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福島県勿来の海水浴場が8月中旬で営業終了

勿来(なこそ)は水戸黄門で有名な徳川光圀が訪れた場所でもある。「史実」では光圀が訪れた場所の中で最も北が勿来である。
勿来は北茨城と目と鼻の先だが、茨城から客は来ていないのか。
「勿来」の意味が「来るべからず」「来るなかれ」と解釋できるのは皮肉だ。
茨城県の水戸市長は「被災地だと大々的に言われると風評被害が出る」という葛藤を抱えていたようだ。

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福島は東北地方で、茨城は関東地方だ。
勿来はいわき市に属し、東北地方であるが、関東に隣接している。
大飯原發がある地域に近い敦賀や小浜の一帯も福井県に属してはいるが京都に近い。つまり北陸地方でありながら関西に隣接している。その意味で、東北でありながら関東に隣接している勿来と近い境遇にある。

原發をゼロにすることに反対する人は、原發がなくなると雇用が減ると言い、つまり原發があることで雇用が確保されると思っているようだ。しかし福島は原發のせいで海の家も閑古鳥という状況のようだ。放射能が蔓延して観光客が途絶えたら雇用も何もあったものではない。

「絆」「絆」と言いながら日本各地でがれき受け入れを拒否し、がれきを被災地に押し付ける「地域エゴ」が日本人に蔓延している今、野田内閣が進める消費増税は、日本国民には「いい薬」になるかも知れない。
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