映画「あなたのおみとり」を観てきました。
末期がんの「お父さん」を看取る家族の40日余りのドキュメント映画です。
「お父さん」の「最期のときを自宅で過ごしたい」との希望を叶えるため、
ご家族は病院や介護士さんと連携しながら、日々静かに穏やかに向き合い
対応していらっしゃいましたが、
家族の愛はあっても、食事や入浴、排せつのお世話は専門家の知識と技術がないと
なかなか難しいものです。
私も介護経験はありますが、介護のことをもっと知っていたら、母にもっと幸せな時間を作って
あげられたのにと後悔しています。
高齢化社会日本、若いうちから老いることや介護について、また介護の際にはどんな知識・技術が
必要かを、AED講習のように、学校やコミュニティで学ぶ機会を増やしたいものです。
終映語、ロビーに出たら、たまたま出演?なさっていた「お母さん」が
いらしていて、少しお話をお聞きしました。
「お母さん」は歌がお上手で、小学校の先生だった「お父さん」の
最期のときを懐かしい歌<1年生になったら>で見送ってあげました。
「お父さん」も思い残すことなく逝かれたことでしょう。
合掌
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