左目の白内障手術を受けてきました。
眼科で受付をして、40分ほど瞳孔を開くため10分おきに点眼、
その後、瞳孔をチェックして、手術室手前の部屋で麻酔薬の点眼を2回、
その間、看護師さんとおしゃべりなどして、
手術着に着替え手術室へ入りました。
麻酔は効いているけれど、映像は見えるに違いないのだ、きっと。
メスが見えたらどうしよう、先生の目つきが恐かったらどうしよう、
そのことばかり考えて手術用の椅子に座りました。
椅子がほとんど床と平行になるよう動いていきます。
あぁ、もう逃げられない・・・。
左目だけが出るような顔用マスクで覆われて、
そして、目が閉じないような器具を装着し、いよいよ始まります。
(あっ、なんか、眩しい、眩しすぎるくらいだわ)
見えたのは手術用ライトが固まりになって、ブワーと光っているのだけ。
メスも先生の目つきも見えないまま、手術は10分ほどで終わりました。
「pakuさん、また明日ね」
少しの痛みと圧迫感がありましたが、
一番気にしていた見える恐怖はありませんでした。
家から2、3分の病院ですが、それはよかったです。
当日はお化粧はもちろんのこと、
洗顔後の化粧水や乳液やクリームも禁止です。
だから、朝のシャワーの後はいつも通りのお手入れをして、
病院へ行く前にもう一度洗顔しました。
いつもは煩わしいマスクですが、
シミとシワだらけのノーメイク顔を隠してくれました。
感謝、感謝、また、感謝。
帰るとき、眼帯が思っている以上に大きく頑丈だったので、
眼帯の上からメガネができませんでした。
強度の近視のわたしは、摑まれる建物や壁を頼りながら、
足元ばかりを見て帰宅しました。
家から遠い病院だったら、誰かと一緒でないと無理だったかもしれません。
犬たちの散歩も大丈夫と自信を持っていましたが、
片目の夜道で力の強い2頭をコントロールするのは無理だと思い直し、
今朝、犬たちをホテルへ預けました。
それも正解でした。
今夜はひとり静かに早寝することにします。
pakuガーデンも少しずつ色づき始めています。