ロボット同士の戦争

ホーキング氏ら AI兵器に警告(2015年7月28日(火)掲載) - Yahoo!ニュース

ホーキング博士ら「ロボット戦争」を警告　人工知能兵器に懸念

Stephen Hawking, Elon Musk warn of 'third revolution in warfare'
with autonomous weapons
By Dan Smith
2015/07/28
Updated about 6 hours ago

Musk, Wozniak and Hawking urge ban on warfare AI and autonomous weapons
Elon Musk and Stephen Hawking warn over 'killer robots' @CNNMoney
Future of Life Institute（英語）FLI(2015年7月27日)

イーロン・マスク氏、ホーキング博士、ウォズニアック氏ら、AI自律型兵器禁止を呼び掛け（ITmediaニュース）- Y!ニュース

『はだしのゲン』で特攻に行く予定の若い軍人が「戦争は戦争をやりたい奴だけが無人島でやりやがれ」と言っていた。
マジンガーZやゲッターロボは戦闘機や戦車のようなもので、ガンダムなどのモビルスーツは鎧や宇宙服の一種。モビルスーツの戦いは一種の白兵戦であった。
では戦闘用のモビルスーツが鉄人28号やジャイアントロボのように無線操縱で動かすものになったらどうか？
国と国との戦争が、無人島または人のいない地域で、ロボット（機械人間）同士、ドローン（無人飛行機）同士が戦うスタイルになったらどうなるか。
国同士で意見が衝突した場合、無人島で無人のロボットやドローン同士を戦わせて、勝った側の国の主張が通るという風にならないか？

柳田理科雄（Yanagita Rikao）氏は『空想科学読本』で操縱型の戦闘用ロボットを「設計ミスというより企画の段階で狂っている」としている。
円道祥之（Endoh Masayuki）氏が『空想歴史読本』で書いているように、鉄人28号も第2次大戦用に研究された「人型決戦兵器」だった。パイロットが危険にさらされるマジンガーZやライディーンやエヴァに比べれば、遠隔操作型の鉄人のシステムでは人命が尊重されているが、鉄人28号が戦争に使われると、戦場でリモコンを持った人間がロボットに命令せねばならず、戦場で砲弾が飛び交う中、前線で戦う鉄人の後ろからリモコンを持った人間も走ることになり、これも危険極まりない。

2015年07月28日(火)
人が乗る戦闘用ロボットについて柳田理科雄氏は「空想科学読本」で「人間が現場に行くと危険だから機械に任せるというロボット研究の基礎が生かされていない」「設計ミスというより企画の段階で狂っているロボットに人間を乗せてはならない」としている。
エヴァンゲリオンの場合、碇シンジが戦闘意欲を失った時、NERVの方でダミープラグによる自動操縱に切り替えた。一方、日本重化学工業共同体、通産省、防衛庁が遠隔操作型のJA（ジェット・アローン）を作ったが、これも暴走し、葛城ミサトが入り込んで止めた。
円道祥之著「空想歴史読本」によると横山光輝の「鉄人28号」は太平洋戦争の平気として研究されたが実戦に間に合わなかったらしい。
遠隔操作の場合、ロボットが破壊されても操縱者の安全は何とか守られるが、戦うロボットの至近距離で操る必要があるのなら、やはり危険である。ロボット戦争の場合、操縱は戦場から遠く離れた場所で行われるだろう。
19:34:51～20:12～20:17～20:18

円道祥之著「空想歴史読本」によると横山光輝の「鉄人28号」は太平洋戦争の兵器として研究されたが実戦に間に合わなかったらしい。
〔午前11:35 · 2020年12月4日〕

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〔平成27年（西暦2015年）7月〕

参照
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１５年後のロボット、研究者に聞いてみたら…朝日新聞デジタル(2015年6月7日)