先日は<近親相姦>のことを書いたばかりなのに、今回は<BL>・・・・・・
ボーイズラブのこと。
まさか自分のブログでこんな単語がポンポン飛び出すとは思わなかったワ(笑)。
雑誌「ダ・ヴィンチ」でも<このBL作品に芥川賞を獲らせたい!>なんていうタ
イムリーな特集企画をやっていて、三浦しをんさん、呉智英さん、新井祥さん、
山本文子さんらによる選考会や、BLマンガガイドなども掲載されていますね。
私がその世界(つまり、女性がよく読むコミックや小説でのその世界)を知らな
かっただけで、いまやトレンドなんだ~。ふうん。
それを狙ったのか、たまたまなのか。
大阪松竹座の十月花形歌舞伎「通し狂言 染模様恩愛御書 細川の男敵討」。
染模様~の読み方は「そめもようちゅうぎのごしゅいん ほそかわのかたきうち」。
「Top Stage Vol.38」の市川染五郎さんと片岡愛之助さんの対談によれば、作品
の構想は5年位前からあったそう。
初演のタイトルが「蔦模様血染御書」だったのを、染五郎さんの提案で主演二人の
名前から「染」と「愛」を盛り込んだタイトルになったらしい。
で、ボーイズラブ。歌舞伎風に言うと、衆道(しゅうどう)。男色。
漢字で書くと、ずいぶんものものしいカンジですこと。
作品上では、大川友右衛門(染五郎さん)が若衆姿の印南数馬(愛之助さん)を
見染めて、二人は衆道の契りを結ぶことになるわけですが。
でも「この芝居のベースはあくまでも敵討ちの物語」と染五郎さんが語っている
ように、あらすじを読む限りでは衆道に終始しているわけではなく、数馬の父親
の敵討ちの話があって、そこから意外な展開を経て落としどころは別に用意され
ているようですねー。最大の見せ場は大火事だし。
とにかくあらすじを読むだけでも、激しそうな内容だけは伝わってきます。
(詳しくは大阪松竹座のサイトで!)
いま女性たちの間でBLが受けている理由を「やっぱり美しさにあると思うんです」
とは染五郎さんの言葉。期待させてくれますねー。
見るほうとしては私、男でも女でもどっちでもいいですから(笑)。
とにかく美しければ。
こっち側の世界を忘れさせてくれるほど激しい世界につれていってもらえるなら、
陶然とするような美しい世界を見せつけてくれるなら、私、芝居を信じます♪
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のは当然だから、いつも見ている風景ではあるんだけど(笑)。
現代劇のゲイも見慣れてるんだけど。
時代劇で見た目が男同士っていうのは、やっぱり印象が
違うのかな~と妄想中。染様と愛之助様なら・・・♪
いいんです、私も。美しければ(笑)。
友人の中にも、PC開いちゃ、それ系の読み物を
読んで喜んでるのがいます。・・・私はそこまで
詳しくも興味も無いけど・・・私も、男でも女でもなんでもいいです。
美しければ・・・。
染様と愛之助さまなら・・・・楽しみですっ!
もちろんそれ系以外の話も楽しみ・・・♪