新春浅草歌舞伎７日目の気まぐれ日記より

このところメディアへの露出がふえた愛之助さん。
1月分録画メモにも昨日追加したのですが、14日はNHKの
番組にご出演ですね～♪
●TV出演情報
「あさイチ」　プレミアムトーク
1月14日（金）8：15～9：55　NHK総合　
※情報はこちらとこちら

それからツイッターでファンの方に教えていただきました。
下記、舞台情報と新聞掲載情報です。
（いつもありがとうございます！）

●3月の舞台情報
「通し狂言　絵本合法衢」 国立劇場大劇場
2011年3月5日(土) ～ 2011年3月27日(日)
※情報はこちら
仁左衛門さんが二月につづき悪役で・・・。
早くも遠征自粛の決意がグラグラ～（苦笑）。

●新聞劇評情報
1月7日読売朝刊「文化」欄に歌舞伎記事がまとめて掲載。
（※中村富十郎さんを悼しむ、という渡辺保さんの寄稿も。）
その中で愛之助さんに関しては・・・
「亀治郎のお坊、愛之助の和尚が並ぶと個性の違いが明らか」
（「三人吉三」評より）
「沢市は地味が役だが、おとぎ話を聞かせるように朗らかに
演じているのがよい。七之助のお里ともども誠実な性根が伝
わってくる。」（「壺坂霊験記」評より）


そうこうしているうちに浅草の舞台も７日目。
デイリースポーツ1月8日付「気まぐれ日記」今年の掲載初めです。





「あけましておめでとうございます。新年はいかがお過ごしで
すか？」から始まります。
顔見世が終わった翌日から東京でのお稽古。新年は嵯峨にある
十三世のお宅に集まって、ご挨拶。元旦のうちに東京に舞い戻
り、2日には浅草の初日を無事迎えることができたとのこと。

「昨年は、年末に思いがけないお役を勤めさせていただきまし
たが、舞台は一人ではできないもので、多くのスタッフや周り
の方に支えられているのだと思いましたし、よりたくさんのお
客さまからの温かい拍手がうれしく、感謝の気持ちでいっぱい
でした。昨年末をそういった気持ちで締めくくれたことで、新
しい年もお客さまに楽しんでいただける舞台をお届けできるよ
うにと決意を新たにしました。」

（取材記事やインタビューでは目や耳にしていますが、こうし
て愛之助さんご本人の書かれたものを読むと、そうなんや～、
よかったよかった、とあらためてジ～ンとなります。）

その決意をもって初詣、のつもりがまだ行けてないそうです。
浅草に出演中は浅草寺に初詣をするはずが、今のところまだ外
出する余裕がなく楽屋とホテルを往復する日々だそう。

また、今年は歌舞伎以外の分野にも積極的に取り組みたい、と。
が、歌舞伎ファンの方から「歌舞伎以外はあまり・・・」とい
う声を伺います、とのこと。

（はい～。2～3年前だったか歌舞伎以外の出演が続いた時、正
直いって私もブログにそう書いた記憶があります。でも、今は
愛之助さんが折にふれ書いたり話したりされているのを知り、
気持ちがだんだん理解できるようになりました。）

「歌舞伎はもともと庶民の娯楽で、決して敷居の高いものでは
ないのですが、いつのまにか値段が高いとか難しい等というこ
とがいわれ、実はあまり見たことがないといわれることが多い
のが非常に残念です。だからこそ、こんな自分でも『へぇ、
歌舞伎やっているんだ、この人』と興味を持っていただけるの
であれば、そのきっかけとして映画や他の分野の舞台等、なん
でも挑戦したいと思うのです。」

（たしかに榎本武揚で歌舞伎ファンを増やしたひとですから。）

「歌舞伎という世界、片岡家という名門に入れていただき、僕
自身がしなければいけないのは、自分が教えていただいた芸を
次の世代に引き継ぐこと。そのために芸道に精進するのはもち
ろんですが、同時に次の世代の観客を育てることも必要です。
一人でも新たな歌舞伎ファンをつくるためにも、新たな挑戦を
続けたいと思います。」

（そこまで言うならやったんさい！ 笑　そして若いハートを
ガシッと鷲掴みにしてください～！！）

最後の結びはこうです。
「なにはともあれ、皆さまとともに今年も歩んでいきたいと思
いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。」



近頃とみに身辺がかまびすしくなってきて、雑念も入りがちだ
と思いますが、ご本人の気持ちさえしっかりしていれば、私た
ちも安心してついてゆけます～♪
遠征に行けなかったりして、とても熱心なファンとはいえない
私ですが、これからもマイペースで長いスパンにわたって応援
していきたいと思っています。
だから、今年もがんばってね～、愛ちゃん♪