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『暴れん坊将軍』の彗星

『暴れん坊将軍』では吉宗が西川如見を長崎から江戸に呼び寄せたとき、日野の大和田村に彗星が落下した。
徳川吉宗が西川如見を招聘したのは1719年。

吉宗が観測した彗星は赤く見えた。
地球から赤く見える星は赤色巨星か、そうでなければ火星のように表面が赤いか、あるいは宇宙の膨張による赤方偏移で地球から遠ざかる天体である。
地球に近づく彗星であれば、光の周波数は青方偏移を起こすはずだ。
もし青方偏移が強く赤紫色になっていたとすれば、赤く見えたのも理解はできる。

■赤紫
■青紫
■青
■緑
■黄緑
■黄
■橙
■赤


参考になるHP
江戸壊滅の危機!すい星激突の恐怖 THE VALLEY OF GWANGI(2006年)

Y!Blog
西川如見【人物】【科学】
彗星、隕石、惑星衝突【地理】【科学】

参考になるテーマ(T-CupBlog)
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暴れん坊将軍で西川如見は彗星の軌道を正確に算出した。如見が吉宗に謁見したのは1719年。彗星の軌道が楕圓だとわかったのは1682年に地球に接近したハレー彗星が1759年に再接近した時。劇中の如見はその40年前に彗星の楕圓軌道を看破していた。(参考:柳田理科雄氏「空想科学読本3」)
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〔2011年(平成23年)10月
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