ビートたけしは漫才ブームのとき、『水戸黄門』について「あんな爺さんが歩いて全国廻れるわけがない」「最初から印籠出していれば事件も何も怒らなくて済む」「おとっつぁん殺されて、むすめさん誘拐されても『しばらく様子を見よう』って、ひでえ爺さんだ」と批判していた。
オリコン10月2日付電子版によると、たけしは三平に対し「『水戸黄門』の共演がきっかけというが、共演者に手を付けるとは“ちゃっかり八兵衛”もいいとこ。そしてあの長寿番組を見事に終わりにした。許すべきことではない。うっかりも甚だしい」とたけし節を炸裂させたらしい。
冗談が入っているであろうが、『水戸黄門』終了の原因の一つが林家三平の八兵衛役としての起用で、昨今の『水戸黄門』の「テコ入れ」で得したのは、妻を得た三平だけということか。
今後、三平が『水戸黄門』を落語か講談にすると面白いかも知れない。
もともと『水戸黄門漫遊記』は講談だった。
それが明治末に映画(活動写真)となり、1960年代にテレビという電気紙芝居に舞台を移した。その電気紙芝居における連続時代劇の役割が終わった今、『水戸黄門』は講談に戻るべきであろう。
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2011年10/2 10月
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