女ひとり、歳をとる。

お金なしの60代、犬2匹と同居中。

耳の老化。

2021-08-15 21:43:06 | 老化現象・老後準備

 

お昼の食事のときでした。

小さくピッピッと鳴ったような気がしました。

ん?って思ったけれど、テーブルにはごはんもおかずもお味噌汁も並んでいます。

きっと気のせいと思って食べ始めました。

するとまたピッピッって聞こえた気がしました。

2回目なら気のせいじゃないかも・・・。

そう思って台所を覗くとガスのスイッチがつけっぱなし!!

自動で火は消えていましたが、慌ててスイッチを切りました。

あ~ぁ、やれやれ・・・。

 

今年6月に人間ドッグを受診したとき、

聴力検査でヘッドホンをつけて部屋に入りました。

すると検査の方がドアを開けて、

「ちゃんとヘッドホンつけていますか?」

「はい」

「そうですか」と言ってドアを閉めました。

またドアが開いて「これ聞こえますか?」と言いました。

「いいえ、全然聞こえません」

「あっ、そうですか」

 

60歳からは区の検診と人間ドッグを1年おきにしています。

人間ドッグは会社に勤めているときから、同じ検診センターで受診していますが、

こんなことは初めてです。

でも、去年は区の検診だったから聴力検査はなかったなぁ。

いつもすぐに大小の音が聴こえて、すぐにボタンを押してました。

どこかの音域が聴き取れていないのかもしれませんが、

日常生活に不自由を感じていなかったので、

その日、係の方に尋ねることはしませんでした。

後日送られてきた検診結果には、左耳の1,000Hzにわずかな異常ありの表記。

もうひとつの4,000Hzは異常なし。

低音領域が聴き取りにくいのでしょうか。

 

そういえば1年前から左耳の耳鳴りがするようになりました。

時々じゃなくていつもです。

初めはセミが小さく鳴いている感じでしたが、

できるだけ気にしないようにしていました。

でも、最近はキーンとジーンの間ぐらいになって、

少し気になるようになってきました。

聴力の低下と関係があるのか、しばらく様子を見ていたいと思います。

 

重なった雑誌の下から古い写真が何枚か出てきました。

その中の1枚、父と母の結婚式の写真。

ふたりの結婚生活はしあわせだったとは言えないと思いますが、

この若いふたりはしあわせを夢見ていたと思います。

なんだか、昔を思い出してしまいました・・・。

 

 


踏ん張りか、強がりか。

2021-07-26 22:34:35 | 老化現象・老後準備

 

きょう美容院でカットと白髪染めをしてきました。

今は勤めていないから頻繁に人と会わないので、

1ヶ月に1度のタイミングで間に合っていますが、

勤めていたときは自分で3週間に1度の白髪染めをしていました。

ホントにめんどくさかった白髪染め。

あの頃は近いうちにグレイヘアへ移行しようと考えていました。

去年の秋ぐらいに仕事帰りの電車の中で、

わたしと同じ歳ぐらいの女性2人を見かけました。

ふたり共グレイヘア、でも洋服が地味めなせいか、とても歳上に見えました。

ちょっと失礼ですが、あれではただの白髪のおばさんです。

その女性たちを見て、わたしのグレイヘアの認識がぐらついてきました。

 

最近はシニア専門の美容院もあって、

グレイヘアへのこだわりは強まっていると思っていました。

グレイヘアにするならばファッションなどの身の回りは、

髪の色やデザインをトータルでのコーディネイトを考えたほうがよいかしら・・・。

洋服は今持っているものが好きだし、

グレイヘアのコーディネイトには自信が持てないので、

まだしばらく美容院の白髪染めを続けることになるのかな・・・。

今通っている美容院は安くて、カットと白髪染めで5,000円ぐらいです。

これなら続けられそうです。

 

そういえば去年M子と台湾に行ったとき、

グレイヘアのM子は、電車でもバスでも、必ず席を譲られていました。

わたしはそれはまだ受け入れられないなぁ。

歳とることに抵抗して強がっている自分がいます。

いつまでも若くいたいというのではないけれど、

年寄りには見られたくないんです。

(66歳なのだから充分に年寄りでしょ💦)

歳相応の若さ、とでもいうんでしょうか。

それとも、きりっと毅然とした年寄り、とでもいうんでしょうか。

人から見たら滑稽ですが、もう少し強がってみようと思います。

 

新しいハンドタオルを買ったので、

古いタオル2枚をやっとこさ、犬たちの足拭き用に下ろしました。

もったいないと思って、ガサガサタオルで顔を拭き続けてたのです。

でも、これは、踏ん張り過ぎでした💦

 

 


友人の老化と歩む。

2021-07-18 20:19:17 | 老化現象・老後準備

 

先日、Oさんから小包みが届きました。

開けてみると、Daisoの電子レンジ用の調理器、

ひとつはポーチドエッグ用、もうひとつはどんぶり・目玉焼き用でした。

なにもDaisoのものを小包みで送らなくても思いましたが、

どこのDaisoにも置いていないようなので、

ぜひ使ってほしいと手紙が入っていました。

Oさんは寝たきりの奥さんの介護をしていますが、

食事作りにとても便利で重宝しているとも書いてありました。

 

今月の初め、OさんとYちゃんとYちゃんの夫とわたしで、

PURINの別荘へ遊びに行きました。

みんな20代から40代の間、同じダイビングクラブにいて、

海以外のこともよく一緒に行動していました。

年長者のOさんはクラブのリーダーで、運営のほか、写真や文章、イラストなど、

メンバーに教えてくれることが多く、みんなはとても頼りにしていました。

2台の車が合流したパーキングエリアで、久し振りにOさんに会いました。

なんだか涙目で覇気がないOさんに話しかけますが、

どうも反応が鈍い・・・。

わたしは話が続かず戸惑ってしまいその場を離れました。

 

別荘近くのレストランで食事しても、やっぱりOさんはボーっとしている・・・。

左耳がほとんど聞こえないらしく、みんなの話に同調できないようなのです。

おしゃべりのたびにYちゃんやPURINが、

Oさんに話の内容を伝えたり、そっと腕にタッチしたりしていました。

今年85歳になったのだから仕方ない・・・のですが、

自宅で企業の管理職向けのコーチングをしているので、

そちらのほうは大丈夫なのか心配になりました。

介護施設をいくつか運営しているPURINは、

「仕事で介護、遊びでも介護💦」とつぶやいていました。

 

それでも、だんだんにお互い状況に慣れてきて、

昔話に盛り上がった楽しい旅行になりました。

Oさんはわたしが送った絵手紙をファイルにして持ってきてくれました。

それを見たら若かったころの自分のエネルギーが感じられ、

ちょっと胸が熱くなりました。

いつも、人の背中を押しながら応援し続けていたOさん。

わたしは老いていくOさんに戸惑っていましたが、

そんなことは関係なく、相変わらず背中を押してくれていました。

Daisoの調理器具もそんなOさんの心遣いなのでした。

 

Oさんから旅のお礼のメールが届きました。

でも、Yちゃんのアドレスは、わたしが以前使っていたもの。

どうしてそうなったのか分かりませんが、

OさんにYちゃんのアドレスを送って、再送してもらいました。

そのことをYちゃんとPURINにLINEすると、

Yちゃんとは旅行前にメールし合ってたというのです。

どうしてかな・・・、とみんな思いましたが、

「やはり大きな目で見守らないといけませんね♫」とYちゃん。

「お世話になった分、今はお返しの時期ですねぇ☺」とわたし。

「そうそうとPURIN。

PURINが11月にまた別荘に誘ってくれました。

今度はわたしも億劫がらずに、

みんなのおしゃべりをOさんへ橋渡しをしたいと思います。

 

 

全部で25枚の絵手紙をファイルしてくれていたOさんに感謝です。

 

 


また、お墓のこと。

2021-07-08 22:00:27 | 老化現象・老後準備

 

整体マッサージの帰りに寄ることにしている『タンブリン カレー&バー』で、

今月初めに食べたのはタンブリンカレー。

硬めに炊いたごはんの周りには、キャベツ、タマネギ、ビーツ、シメジ、青菜。

そして豆のカレーの上にキノコ(?)とパクチー、半分のパパドがごはんに刺さっています。

チキンカレーをかけて、野菜と混ぜながらいただきます。

タンブリンカレーを食べたと、4人のLINEグループで報告しました。

みんなインド系カレーが好物で、

味の好みもよく似ているので食べ物の話はよくします。

するとMちゃんが、地元でおいしいネパールカレー食べたと返事あり。

来週来ない?とお誘いが続きました。

 

 

それですぐに池上駅近くの『ヒマラヤ』へ出かけました。

わたしが食べたのは、ダルバード・セット。

チキンカレー、ウコンライス、ダルスープ、パパドゥ、

タルカリ、アルダム、アチャール、デトックスヘマ茶、デザート。

こちらは薬膳っぽいスパイスが使われていてとても独特。

深い味わいが細胞に沁みていく感じがしました。

いろいろ少しずつ混ぜながら食べましたが、

一口食べるたびにおいしくて、「おいしいねぇ」とMちゃんに言うと、

「おいしいね」とMちゃん。

でも、デトックスヘマ茶はあまりの苦さに半分残しました。

Mちゃんはおかわりしてた・・・💦

 

 

その後本門寺の周りを散歩。

Mちゃんが案内したい所があると『久遠林』という所へ行きました。

そこは永代供養廊でした。

「pakuはどうしたいの」

「散骨希望だよ」

「あたしもそうだけど、こういうのもいいと思って」

「うん、ここはいいね」

「生きているときはみんな離れて住んでたけど、

ここならみなん一緒にいられるよね」

「生きているときだって、会えるじゃないの」

「そうだよね」

若いときは、みんなで一緒に暮らそうって真剣に話してました。

でも、実現はしなかった・・・。

 

ずっと、死んだら散骨してほしいと思っていました。

先日、母のお墓参りでご住職からpaku家のお墓のことを考えてくださいと言われ、

具体的に動かなきゃと思っていましたが、

身寄りのないわたしが散骨してもらうには、

そのことを託していける人や団体などを探しておかねばなりません。

親せきと言ってもいとこたちは同じような年齢だし、

散骨業へ先にお金を払っても、

わたしが死んだときに会社が存続しているかは分かりません。

散骨に夢ばかり抱いて、現実的なことを考えていませんでした。

 

本門寺のお墓の中をゆったりと歩きながら、

そして『久遠林』を目の前にしたとき、とても穏やかな気分になりました。

こんなこともありかな・・・、今、散骨から心が傾き始めています。

 

 

 


お墓のこと。

2021-06-29 23:15:43 | 老化現象・老後準備

 

先週の土曜日は母の命日でした。

父が亡くなってからは法事以外はすっかりお寺から遠ざかっていました。

お墓の管理料も何もしないまま。

そして、今年2月は父の7回忌でしたが、

コロナ禍のせいでだれにも相談せずに、素通りしていました。

でも、心の隅にずっと引っかかったままでしたので、

ご住職に相談するきっかけが欲しかったのです。

2月に伯母が亡くなったときに、いとことお嫁さんから、

お墓の管理料のこと聞かされていました。

父が生きているころは父が管理していましたが、申し伝えはありませんでした。

それで、今回父が亡くなってからの管理料の6年分を持ってご住職にお会いしました。

 

「法要の〇回忌にその年にやらなくちゃいけないというわけではありません」

「では、今年7回忌だったんですけど、来年やってもいいってことですか」

「ええ、かまいません。

お母さまが再来年23回忌なので、ご一緒にされてはいかがですか」

「一緒にやってもいいんですか」

「それと来年叔母さまの27回忌ですから、それもご一緒にされたらいかかでしょうか」

paku家のお墓には両親のほかに妹と、父の妹が入っています。

叔母は離婚していましたし、父ととても仲が良かったので、

paku家のお墓に納まることになりました。

 

「そして、pakuさまとFさまの後は、他のご親戚の方々がお参りされますが、

その後は共同墓地に移動されて3回忌が終わられたころに、

さらにその下の墓地に移動するようになさる・・・などということを、

Fさまとお決めになっておいてください」

「はい、法要のことも合わせてFと相談してみます」

 

叔母の息子のFはちょっと変わっているので、話し合いはてこずりそうな気がします。

Fは以前連絡が取れなくなって、別のいとこたちと心配していた人物です。

(このことはいとこの死。で書きました)

それでも、今回ご住職から、

paku家のお墓の将来を考えてみたらとアドバイスを受けたこともあり、

Fに連絡してみようと思っています。

最終的には、わたしはpaku家のお墓ではなくて、海に散骨してほしいのですが、

それも望んでいるだけでは何もなりません。

そのことを託していける人や団体などを探しておかねばなりません。

去年の暮、別の同じ歳のいとこの突然死がありました。

わたしだけがいつまでも健康で暮らしていけるという保証なんてありません。

そろそろ、考えるだけでなくて、行動に移す時期が来ています。

行動することはおひとりさまだから、余計に必要なことかもしれません。

 

お寺の近くの『スパイスパブ コサブロ』でランチしました。

わたしはひよこ豆とラムキーマの2種盛りを頼みました。

カレーもサフランライスはとてもおいしかったのですが、

辛さはちょっと物足りない感じです。

でも、人気店らしく開店と同時に満席になりました。