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【時代劇の時代設定】隠密八百八町~必殺シリーズ(文政)

2013年10月12日(土)
@kyojitsurekishi
【時代劇の時代設定】隠密八百八町:「隠密秘帖」の劇中の時代から35年経過した時代を描いた続編で、時代は1819年(文政2年)に移っている。「必殺仕事人」の中村主水は既にこの時期、裏稼業をしていた模様。
posted at 00:14:19

【時代劇の時代設定】必殺仕掛人:番宣では「文化・文政」とある。文化年間は1804~18年、文政年間は1818~30年。さいとう・たかを作画の劇画版「仕掛人藤枝梅安」では1798年(寛政10年)6月に小杉十五郎が木之内左衛門の名で松平定信の護衛に就任。
posted at 00:32:41

【時代劇の時代設定】必殺仕置人:前作「仕掛人」と同様、番宣では「文化・文政」としている。「新仕置人」もCD解説書等で「文化・文政」とあったと思うが「仕留人」が幕末で「仕置屋」が天保の設定であり「仕事人」は時代設定が化政・天保・幕末等に分散している。
posted at 00:47:51

【時代劇の時代設定】必殺仕掛人 - teacup.ブログ“AutoPage” 
【時代劇の時代設定】必殺仕置人 - teacup.ブログ“AutoPage”
posted at 00:54:40

【時代劇の時代設定】必殺仕事人V旋風編第7話:オランダ商館(の人)が中村主水を表彰したのが1819年1月なので文政2年と思われるが陽暦の1819年1月であれば陰暦では文政元年(1818年)末の可能性がある。
posted at 01:17:56

「必殺仕事人V旋風編」第7話は1819年の出来事だが、前の第6話では劇中で将軍が他界している。1819年当時の将軍・家斉は1837年に大御所となって1841年に没し、これは次作「風雲竜虎編」第2話で描かれている。第6話の将軍は家斉とは別人であろう。
在職中に他界した徳川将軍は3家光(1751)、4家綱(1680)、5綱吉(1709)、 6家宣(1712)7家継(1716)10家治(1786)12家慶(1853)13家定(1858)、 14家茂(1866)。9家重は1760年辞任、翌年没。
江戸時代の徳川家の将軍のうち、1家康、2秀忠、8吉宗、9家重、11家斉、 15慶喜は将軍を辞めてから生涯を閉じるまで時間差があった。9家重は隠居の翌年に没。一方、将軍だった期間より将軍を辞めてからの「余生」の方が長かったのは1家康と15慶喜だった。
必殺シリーズにおいて家慶没年の1853年は主水が糸井貢・大吉らと仕留人グループを結成した年で家定没年の1858年は安政の大獄の時期で主水は加代と再会し地獄組と闘っていた将軍が家茂から慶喜になった1866年は「ブラウン館」での裏稼業の時代。
posted at 01:22:50
posted at 01:30:59
posted at 01:41:35
posted at 06:40:33

「仕事人V旋風編」の時代設定上、第6話は例外として、第7話が1819年1月の出来事とすると第1話で主水と銀平・お玉が出会ったのは1818年(文政元年)だろう。第1話で主水は「8年程前に虎という元締が江戸の裏組織を仕切っていた」と銀平に述べていた。
posted at 01:51:59

もし中村主水が「仕事人V旋風編」で語った虎の元締が「新仕置人」の元締・虎であれば、1818年(文化15年→文政元年)から8年さかのぼって1810年(文化7年)ごろになる。これが文政の新仕置人(鉄・巳代松、正八、おてい)の活動した時代であろうか。
posted at 02:01:48

【時代劇の時代設定】必殺仕事人2009第5話:寺社奉行(「松平完発」のように見える名前)名義の立札に「文政四年二月十二日」とあり、「正閣寺大佛建立御取止め」を報じる瓦版は「文政四年二月十九日」付。文政4年は西暦1821年。
posted at 03:10:03

【時代劇の時代設定】必殺仕事人2009第11話:「近江の女狐」の人相書に「文政四年四月」とあり「四月」の下は「三日」のようだが、画像がはっきりしない。文政4年は西暦1821年。
posted at 03:13:27

【時代劇の時代設定】必殺仕事人2007 - teacup.ブログ
【時代劇の時代設定】必殺仕事人2009 - teacup.ブログ
posted at 03:20:44

【時代劇の時代設定】必殺!III裏か表か:冒頭の字幕に「文政三年四月八日未明南町奉行所」とある。文政3年は西暦1820年。主水・秀・加代・政・竜・壱・参のグループが闇の金融組織と激闘。竜と壱、参が殉職。
posted at 04:16:17

【時代劇の時代設定】勢ぞろい仕事人! 春雨じゃ、悪人退治 - teacup.ブログ“AutoPage”
posted at 04:23:15

【時代劇の時代設定】必殺仕事人V旋風編第7話 - teacup.ブログ
posted at 04:24:01

【時代劇の時代設定】浪花の華~緒方洪庵事件帳~:1829年(文政12年)の大坂が舞台。緒方洪庵(1810~1863)は1829年当時数え年20歳で1863年(文久3年)に数え年54歳で没した。果たして洪庵は晩年に南方仁と会ったのだろうか。
posted at 04:40:43

【時代劇の時代設定】咲くやこの花:文政12年(1829年)の江戸深川が舞台なので、大坂を舞台にした「浪花の華~緒方洪庵事件帳~」と同じ時代を扱っていることになる。
posted at 05:06:43

【時代劇の時代設定】浪花の華~緒方洪庵事件帳~ - teacup.ブログ
【時代劇の時代設定】咲くやこの花 - teacup.ブログ“AutoPage”
posted at 05:10:21

【時代劇の時代設定】酔いどれ小籐次留書:原作の時代設定を調べると文化・文政である可能性が高い。
posted at 05:53:16

【時代劇の時代設定】必殺商売人第4話:芦屋雁之助が河内山宗俊(~宗春、?~1823)を演じている。宗俊は切り餅4つで商売人に仕事を依頼した。
posted at 06:18:59

大岡忠光の没年1760年に葛飾北斎が誕生。32歳前後の北斎が「だましゑ歌麿」に登場した。必殺シリーズでは「春雨」で69~70歳の北斎が高橋景保の天文台で星空の下、絵を描いていた。90歳の北斎の最期が「からくり人富嶽百景」と「主水死す」で描かれた。
posted at 07:35:20

「春雨じゃ、悪人退治」では主水と千葉周作、滝沢馬琴、葛飾北斎が高橋景保の天文台に招かれていた。「必殺!主水死す」はシーボルト事件から約20年後、1849年の北斎死去で話が始まる。この映画で主水とお千代、権の四郎が20年振りに再会した。つまり、主水が千代、権の四郎と前に会ったのは1829年ごろ、シーボルト事件の前後で「春雨じゃ悪人退治」の主水が千葉周作、加代らと組んで高橋景保の仇を討った時だった。
posted at 08:37:28
posted at 08:41:37

必殺スペシャル「仕事人vsオール江戸警察」は鳥居耀蔵が南町奉行だった1841~44年の天保末期を扱っているが、ここで中村主水は奉行所勤続23年だった。計算すると「オール江戸警察」の主水が奉行所に勤め始めたのは1818~21年の間の文政初期になる。
posted at 08:51:07

必殺シリーズではシーボルト事件には黒幕がいて、主水の仕事の標的となった。鳴滝塾で学んだ高野長英は蛮社の獄で投獄され、長英脱獄後、主水が鳥居耀蔵を暗殺。最終的に主水は水野忠邦をも暗殺。長英の弟子だった糸井貢は黒船来航後に幕末の中村主水と組んだ。
posted at 09:23:22

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