職場のOさんのお母さんがきょう手術でした。
半年ほど前に腸の癌の手術をしましたが、
同じ所が具合が悪くなり、再手術になったそうです。
1ヶ月ほど前にOさんは、
1週間休んでお母さんに会いに行ったばかりでした。
お母さんは91歳。
最近は90歳を超えても手術をするんですね。
「長生きしても、結局は癌か認知症になるんですね。
そんなに長生きしたくないなぁ」
「でも、看てくれる人はいるでしょ。親戚とか友だちとかさ」
「友だちって言ったって、同年配だから看てもらうのって無理でしょ」
「わたしは、どこか遠い施設に入るわ。
だれも面会に来れないほど遠い所がいい。子供たちに迷惑はかけたくない」
子供に迷惑をかけたくないと言ったTさんは、
すでに自分のお墓を準備しています。
大好きな犬と一緒に入れるお墓だそうです。
老後のいろいろをしておかなきゃと思っているのに、
わたしはまだ何にもしていません。
父が亡くなってひとりになったときは、
自分の老後のいろいろを、
あれもしなきゃ、これもしなきゃと思っていました。
でも、今のおひとりさま生活の、
仕事も、スポクラも、犬たちも、気ままでラクチンなので、
やるべきことが後送りになっています。
ラクチンなので、まだしばらくこのまま過ごそうと思います。