もなかのひとりごと ~管理人もなひろのどーでもいい日記~

ウサギ・もなか2010/9/5、モルモット・もる2009/5/13、てんてんちゃん2016/11/11永眠

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」

2017-12-30 | えいがのこと
DESTINY 鎌倉ものがたり原作未読
予備知識なしで観ました。



↓以下内容に触れます










DESTINY 鎌倉ものがたりシネマトゥディより
あらすじ
鎌倉に住むミステリー作家・一色正和(堺雅人)のもとに亜紀子(高畑充希)が嫁いでくるが、さまざまな怪奇現象が起こる日常に彼女は戸惑ってしまう。犯罪研究や心霊捜査にも通じている正和は、迷宮入りが予想される事件の折には、鎌倉警察に協力する名探偵でもあった。







ほっこりした映画で見終わったあとに、もやもやは
残らない、そういった意味では良い映画。
前半に出ていた伏線的なことも最終的には回収し
意味があったのだなと納得できます。

はじまって割とすぐ、高畑充希さん演じる年若い妻、亜紀子の
イチャツキが最後まで映画見られるか若干
後悔したが異世界へと慣れていくことで芯の強い女性へと
成長をし応援したくなった。

黄泉の国へ訪れた主人公「正和」を正和の父、三浦友和さんが
呼んでるのがなんかツボでした。
『友和くんが、マサカズー・マサカズー呼んでる』

丁寧に作られた作品なのに、黄泉の国で囚われている
亜紀子のもとになんの脈絡もなく唐突に監禁された部屋へ
到着したのはちょっともったいない感じしました。

お正月映画として家族みんなで見るには良い映画ですね。




映画「三度目の殺人」

2017-09-18 | えいがのこと
とても久しぶりに映画館で映画をみたが
ヘビーな内容で出てきてもモヤモヤした
感じを引きづった。



映画「三度目の殺人



↓以下内容に触れます







あらすじ
Yahoo!映画
勝つことを第一目標に掲げる弁護士重盛
(福山雅治)は、殺人の前科がある三隅
(役所広司)の弁護を渋々引き受ける。

クビになった工場の社長を手にかけ、
さらに死体に火を付けた容疑で
起訴され犯行も自供しており、ほぼ死刑が
確定しているような裁判だった。
しかし、三隅と顔を合わせるうちに重盛の
考えは変化していく。


てっきり、原作小説の映画化なんだ
という認識で誘われるままに
観た映画でしたが監督のオリジナル作品で
あると知りとても驚いた。
最初に役所広司扮する三隅の殺人シーンが
あるため、もう犯人は確定なんだろうと
冒頭でわかるんだけど、ラストまで
観ると『ホントに三隅が犯人なの?』と
そこまでわからなくなってしまう。
コナン君がいたら「真実はいつもひとつ」
っていうよ。

タイトルの「三度目」とはどこを指し
示しているのか?
「三度目=三回目」ではないので
三隅単独で犯した殺人が三回目に該当
しない?
自らを死刑に追い込む自殺なの?
これまた考えてしまう。

福山雅治扮する弁護士重盛の
「今度こそ本当のこと言ってくれよ。」
ここまできて三隅は何一つ本当のことを
しゃべっていないと気付く
怖さ。

いろいろと観ているときよりも
映画館出てからのほうが考えてしまう。

人が人を裁く意味、決まった日程の
消化試合のような裁判員制度など
現在の司法への問題提言としての
監督の思うつぼにハマるわ。

被害者の妻役で斎藤由貴さんでて
いたけど、なんだか演技上手だけど
三隅と不倫関係にあった?とか
まさにタイムリーすぎて一瞬
コメディー感でた。

役所広司さんと広瀬すずさんの演技が
秀逸でした。
お金が許せば気になる点を
確認するためにもう1回はみたいと思う
作品でした。

映画 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

2017-01-02 | えいがのこと
映画見に行くのいつぶりだろう?
久しぶりだ~。

原作未読、映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
やっとみてきました。

『ハリー・ポッター』シリーズの作中に登場する書物、
またそれを元にした新シリーズの映画です。











↓以下内容にふれます。




あらすじ
魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、
魔法動物の調査と保護のためニューヨークを訪問する。
彼の魔法のトランクが人間のものと取り違えられ、
魔法動物たちが人間の世界に逃亡してしまう。
街中がパニックに陥る中、ニュートはティナ(キャサリン・ウォーターストン)らと共に追跡を開始。

主人公ニュートは幻の魔法動物にとても愛情が深い分
ちょっと周りが見えていなところもありイライラしたけど
しだいに成長してほかの仲間たちと立ち向かっていくところが
好感持てました。

人間ジェイコブは完全に巻き込まれたかわいそうな人なのに
外見とは違って(謝)男気あふれてます。
最後には可愛らしく見えちゃうのは魔法です。

メインキャスト4人はそれぞれ魅力的で、今後のシリーズは
楽しみではありますが、ストーリーの前半部分は退屈でした。

ニュートの逃げ出した魔法動物を探し、元にかえす
魔法界VS人間界の抗争をさせない
オブスキュラスとよばれる、11歳までのこどもに宿る闇の力を備えた存在を見付ける

なかなか、つながってこなくてストーリーが進んでいるのか
分からなかった。


最終的には、逃げた動物も捕獲し、しかるべき保護もできて
オブスキュラスも解決はしたけど、
巻き込まれた形になった人間界の多くの人々は魔法によって
記憶リセットされるという都合の良いというか理不尽なエンディング
え~って感じでしたが、

セクシー&キレイ担当のクイニーと記憶リセットの人間界のおっさんジェイコブが
再び、出会うシーンで終わったのでモチベーション保てました。




映画 ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション

2015-08-15 | えいがのこと
久しぶりに映画観てきた。
ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション

チラシのタイトルに
「トム・クルーズ
ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」
って書いてあるけど、トム・クルーズまでもが
タイトルの一部になってる。

まぁ、それだけトムの存在は偉大。
アクション俳優といえば個人的にはジャッキーだけど
それと遜色ないというか違った形の豪快なアクションが
観られて、映画館での醍醐味を味わえます。







↓以下内容にふれます。

あらすじ
Yahoo!映画ミッション:インポッシブル ローグネイション


正体不明の多国籍スパイ集団“シンジケート”を
ひそかに追っていたスパイ組織IMFに所属する腕利きエージェント
イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、ロンドンで敵の手中に落ちてしまう。

拘束された彼が意識を取り戻すと、目の前に見知らぬ女性スパイ、
イルサ(レベッカ・ファーガソン)と、
3年前に亡くなったはずのエージェントがいた。
拷問が開始されようとしたとき、イルサはイーサンを助ける行動にでる。



冒頭にチラシのアクションシーンが展開されますが
普通ならクライマックスでしょってくらい迫力が
あります。

トムの飛行機・バイク・水中アクションは
引き込まれ同じ体験をしているかのように息を詰めたり
ひそめたりと面白い。

主役だから、間に合わなそうで間に合うっていうのは
分かっているんだけど、おもしろい。

ド派手アクションはやはりハリウッド、モロッコでの
バイクチェイスとか目線も低くてよかった。

最終的なオチもスッキリするし、夏休みの映画としては
満足でした。

映画 ジョーカー・ゲーム

2015-02-02 | えいがのこと
柳広司さんの小説を原作にしたアクション映画。
映画の日(ファーストデイ)に観てきました。





↓以下内容にふれます。








Yahoo!映画 「ジョーカー・ゲーム」

世界大戦前、陸軍士官学校で学ぶ青年(亀梨和也さん)は、
上官の命令を背き、誤って上官を死なせてしまう。

軍法会議で極刑に処されるところを、諜報(ちょうほう)組織のD機関を設立した人物、
結城(伊勢谷友介さん)なる謎の男に救われる。

彼は青年の卓越した頭脳や身体能力を見込んでスカウトする。

数々の厳しいテストをクリアしてスパイとなった青年は、
嘉藤という偽名となり人類の歴史を変えかねない発明について記された
機密文書ブラックノートを駐在する米国大使グラハムから奪取を命じられる。

それを求めて魔の都と呼ばれる都市に潜入した嘉藤の前に、
リン(深田恭子さん)という女が出現し、さらに同じくブラックノートを狙う
各国のスパイ、D機関内部にも敵が立ちはだかっていく。



原作未読、亀梨くんファンなので、かなり贔屓目ですが
まぁまぁスピーディーな展開であっという間に終わった感じ。

青年(亀梨くん)は優しく情にもろい性格が、スパイとしてあだになると
反対意見を集めたり、ミッションの危険性を増すのですが
その原点はどこなのか?
D機関発足の詳細は、さすがに2時間では描き切れないのか
薄い感じしました。

亀梨くんのジャニーズ的早着替え・囚われの身になり上半身裸の
水も滴るいい男っぷりは
たまらんデス。

深キョンのコスプレも男性ウケするかしら???
可愛かったです。

ジャッ○キーのプロジェクトXのようなアクションシーン
昔のスパイ大作戦のような諜報活動、
ルパン三世のような深キョンにコロっとだまされるコミカルさを
合わせたような娯楽作品でした。

パート2とか意識した終わり方で
もし次回作があればきっと観に行くだろうなって感じです。

映画 寄生獣(前編)

2014-11-28 | えいがのこと
原作未読というか、今回はじめて耳にしたくらい
全くの知識なしで鑑賞。

なので、映画が前編と後編の2部に分かれていることすら
エンディングまで知りませんでした。

ブログタイトル(前編)↑は
エンディングで、「完結編に続く」ってなったけど
今、上映中のものには○○編と一切記載ないので勝手に(前編)としました。








↓以下内容に触れます。




Yahoo!映画「寄生獣(前編)」
あらすじ
1990年代に一世を風靡(ふうび)した岩明均の人気コミックを実写化したSFサスペンス。

人体に寄生しながらほかの人間を食らう生物パラサイトたちを相手に、
そのうちの1匹を右手に宿した高校生が壮絶な戦いを繰り広げる。

海辺に漂着した小さな寄生生物。彼らは人間に寄生しては宿主に擬態し、
ほかの人間を食料としてむさぼっていく。

そのうちの1匹が至って普通の高校生・泉新一(染谷将太)に寄生するが、
脳を乗っ取ることができずに右手に宿る。

自身の肉体にパラサイトが寄生して驚がくする新一だったが、
彼をミギーと呼んで共生するうちに奇妙な絆を育むように。
やがて、彼の通う高校に教師・田宮良子(深津絵里)に
寄生したパラサイトやって来る。

それを発端にほかのパラサイトが次々と出現し、新一とミギーに襲い掛かる。



大ヒット漫画を映画実写化させて良かったことがまず
ないので、原作ファンの方はきっと不満であろうと
思いますが、全く原作未読であればそれなりに
受け入れられる作品でした。

主役の染谷翔太さんがごくごく普通の高校生がとても
素晴らしい。
しだいに成長していくところや、いろいろな過程で
揺れ動く心、右手に宿した寄生獣と対話はVFXだろうから
ほぼ、ひとり芝居と思われるがとても自然な演技でした。

後半のシンイチが校内惨殺現場でみせた『ひきつけ』とか
良かったのですが、唐突に意識が飛んで子犬の死骸を
ゴミ箱に放ったり、超人的な身体能力を発揮する部分を
丁寧に見たかったですね。

東出昌大さんの高校生役には若干の無理があるよな~
朝ドラ「ごちそうさん」でお父さんの役まで
演じていたからな。

人間の形をなした寄生獣に惨殺に食べられるという
単純なSF映画、スプラッタなシーンの多いホラー映画
ではなく、哲学的な要素、冒頭や劇中で流れる
『人間の数が半分になったら、伐採される森の数も半分になるのだろうか』
『人間の数が100分の1になったら、垂れ流される毒も100分の1になるのだろうか』
『地球上の誰かがふと思った』
映像とともに、考えさせられます。

完結編でこの終わりなき哲学にどうシンイチが
結論を出すのか?
GANTZを観た時のような気持ちになるのか
続き気になります。


余談ですが、映画始まる前に後方の座席に座っている
女性(話の内容で保育士または幼稚園教諭)
ず~~っと、同僚の悪口しゃべっていたよ。

てか、聞きたくないのに周りによく聞こえる声で
しゃべるしゃべる。

お連れの女性はただ、相槌打つだけでたぶん興味なしというか
若干迷惑そう。
みんなが聞いているかもしれないことに
気付いてほしいなぁ。
この先生に指導されてる子どもさんも大変だよ。

映画 美女と野獣

2014-10-29 | えいがのこと
映画版「美女と野獣」、観はじめてから
フランス語の映画なんだって気付いた。

ディズニー映画の実写版だと思っていたら
フランス、ヴィルヌーヴ原作版をもとに
創られた作品。






↓以下内容に少し触れます。
















ストーリー
自分へのお土産としてバラを盗んだ父の罪を背負い野獣の住む城に
身代わりに赴いた末娘ベル。
城主の野獣は毎日のディナーを同時刻・同席すること以外は強要せず
広大な監禁状態に
反発していたベルだが、しだいに野獣の恐ろしい姿のもとにある
別の姿を知り関係が変わる。







ディズニー映画をイメージしていくとちょっと違和感があるけど
別の映画として、というかこっちが原作に近いのか?

そう思うと、こっちの話に出てくる美しい映像と主人公のベルも魅力的。

冒頭からおとぎ話の読み聞かせ風で本の中に観客も入り込む
感じでそのため、やや画面が暗くなっています。
物語のキーアイテムである真っ赤なバラが暗くモノトーンの世界に
際立ってみえます。

主人公ベルは、美しく活発でちょっと生意気な感じ←何歳設定なんでしょうか?
若い設定とは思うけど肉感的な体型は成熟した女性だよな~。

野獣は、城にいるときから終始やさしい感じには見えたけど
ベルの指摘が的を得ていたときはキレてたね。

野獣が過去に犯した罪はベルの夢の中で巧く表現されていたけど
元婚約者(森の精)との約束を破って野獣になったはずなのに
ベルはそんな野獣のどこに惹かれたのかは不明。

長いとは思わなかったけど、後半に野獣の城にある
宝を奪いに来た街のクズが巨大な石像に襲われるシーンは
進撃の巨人かって突っ込みたかったですね。






映画 「ルパン三世」

2014-08-29 | えいがのこと
試写会で実写版「ルパン三世」観てきました。
原作は御存じ、モンキーパンチ氏の漫画ですが
漫画は読んだことがなく、もっぱら
テレビアニメの再放送世代です。

なので、実写化はイメージと離れてしまう
懸念がありましたが、意外にも小栗旬くんはルパン役が
似合っていました。




↓以下内容に少しふれます。












Yahoo!実写版「ルパン三世」

あらすじ Wikipediaより

世界有数の盗賊団『 ザ・ワークス 』を仕切るドーソンが自らの後継者を発表するため
裏社会で名を馳せた怪盗たちが大勢やってくる。
遂に後継者を発表しようとしたその時、ドーソンは凶弾に倒れた。
祖父ルパン一世の友人という縁があったドーソンの死にルパン(小栗旬さん)はいきり立つ。

ドーソン殺害の背景には歴史的秘宝・クリムゾン・ハートを巡る、
東洋闇社会の王・Mr.プラムックとの長きに渡る確執があった。

クレオパトラに贈るために作らせたクリムゾン・ハートは
いつしか『 光の首飾り 』と『真紅のルビー 』に分かれ

『 真紅のルビー 』をドーソンが、『 光の首飾り 』をプラムックが所有。
互いが隙あらば奪いクリムゾン・ハートを甦らせようと暗闘を続けていたが
プラムックの手に落ちる。

究極のセキュリティと刺客が集う難攻不落の要塞『方舟(ジ・アーク) 』の
最奥部に納めた。

ルパンはドーソンの遺志と世界一の泥棒の称号にかけて
次元大介(玉山鉄二さん)・石川五エ衛門(綾野剛さん)と共にクリムゾン・ハート奪還に挑む。





今回のストーリーはルパン一味としてルパン三世・次元大介・
石川五エ門・峰不二子のメンバーが確立するところからという
ことで全く先入観のない人でも観られるようになってました。

が!やっぱり、ど~しても言いたい!!
峰不二子役は実写難しいね。
黒木メイサさん、もちろんきれいでプロポーション
抜群なんだけどセクシーさが足りない・・・
個人的意見ですが、ウリナリ社交ダンス部やっていた
ころの杉本彩さんみたいな人が理想。

峰不二子と銀河鉄道999のメーテルは
実写のハードルが高すぎるよね。




冒頭、激しいアクションシーンとそれを追うカメラワーク、
夜の設定から画面が暗めので目が疲れた。
テレビアニメで観てた発砲や爆破って実写化すると
血なまぐさいなって最初なれませんでした。
ちょっと、座席後ろ目がオススメ。


世界の大泥棒が活躍する場として東南アジア各国を
舞台としていてスケール感は大きかったですが
最終的にタイがメインでした。
ヨーロッパにしなかったのは派手な爆破とか
許可取り難しいからでしょうか?


ルパンのライバル役にあたりのちに
協力者となるマイケル・リー役に台湾のジェリー・イェンさん
ハッカーの仲間ピエール役に韓国のキム・ジュンさんと
小栗くんも含めて日本・台湾・韓国の花より団子が揃ってる。

久しぶりにジェリー・イェンさんみたけど
相変わらずカッコよかった。



映画自体は分かりやすく、悪人からお宝を
ギリギリで盗む、ルパンは不二子ちゃんにはかなわない
銭形警部はルパンに逃げられるという、水戸黄門的な
王道でした。

小栗ルパンが思いのほか似合っていてアニメらしい
コミカルなしゃべりと、着やせするのか棒のような足首
実写の動きが生かされたアクションシーン良かったです。
パート2とかありそうですが
劇場で観なくてもレンタルか地上波放送待ってもよさそうです。

映画 超高速 参勤交代

2014-06-20 | えいがのこと
2011年城戸賞を受賞した作品
原作未読、試写会に行ってきました。



↓以下映画の内容に少し触れます。












あらすじ
Yahoo!映画「超高速 参勤交代」

通常でも8日かかる参勤交代を
5日で行うよう幕府から無理難題を
押し付けられた小藩が、
奇想天外な作戦の数々でピンチを
切り抜けようとする時代に
資金も人数もない中、藩と領民を
守るため奮闘する。

8代将軍・徳川吉宗の治世下、
東北の小藩・湯長谷藩(ゆながや)は幕府から
突然、参勤交代を命じられる。
それは藩にある金山を狙う老中・松平信祝(のぶとき・陣内孝則)の謀略で
弱小貧乏藩には無茶苦茶な話だった。

藩主・内藤政醇(まさあつ・佐々木蔵之介)は
困惑しつつも、家臣とともに知恵を絞って
参勤 交代を完遂させようと作戦を練る。
シネマトゥデイより




まずは、「参勤交代について」
山本先生の特別講演によると
事前準備、前年の11月に来年の何月に参勤するのか届出
ルート変更遅延時には幕府に届け出る
宿場の予約
家臣以外にも荷物持ちなどなどを人を雇う手筈をととのえる

他藩領通行許可を得る
大名行列のすれ違いには左側通行

諸大名が江戸を訪れ将軍に服従していると
いう儀礼式
江戸周辺に屋敷を建て妻子を江戸に住まわせて
藩との往復をさせることで費用がかさむ

こうみると、諸大名にとっては全くありがたくない
行事なんですね。




コメディー時代劇ではありますが
いわゆる時代劇の勧善懲悪にのっとっているので
イイ者が死なず安心しました。

2時間の映画でしたので、いろんな出演者の人物像が
中途半端になってしまうのは仕方ないかも、主に
ふたりの対比を軸にみれば楽しめます。

悪者の老中役、陣内孝則さんがまさに「悪代官」で
はまってる。

佐々木蔵之介さん演じる藩主・内藤政醇は弱き民の味方で
みなに愛されるキャラ。
でも幼いころの経験から閉所恐怖症という弱点があって
情けない感じなんだけど
居合抜刀術でめちゃくちゃ強かったりのギャップが
メリハリあってよかった。

もちろん、清貧参勤交代を知恵で切り抜けるシーンは
おもしろ、おかしかった家老・相馬役の西村雅彦さんが
西田敏行さんに一瞬かぶってみえた(笑)

できれば刺客の忍者が「悪役ぅ~」って感じの
凄みがほしかったな。
陣内さんが良かっただけに、そこは残念。



映画の中で静岡県島田市がロケーションとして
映っていてテンション上がりました。






映画公開は6月21日からです。

映画 テルマエ・ロマエ2

2014-05-03 | えいがのこと
ヤマザキマリさんの人気コミック原作を実写映画化した『テル マエ・ロマエ』の続編。

コミック未読なので、特別な先入観なくギャグ映画として
十分楽しく観られました。

そういえば、ものすごく久しぶりに映画観に行ったな。
今年1本目?
消費税が8%になったので、サービスデイの
料金も1000円→1100円になっていて驚いた。





↓以下内容に触れます。






あらすじ
Yahoo!映画 テルマエ・ロマエ
古代ローマの浴場設計技師が現代の日本へタイムスリップ する続編。

新たな浴場建設を命じられアイデアに煮詰まったルシウスが、
再度日本と古代ローマを行き 交うさまを描く。

ユニークな浴場を作り上げ、
一気に名声を得た古代ローマの
浴場設計技師ルシウス(阿部寛さん)は、

コロッセオグラディエーターの
傷を癒やすため
浴場建設の命を受け頭を
悩ませていた。

またもや現代の日本へタイムスリップ。そこで風呂雑誌の記者に
なっていた真実(上戸彩さん)と
再会を果たすも、
やがて ローマ帝国を二分する
争いに翻弄される。


前作が面白くてシリーズ2作目になると
残念なことになるケースが多いのですが
杞憂でした。

前作と今作両方みて、あぁこれで完結なんだ
と思えるスッキリした感じ。
(とはいえ、前後編というわけではない)

俳優・阿部寛さんと北村一輝さんの肉体美が
美しくアラフィフ&アラフォーとは
思えない!?
まるで、サントリーグルコサミンCMかと
思えるほど、ダビデ像だよ。

今回はテルマエ技師のルシウスが、単に
現代の風呂技術を真似てよしとするのでは
なく、自分自身の技師としての壁を
乗り越え「どこにも存在しない、湯~とぴあ」を
作り上げるところがいいですね。


ギャグ的な要素は中年期以降でないとわからないだろうな~。
自分でさえも一部しかわかんないとこあったよ。

松島トモ子さんと猛獣
白木みのるさんのラーメン屋さん
浪越徳次郎さん→浪越徳三郎パロディなど懐かしい上、
笑えた~。

エンディングに劇中で流れた
演歌の大御所名曲を一緒に心の中で
唄ったよ。
もう、気分は アナと雪の女王の
主題歌の「Let It Go」 テンションでした。