先日、マンションの管理人さんに久しぶりに会いました。
3月上旬から2週間ほど膝捻挫のために、お休みをすると掲示板に貼りだされていましたが、
その後、1ヶ月を過ぎてもお休みは続いたまま。
掃除がゴミ出しなどていねいにされる方で、住人の方々にもよく声かけしていて、
住人としてはとても頼りになる存在でした。
もう復帰されないのかと心配していましたが、偶然にお会いできました。
「あっ、ご無沙汰です」
「あっ、pakuさん、お久しぶりです。
今回のことで来月の初めに退職することになりました。
きょうは管理室の引継ぎがあって来たんです」
「えっー!! 膝がよくないのですか」
「ええ、そうなんです。すぐ治ると思っていたんですが力が入らないんです。
なかなかよくならず今も通院しているんですよ。
あと3、4年は頑張れると思っていたんですけどね」
「あ~ぁ、残念です。でも、お体のほうが大切ですからね」
「一応、OB登録はして、欠員のときなどは代替で伺います」
「いつもよくやっていただいてホントに頭が下がる思いでした」
「いや、いや、あがとうございます」
「こちらこそ、ありがとうございました」
このマンションの管理人は、
今まで勤めていた会社を定年退職した感じの、65歳以上の人が多かったです。
体力があれば、リタイヤ後の仕事として受け入れやすいと思います。
でも、体力は70代でどんどん老化していきます。
自分では思いもよらない病気やケガが襲ってきます。
前の方は脳梗塞のため退職しました。
程よい人間関係・経済補助・体力保持などの、リタイヤ後の仕事。
でも、その仕事を辞めるとき、次はあるのだろうか・・・。
わたしは煩わしい人間関係がイヤになって、前のパートを辞めましたが、
まだ、体力も知力も余力がありますから、
今はダラダラしながらも、好きなように暮らせています。
あと10年、ちょうど病気で職場を去って行った管理人さんたちの年ごろになります。
体力も落ちて今の自分とは違っていると思います。
きっと、小さくなって、固くなって、頑なになって、
そして、犬たちも居なくて寂しいと思うことが増えているのでしょうね。
管理人さんの退職に、自分の10年後を重ねてしまったわたしです💦
10年後も心身ともに元気でいたいと思います。
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