくら>も。
中に入ってみたが何もない。
かまくらはやはり炬燵とロウソクの灯があってこそ楽しいのだと思う。
お餅を焼いたり、トランプをしたり、お酒を呑んだり、お喋りしたり、そんな
文化も子どもたちに伝えたい(お酒は二十歳になってから)。
さてアイゼン、履いてはみたもののスキーヤーとボーダーの滑降エリアは
「登り禁止!」の看板があり、キッズ、ファミリーエリアは料金制の
上、ネットやロープで仕切られていて自由に出入りできない。
圧雪しているところは入れないし、ゲレンデ脇は歩けても、アイゼンでは
ずぶりと沈んでしまう。あらためてスノーシューの威力を知る。
結局、スキーハウス周辺をうろうろするだけで終わりにするしかなく、
ランチを食べに行ったようなものだが、軽アイゼンのグリップ力は確認できた
ので、良し。
物足りなかったので、
帰り道、前から気になっていた<岳山珈琲>に立ち寄った。
天井が高く開放感があり、北欧風の家具とインテリアに暖炉もある。
ちょうど、暖炉前の席が空いていた。
コーヒーの薫りと炎のゆらぎに包まれ、フィンランドの雑誌を眺めながら
のんびり小一時間もいただろうか。α波増加の時間を過ごした。
きっと<かまくら>の中も炬燵とロウソクの灯があれば、α波で癒されるん
だろうな~。