愛之助さんの写真集と握手チケット。

表紙の写真ではなく、裏表紙にしてみました（笑）。
愛之助さんの初写真集。
「歌舞伎を見たことのない人のきっかけになるなら。そのためなら何でも
したいんです」と、ここで語っていましたが、その中身は・・・。



いわゆる舞台写真的なキメキメではなく、記念誌的な意味合いを持つもの
でもなく、2008年の11、12月前後、36歳の「そのとき」を切り取った
もの。
旬な役者さんを周りの空気ごと保存したような内容になっています。

写真は動きのあるものが多く、あえてブレブレの画像もいっぱい。
アングル的には肩や背中を撮ったものが20点以上。
（揚幕から半分出かかっている後ろ姿なんて珍しすぎるよね。笑）
お仕事中もあれば、道頓堀や御堂筋や鴨川の風景に溶け込んでいるものも。
いつも忙しくて休日なし記録更新中の愛之助さんらしい、すご～く「動」
を感じる写真集。ときおり混じっている静の瞬間。
変化に富んでいて、新鮮で、他にはちょっとない。
ウツクシ～、男前やわ～以外に、ヒョエ～な感じのもあって楽しいです。

インタビューとか100の質問とか、文字の部分も楽しめます。
インタビュー中、私が特にうれしかったのは、浪花花形歌舞伎で団七を演
じた時の千穐楽カーテンコールについて、ご本人の素直な気持ちを語って
いる箇所。今までずっとたまっていたものがとれた気がする。
そんなデトックス作用もある写真集！（笑）
そうそう。
海老蔵さんが愛之助さんを撮影した写真もあるので、海老蔵さんファンも
必見ですよ！（と、売り込んでみました。笑。）


実はこれ、ネット予約がキャンセルできるかも・・・とそっと囁いてくだ
さった方があり（笑）、出版社の発送直前だったのですが、きちんと事情
を説明して申し出てみました。そしたら、ナントできちゃったんです。
（ありがとうございました！）
なので、私が買ったのは松竹座で申し込んだサイン入りのほう。
でも、写真集を引き換えに行ったのはイベントもとっくに終わった月曜日。
握手チケットだけが手元に残ったままだったのですが。

昨日。
出版社の方からお電話を頂き、28日にも握手会があるからとのお話が。
本来は14日以降に申し込んだ人のための握手会のようですが、前回の握手
チケットを手元に持っている人にも参加権利があるそうなんです。
もう１冊買わなくても（笑）。
大事な楳茂都流家元披露舞踊公演の前日。
そんなわけで私、勇気をふりしぼって楳茂都扇性せんせいと握手しに行っ
ちゃうかもです～♪