9月になりました。
なんだかあっという間ですね。
去年からのコロナ禍で何もしないうちに時間がたっています。
耳鳴りが始まって1年ぐらいたちましたが、これも何もしていませんでした。
そのままでいいかと思っていましたが、
この間内科の主治医に検診結果を持って行ったときに、
聴力が落ちているので耳鼻咽喉科へ行くように言われました。
それで、耳鼻咽喉科で聴力検査をしました。
人間ドッグでは1,000Hzと4,000Hzの2種類の検査をしましたが、
耳鼻咽喉科では125Hzから8,000Hzの7段階の検査と、
鼓膜に圧をかける検査をしました。
先生は検査結果の表を指しながら、
「これを見てください。前の検査で聞こえなかった所は聞こえてるでしょ。
人間ドッグのときは耳の具合というよりも、
何かタイミングが悪かったんじゃないのかな」
「あの、耳鳴りもするんですが、聞こえなかったことと関係あるんですか」
「耳に病的なものがないので、その耳鳴りは老化現象だな」
「そんなに気になるほどではないんですが、治るんですか」
「う~ん、これはほとんど治らない。
薬はあるんだけどほとんどの人に効果がないんだ。でも、飲んでみますか」
「はい、お願いします」
「じゃ、14日分出しておくね」
そして、薬を飲み始め10日が過ぎました。
ほとんどの人が利かないと言う薬は、わたしにもまったく利きません。
残っている薬は全部飲むつもりです。
耳鳴りが消えるとは思えませんが、
気になって仕方がないほどではありませんので、
できるだけ気にしないようにしていこうと思います。
『オールド』を観ました。
リゾート側の手配で3組の家族とカップルが、ビーチへやってきます。
次々に起こる怪奇な現象に戸惑う人たち。
そのビーチでは1日が50年の速さで過ぎていきます。
彼らはそのための怪奇現象であることを理解し始め、
やがて、それがリゾート側が仕組んだことだと気がつきます。
評価のよくないレビューも多いのですが、
ハラハラ、ドキドキの連続で、わたしは好きな映画で、
そして、最後のどんでん返しには胸がすっきりしました。
わたしが気にしている老化が、甘っちょろいと思わせてくれる『オールド』です。