令和3年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』では、平成生まれの俳優が初めて主役を演じる。
ここで歴代大河ドラマの主役の生まれた元号を調べてみた。
『花の生涯』…西暦1963年(昭和38年)
井伊直弼:尾上松緑
尾上松緑は1913年(大正2年)3月28日生まれ、1989年(平成元年)6月25日没。
『赤穂浪士』…西暦1964年(昭和39年)
大石内蔵助:長谷川一夫
長谷川一夫は1908年(明治41年)2月27日生まれ、1984年(昭和59年)4月6日没。
『太閤記』…西暦1965年(昭和40年)
豊臣秀吉:緒形拳
緒形拳は1937年(昭和12年)7月20日生まれ、2008年(平成20年)10月5日没。
つまり、NHK大河ドラマの主役で、昭和生まれの第1号は緒形拳であった。
その前の主役俳優は明治生まれと大正生まれだった。
「昭和」がいかに長かったか、よくわかる。
なお、主人公の少年・少女時代を演じた子役を含めると、平成生まれの大河主役はもっと前になる。
西暦1998年(平成10年)のNHK大河ドラマ『徳川慶喜』で主人公・慶喜を演じた本木雅弘は西暦1965年(昭和40年)生まれ、つまり昭和生まれだが、幼少期の慶喜を演じた若葉竜也は西暦1989年(平成元年)生まれ、つまり平成生まれであった。
平成10年という節目の時期に「平成生まれの子役」が大河に出演するようになったのは当然であろう。
濱田達臣(『龍馬伝』)は西暦2000年(平成12年)生まれ。
加藤清史郎(『天地人』)は西暦2001年(平成13年)生まれ。
#渋沢栄一は天保11年(西暦1840年)生まれで、昭和6年(1931年)に91歳で没。
昭和生まれが平成を経て令和の時代になったくらいで、「年齢の計算ができない」などと嘆いて、元号を「面倒」だと思うのは、日本人として根性が足りない。
0:29 - 2019年9月10日
ちなみに大河ドラマの主役を演じた俳優のうち、昭和生まれの第1号は緒形拳だったようだ。
吉沢亮、“平成生まれ初の大河主演”で話題 「青天を衝け」で渋沢栄一役 - エキサイトニュース
5:32 - 令和元年9月11日
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AmebaBlog>西暦2021年(令和3年)の大河ドラマは『青天を衝(つ)け』、渋沢栄一の物語
LivedoorBlog>令和3年の大河ドラマ『青天を衝け』、渋沢栄一(天保11年~昭和6年)を演じる吉沢亮が平成6年生まれ